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叶和貴子はリウマチで闘病中?父の死など困難を乗り越えた現在とは?

叶和貴子さんは女優やピンクレディのバックコーラスなどを務めてきました。実業家と婚約し幸せな生活を送っていましたが、3年で離婚し、その後リウマチを発病するなど様々な困難が降りかかってきました。今回は、困難を乗り越え復活された現在の叶和貴子さんについて紹介します。

名女優!叶和貴子

和服の似合う美人女優として数々の時代劇やドラマに出演している叶和貴子さん。
過去にはピンクレディーや郷ひろみなどといった名だたるアーティストのバックコーラスも努めています。

ヌード写真集を出したり、私生活では様々な男性と噂になるなど何かと話題の女性でしたが、1997年には病気で芸能活動を休止しています。

そんな彼女の現在や気になる病気のことについてなどまとめてみました。

叶和貴子のプロフィールをご紹介!

  • 本名(ふりがな/愛称):高松和貴子(たかまつわきこ/和貴子ちゃん)
  • 所属事務所:アキヤマ・オフィス 
  • 生年月日:1956年4月23日
  • 現在年齢:63歳
  • 出身地:北海道函館市
  • 血液型:B型
  • 身長:155cm
  • 体重:非公表
  • 活動内容:女優
  • 所属グループ:なし
  • 家族構成:父、母

 

 

叶和貴子の経歴とは

中学・高校時代は地元北海道で女子80mハードルで北海道記録を出している意外とアクティブな面を持ち合わせている叶和貴子さん。
1977年に桐朋学園短期大学音楽科を卒業したのち、ピンクレディーや郷ひろみのバックコーラスを努めます。

女優に転身したのは1980年。
和服の似合う美人女優を探していたという演出家の久世光彦さんから声がかかり、源氏物語の紫の上役でデビューしました。

紫の上役を演じたことが人気を呼び、数々の時代劇や『必殺仕事人』『水戸黄門』『江戸川乱歩シリーズ』などといった人気テレビドラマシリーズに出演しています。

ピンクレディや郷ひろみのバックコーラスを担当した叶和貴子

叶和貴子さんは、音大時代の先輩の声かけでピンクレディーや郷ひろみのバックコーラスを努めます。

子供の頃から歌手に憧れていたそうで、女優転身後も歌手としての活動も続けています。
今までに6枚のシングルを出しており、2016年にはアルバムも発売しています。

ヌード写真集を発売した叶和貴子

1982年に『天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』というドラマでヌードを披露した叶和貴子さん。
さらにその年には「叶和貴子」というタイトルでヌード写真集も発売しています。

艶やかな着物姿の妖艶なヌードは当時話題となり、2年後には「艶・叶和貴子」という写真集も発売されています。
現在ではもちろん廃盤になっていますが、Amazonなどで中古品を手に入れることは可能です。

叶和貴子はリウマチを発症?現在も闘病中?

ドラマにCMにと大人気だった叶和貴子さんを悲劇が襲います。
風邪を引いたのかなと思いつつも無理をしながら芝居の稽古をしていた叶和貴子さんの身体に、骨が痛み背中が冷えるといった異変が訪れるようになります。

1991年頃にリウマチが発症した叶和貴子

叶和貴子さんの身体に異変が訪れたのは1991年。
ちょうど元旦那さんと離婚した直後のことでした。

稽古中に具合が悪くなり、ひどい風邪を引いてしまったのかと思い病院に行ったところリウマチと判断されました。
ちょうど正月公演の舞台稽古の最中で朝方までセリフを覚えなければならないという非常に多忙な時期だったそうです。

関節リウマチとは

関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されることで腫れや激しい痛みを伴う病気です。
じっとしていても痛みが生じ、発熱や食欲減退、疲れやすくなるなどの特徴もあります。
放っておくと関節は破壊され変形してしまい、動かなくなってしまう恐ろしい病気です。

病気が悪化し芸能活動を休止した叶和貴子

身体中の痛みに耐えながらも女優業を続けていた叶和貴子さん。
発症から2年以上、仕事を優先させて治療を疎かにしていました。
手がこわばったり、肩や関節が痛くなったりした時も市販の鎮痛剤を飲みごまかしていたそうです。

医者からも「女優はやめられないですか?」と言われるほど病状が悪化していき、ある日指が動かせなくなり今まで持てていたものですら持てなくなってしまいます。
舞台にも支障をきたしてしまうためそこでようやく闘病生活を始めますが、投薬治療は辛いものだったそうです。

その後も症状は「歩行が困難になる」「口が開けられない」など悪化していき、薬がどんどん効かなくなっていきました。
名古屋で行われた公演で舞台上ではどこかに捕まることでやっと立っていられたり、幕が降り楽屋に戻ると倒れこむといった状態になったため1997年に芸能活動を休止を決意します。

リウマチ闘病中に父が倒れた叶和貴子

叶和貴子さんが正式にリウマチと診断された1993年に、叶和貴子さんの父親が脳梗塞と心筋梗塞で倒れます。

叶和貴子さんは毎日父親の病棟を訪れては、ほとんど意識のない父親の手を握り励まし続けていたそうです。

自身の闘病生活と父親の病気が叶和貴子さんのリウマチを悪化させる原因の1つだと言われています。
リウマチはストレスが悪化させる要因になるようで、父親が亡くなった後叶和貴子さんの病状はさらに悪くなっていきます。

2000年に活動再開を果たした叶和貴子

リウマチに悩まされ時には寝たきりになるなど、辛い闘病生活を過ごした叶和貴子さん。
自分だけがと悲しんでいる場合ではないと自分なりに必死で痛みと共存していくことを決めます。

父親の死という悲しみもなんとか乗り越えて、心と身体が落ち着いてくるともう一度仕事をしたいという意欲が湧いてきたそうです。
そうして2000年に芸能界へと復帰します。

活動再開後は健康系の仕事に携わっている叶和貴子

2000年に芸能活動を再開した叶和貴子さんはラジオやナレーションなどの仕事を中心に活躍しています。
舞台に復帰するにはまだ治りきっていないリウマチの症状があり難しいため、声を使うお仕事をしようと考えたそうです。

そんな自身の体験を元に今では健康系について講演会を開いたり、ラジオ番組でトークをしたりしています。
自分と同じように辛さを抱えているリウマチ患者さんの心を少しでも和らげるために、日本リウマチ友の会の会員になるなど積極的に活動しています。

現在は人生哲学についての講演会を行っている叶和貴子

長年なかなか周りにはわかってもらえず辛い闘病生活を過ごした叶和貴子さん。
父親の看病や死も乗り越えてきました。

そんな叶和貴子さんは現在、自身の辛い体験を元に人生哲学についての講演会を行なっています。
同じ病気や苦しみに悩んでいる人に少しでも希望や勇気を与えることが、今の自分にできることではないかと思ったと語っていました。

叶和貴子は結婚している?子供はいるの?

その美しさからか私生活ではプロ野球選手や医師、俳優などと噂になり恋多き女とも言われていた叶和貴子さん。
そんな彼女ですので、男性が放っておかないのではと言われていました。

ライブハウス経営の実業家と結婚した叶和貴子

叶和貴子さんが結婚相手に選んだのは六本木でライブハウス経営をしている白浜雅昭さん。

2人の出会いは叶和貴子さんのデビュー以前の1979年。
当時は叶和貴子さんがライブハウスに行く程度の付き合いで、白浜雅昭さんの妹分のような存在だったそうです。

1986年ごろに白浜雅昭さんが何気なく言った「お互い40歳と30歳、今年、縁談がなければ結婚しようか」という言葉に心惹かれた叶和貴子さんは白浜雅昭さんとの結婚を意識するようになったそうです。

1987年2月に白浜雅昭さんから大真面目なプロポーズを受けたという叶和貴子さんは、翌月のライブハウスで行われた10周年記念のパーティーで「恋人宣言」をデュエットし、結婚へと踏み切ります。

二人の結婚に対して叶和貴子の母親は不安を抱いていた?

しかし叶和貴子さんの母親はこの結婚に不安を抱えており、2人の結婚に協力的ではなかったようです。

叶和貴子さんの母親は離婚を経験しており、女手一つで叶和貴子さんを育てたため、ライブハウスの経営状況や結婚により叶和貴子さんの収入が減少するのではないかと心配していたそうです。

結婚して3年で離婚した叶和貴子

そんな不安が的中したかのように1991年2月に二人は離婚してしまいます。

ライブハウス経営で連日のように朝帰りの多かった白浜雅昭さんとドラマの仕事で早朝出勤や地方のロケで家を空けることの多い叶和貴子さん。
2人はすれ違うことが多く、度々夫婦喧嘩をしていたそうです。

白浜雅昭さんは「自由奔放に生きてきたボクにとって彼女の束縛はしんどかった」と話しており、叶和貴子さんは「2人の時間を持てなかった」と話していました。

二人の間に子供はいる?

仕事の忙しさもあってか2人の間に子供を授かることはありませんでした。

叶和貴子さんは現在も「結婚はもうしない、自分の身体のことでいっぱいいっぱい」と語っており、お子さんはおらず再婚もしておりません。

叶和貴子の登場作品!

デビュー作品の光源氏を始め、数々の作品に名を残した叶和貴子さん。
そんな彼女の有名な作品をまとめてみました。

数々の有名ドラマに出演

当時の子供達に大人気だった特撮テレビ番組「宇宙刑事ギャバン」でミミー役を努めました。

この作品は現在でも語り継がれており、2012年には「宇宙刑事ギャバンメモリアル 30年目の再会」というメモリアルDVDも発売しています。

1982年に放送されたテレビドラマ無影燈。
先ほどの特撮番組と変わり、叶和貴子さんの妖艶な美しさが光ってます。

1977年から1994年まで土曜ワイド劇場で放映された江戸川乱歩シリーズ。
入浴シーンや謎解きが人気のシリーズで叶和貴子さんはこのシリーズの中の3作品に出演しています。

この作品の中で大胆にもヌードを披露し、のちにヌード写真集を出版するきっかけにもなっています。

CMにも出演!

現在でも販売されている有名なお酒である黄桜のCMに抜擢されています。
黄桜シリーズの数パターンのCMに登場しており、叶和貴子さんの女優としての作品をみたことがない人でも、CMで知っているという出来事もあったそうです。

有名な化粧品メーカーである資生堂のCMにも出演しています。
叶和貴子さんが和服姿で凛と佇む姿がとても印象的で美しいです。

歌の実力も!

元々は音大を卒業し、歌手として芸能界に入った叶和貴子さん。

その歌の実力は確かなもので伸びやかで艶のある歌声をしています。

五木ひろしさんと披露したデュエット曲です。

叶和貴子さんはこの頃には和服美人というイメージが世間に知れ渡っていたこともあってか、五木ひろしさんの奥さんと勘違いされることも多かったそうです。
五木ひろしさんの奥さんは和由布子さんですが、こちらも和服の似合う美人です。

叶和貴子は現在も闘病中

現在もリウマチという辛い病気と闘っている叶和貴子さん。
元旦那とのすれ違いだらけだった結婚生活や離婚、父親の死など辛いことも経験し、その体験を生かして声の仕事で活躍しています。

これからの叶和貴子さんの活躍に注目していきたいと思います。

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