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2023/12/28
大今里
みなさん、ピーターパン症候群ってご存知でしょうか?色々な病気や症例がわかってきた現代において、改めて注目されているのがピーターパン症候群といわれるものです!
聞いたことがある方も、初めて聞いた方にもわかりやすいように、今回はピーターパン症候群についてご紹介していきたいと思います。
ピーターパンといえば、あの有名なお話に登場する主人公の名前ですよね!そんな子供の頃から知っているお話の登場人物の名前がついているピーターパン症候群という病気は一体どのようなものなのでしょうか?
ピーターパンという馴染のある名前が用いられているピーターパン症候群ですが、ではその由来や起源はわかっているのでしょうか?
ピーターパン症候群は1983年にアメリカ合衆国の心理学者であるダン・カイリーにという人物によって提唱されたパーソナリティー障害です。
ダン・カイリーはアメリカ合衆国の心理学者であり、自身の著書である「ピーターパン症候群」において、ピーターパン症候群について誰でも持っている問題の一種である、と提唱しています。
そのためピーターパン症候群は心理学や精神医学的に正式に使用されている用語ではなく、アメリカ精神医学会が出版している「精神疾患診断統計マニュアル」にはその記載はありません。
1980年代にアメリカから提唱されたことがわかったピーターパン症候群。では具体的にピーターパン症候群の特徴といったらはどのようなものなのでしょうか?
まずピーターパン症候群の特徴のひとつとしては「言動が子供っぽい」という点があげられます。
そのため精神的・社会的・性的な面から言って問題を引き起こしてしまうことが多いようです。また過去の事例のほとんどは男性であり、ゆえにピーターパン症候群は男性にのみ訪れる症状であるといわれています。
またピーターパン症候群の特徴のもうひとつは、「ナルシスト的傾向」があるという点です。
これはピーターパン症候群が大人になりきれず、人間的に未熟であるために、その行動や思考がどこか自己中心的であったり、無責任であったり、反抗的であったり、依存的であったりといった傾向がみられるようです。
さらにピーターパン症候群であるとみられる男性は、年齢的には大人であるにもかかわらずその内面は「少年」であるために、どこかで母親に甘えたいという母親の必要性を演じる要素もあるとされています。
そのため、同じ年代の女性との交流に対して苦手意識があり、理想の女性像に自分の母親の存在をあげる傾向があるようです。
ピーターパン症候群は大人になりきれない男性に用いられる用語であることがわかってきましたね!
ですが「子供のままでいた」と思ったことがある人は少なくないのではないでしょうか。ではその中でピーターパン症候群になる人には、どのような原因があるのでしょうか?
ピーターパン症候群になる大きな原因の一つは、「育った環境」であると言われています。
金銭的に貧乏な家から、気品のあるお坊ちゃまや、箱入り娘のような子供は育ちませんよね。同じようにピーターパン症候群においては、愛情のある環境で育てられていたかどうか、愛情に飢えた子供時代ではなかったかどうかが、大きく関係しているとみられています。
また子供は一人で大きくなることはできませんよね。その中でも男の子は、父親や同姓の兄弟がいる場合はその導きによって、道は大きく分かれるのです。
導き手である父親や、男兄弟、また兄貴分的存在がうまく機能していない場合、その男の子の性格は粗暴だったり不安定な精神状態になりがちです。
さらに体格的なコンプレックスからいじめの対象になった経験なども、トラウマとなって家族や周囲から孤立していく原因になることもあるでしょう。
やはり子供が育つ環境において切り離すことができないのが、親の存在ですよね。その両親のうちどちらか、もしくは両親ともに欠陥があったとしても、二人が互いにその欠点を打ち消しあい、サポートし合えていれば問題はありません。
ですが、そのユニットがうまく機能していない場合は、どちらかの欠点によって子供に影響が及ぶこともあるでしょう。
たとえば厳しい父親の言動を、母親がうまくクッションとして機能してあげられていなければ、その刃は直接子供に行ってしまいます。するとその子供はどこにも逃げ場がなく、引きこもりなどのより重篤な状態を引き起こしかねないのです。
家庭が安心できる環境でなく、また自分の容姿にも自信がない場合、その一つ一つがコンプレックスとなっていきます。
コンプレックスの一つ一つは小さくても、積み重なればそれは大きな塊のようになってしまうでしょう。そうなるとだんだんそれは外面へと現れていき、ますますコンプレックスとなり、強固な劣等感や、誰にも相談できない孤独感へとつながっていくのです。
なんといっても子供が成長するのに大きく影響していくのが、両親です。その両親が不仲であった場合、子供にとって安心できる場所であるはずの家庭が、緊張していなければならない場所となってしまいます。
そうなると子供は素直な感情を出すことができず、その感情の処理方法も子供の時に学ぶことができません。
すると大人になった今も感情のやりばを知らないままといった、精神的な成長を阻まれた状態になってしまうのです。
様々な要因によってなりうるピーターパン症候群ですが、では実際に自分が当てはまるかもと感じたときにはどうしたらいいのでしょうか?
ここからはその治療方法はあるのかどうかについて調べていきましょう。
ピーターパン症候群の治療において何よりも大切なのは、まず「自分がピーターパン症候群である」と認めることのようです!
やはり自覚し、認めなければ、その対策があっても素直に行動していくことは難しいでしょう。そのため自分を見つめなおし、気づくことが何よりも大切であるといえます。
そしてピーターパン症候群を治していきたいと思ったら、一番効果的なのはズバリ「自立」です!
これは精神的にも社会的にもという意味が含まれます。一見、一人暮らしをすれば「自立」と思ってしまいそうですが、それだけでは精神的には「自立」できたかはわかりません。
ここで大切なのは他人に頼らずに、自分で自分をコントロールしていけるという「精神的な自立」が重要なのです。
そしてピーターパン症候群の治療に効果的だと考えられる二つ目は、「他人のことを考える」ということです。
要はピーターパン症候群は物事を自分中心にしか考えられない「ガキ」であるともいえます。そのためその有効的な対策として、相手の立場にたって考えてみたり、相手の気持ちを考えることで、気づけば精神的に成長しているということが大切なのです。
ピーターパン症候群について理解が深まってきましたね。では実際、芸能人でピーターパン症候群の人はいるのでしょうか?
ピーターパン症候群ではないかと言われる芸能人の一人目が、さかなクンです。
さかなクンは1975年8月6日生まれで、東京海洋大学名誉博士にもなるほどの博識ですが、たびたび発せられる子供っぽい発言からピーターパン症候群が疑われるようになったようです。
次にピーターパン症候群を疑われている芸能人は、香取慎吾さんです。
香取慎吾さんといえば、国民的アイドルグループのSMAPのメンバーとしてお茶の間でも大人気でしたが、子供っぽい言動や好奇心が旺盛な点から、ピーターパン症候群を疑う声もあるようです。
そしてピーターパン症候群を疑われる芸能人の三人目が、所ジョージさんです。
所ジョージさんもとても博識で有名ですが、それと同じくらい世田谷ベースという大人の遊び場をお持ちなことも知られています。そんないつまでも遊び心をもった自由奔放な性格である上に、こだわりも強いという点から、ピーターパン症候群だと言われているようです。
ここまでピーターパン症候群は男性特有であるとお伝えしてきました。ですが男性に多くみられていただけであり、その症状は女性にも当てはまることももちろんあるのです。
芸能人でいったら遠野なぎこさんが「もしかしてピーターパン症候群では?」と言われています。遠野なぎこさんは子役としてデビューされ人気を集めましたがが、多忙と実母との確執によってその青春時代は悩み多かったそうです。
そのため不安定な印象をテレビをみて思われる方も多く、女性ですがピーターパン症候群を疑われることになったようです。
知れば知るほど誰にでもなりうる可能性があるような気がするピーターパン症候群ですが、自分がピーターパン症候群かどうか調べてみたくなりませんか?
それではここからピーターパン症候群をセルフ診断してみましょう!
ピーターパン症候群の人の特徴のひとつに「見栄を張る」ということがあるようです。
自分のことを大きく見せ、できないことをできると言ってみせたりすることはピーターパン症候群の特徴のひとつなのです。
プライドが高く、自分をよく見せるために見栄を張ってしまう傾向のある人は、ピーターパン症候群に当てはまるかもしれません。
またピーターパン症候群の人は、物事を冷静に考えたり、「これをやったらどうなるか?」と先を見通して行動することが苦手なようです。
そのため、何でも大丈夫と済ませてしまう楽天主義な傾向があるようです。
そしてピーターパン症候群の人には、大きなことでも小さなことでもすぐ「嘘をつく」という傾向があるようです。
子供の頃に嘘をついてしまったことがある人はいますよね?それには「目立ちたい」「注目されたい」という欲求もあったでしょう。
そのため大人になっても誰かのためではなく、自分のために嘘をついてしまう人はもしかしたらピーターパン症候群かもしれません。
ピーターパン症候群といえば「大人になりきれない大人」ですよね。だとすれば、子供の特徴のひとつである「寂しがり屋」はピーターパン症候群としての特徴の一つかもしれません。
もちろん人は一人では生きていけませんし、ピーターパン症候群であっても寂しがり屋でない人もいます。
ですが、あまりにも寂しい、孤独だと感じ、たとえばSNSなどで構ってほしい行動などを繰り返してしまうのは、ピーターパン症候群ゆえの行動かもしれません。
そしてピーターパン症候群の最もわかりやすい特徴は「怒りやすい」ことかもしれません。ピーターパン症候群は物事に関して我慢ができず、精神的に子供のままであると言えます。
ということは大人のように「感情のコントロール」ができないのです。そのため他人を「許せるか許せないか」や、物事を「我慢できるか我慢できないか」はピーターパン症候群の大きなポイントかもしれません。
最近のあおり運転など、大人なのに信じられない行動をニュースで見ることも多くなってきました。もしかしたらそれもピーターパン症候群からきているのかもしれません!
可能性は誰にでもあるピーターパン症候群。少しでも「あれ?」と感じたら、ぜひまずセルフ診断をしてみて、早めに治療を開始することをおススメします!
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