2016/08/24
h-tam
空振りを恐れず
ヘルメットが吹っ飛ぶほどの強烈なスイング。
このスイングに、ファンは熱狂しました。
長嶋 茂雄(長島 茂雄[1]、ながしま しげお、1936年2月20日 - )は、千葉県印旛郡臼井町(現:佐倉市)出身の元プロ野球選手(内野手)・プロ野球監督。
闘志溢れるプレイと無類の勝負強さで巨人の4番打者として活躍し続けた。「ON砲」として並び称された王貞治とともに巨人のV9に大きく貢献し、国民的人気を誇った。2001年より株式会社よみうり(現:株式会社読売巨人軍)専務取締役、巨人軍終身名誉監督。2013年、国民栄誉賞を受賞した。
日本プロ野球を代表する強打者にして、名サード。
「長嶋茂雄のプレーを見て育った」「長嶋茂雄にあこがれていた」と数多くの名選手たちが語るほどの存在です。
愛称は「ミスタープロ野球」、「ミスタージャイアンツ」、「ミスター」、「燃える男」など多数あり。自身の性格について長嶋は「セッカチですが、物事を放り出すことはありません[2]。投げ出さずに一歩ずつコツコツ物事を続けるのは、習い性になっています[2]。毎日少しでも物事を積み上げ、最後まであきらめない[2]。」と述べている。
この考え方は、のちの選手、監督としてのスタイルで結実します。
名言のひとつひとつにも、それがにじみ出ています。
立教大学監督の砂押邦信から教えられたMLB流の「個性の重視」、「お客さんに評価される自分の野球のスタイルを自分でつくること」という考え方に影響を受ける。野球人生を通じて、周りの人を喜ばせ、自分をどう表現するかを常に考え続けた。[70]
会話における語法も独特のもので、現役時代には既に一つのセンテンスの中で主語と述語が何度も繰り返され話の切れ目がないような話し方であり、取材記者の間では「長嶋話法」とも呼ばれていた。監督時代には「うーん」「ええ」「いわゆる」「ひとつの」などを多用し、間を空けるようになる。1981年に大友康平に語ったところによると「ついうっかり発言していろんな人を傷つけちゃいけない、誤解を与えちゃいけないと、言葉を選んでいたらあんな風な話し方になった」[73]。
他人に気をつかうあまり、あの「長嶋語」が誕生したというわけです。
裏を返せば、長嶋茂雄さんは気配りの人ということです。
日本語と英語が不自然に混じった、あるいは英語にしなくてもいい部分まで英語にしてしまう「ミスターイングリッシュ」も有名(例:「失敗は成功のマザー」、鯖のことを「さかなへんにブルー」[74])。一説によれば、結婚後に家庭内で英語で会話していたからこのような話し方になったという[75]。
あとで触れる珍言集で、このテイストはいかんなく発揮されます。
長嶋茂雄さんといえば、どこまで本当かよくわからない伝説級のエピソードだらけ。
本が何冊かできそうなボリュームのため、独断と偏見で抜粋します。
セコムしてますか?
ケガするということを、一切考慮していなかったのでしょうか?
長嶋茂雄誘拐計画を立てたグループが、長嶋のいつもの帰宅ルートで襲撃の準備→なぜか、その日に限ってその道を通らない!→直球を打ち損じたから、脇道を通らずに真っ直ぐ進もう→後日、犯行グループは逮捕された。。。
誘拐犯も長嶋茂雄の感性に出し抜かれましたとさ・・。
・・・・・。
「野良犬」。
タクシー乗り場と駐車場を間違えて、タクシーの後ろに自家用車を停めたのみならず、そのことを忘れてタクシーで帰宅。
警察から電話があって「お宅の車を盗んでタクシー乗り場に乗り捨てた者がいるようですが」と言われてもまだ思い出さず、ガレージを見に行って「ありません、確かに盗まれてます!」
長嶋茂雄さんといえば、ポジティブな名言や格言を数多く残しています。
これを読めば、明日の活力となることでしょう。
スランプなんて気の迷い。ふだんやるべきことを精一杯やって、土台さえしっかりしていれば、スランプなんてありえない。ぼくはいつも、「オレは絶対打てる」という気持ちでボックスに立っていますよ。
名言の中でも、この名言はいちばん長嶋茂雄さんの個性がにじみ出ています。
ここぞというチャンスでよく打った秘訣は、ここにあります。
長嶋茂雄さんの1年目は、選手時代、監督時代を通じて最悪の滑り出しでした。
どん底を味わった人間だけが言える名言です。
スーパースターとはどういう存在かを一言で表現した名言。
シンプルイズベスト。
野球の本質をズバリ一言で言った名言。
よけいなことを考えず、目の前のことに集中しろという意味でしょうか。
監督1年目、最下位に沈む
最終戦で、公式戦のふがいなさをファンにわびる長嶋茂雄監督。
右は、関根潤三ヘッドコーチでしょうか?
やはり、長嶋茂雄も人の子。
いろいろ目に見えない苦労が多いのでしょう。
数ある名言の中で、珍しくネガティブな一言です。
「念ずれば花開く」と通じる部分のある名言です。
なにか一つのことに脇目も振らずに打ち込める時期を持てる人は幸せかもしれない。今の若い人達はのめりこめるものを見失っている。不幸な時代だとは思うけども、時代のせいにするのはどうかな。
「君たちは何かに打ち込んできたか?」と問いかけているかのような名言。
時代のせいにするのはどうかなという箇所が、胸を打ちます。
「野球は筋書きのないドラマだ」という名言もありますが、これは、野球を人生にたとえた名言。
退陣の記者会見に臨む長嶋茂雄監督
それから14年にわたる浪人生活に入ります。
少なくとも、セオリー通りの安全な道ばかり歩いていては、生きがいなんか生まれませんよ。ときには冒険も必要です。周囲の批判を恐れず、「俺はできるんだ」とやり抜く – それが男のロマンでしょう。
どのような人生でも、決断に迫られるときがくるでしょう。
そういった場面で、重みを持つ名言です。
ベストを尽くした人間だけが言える最高の名言。
「君はベストを尽くしているか?」と問いかけられているかのようです。
長嶋茂雄さんといえば、やはり珍言の宝庫です。
日本語と英語を見事に調和させた表現は、芸術の域。
ある意味で名言かもしれません。
もはや神話になった感のある抱腹絶倒の珍言をご賞味あれ。
なお、珍言も独断と偏見で、抜粋しましたのでご了承ください。
あまりにも有名ですね。
一般的な「Give up」=長嶋茂雄流「Never Give up」
一般的な「Never Give up」=長嶋茂雄流「Give up」。
東京は、むかしは「江戸」でしたから。
当たり前ですな。
長嶋茂雄式の足し算だと、7+4=10でしょうか?
いかがでしたでしょうか、長嶋茂雄さんの名言・珍言の数々は?
ほかの人が言っても相手にされないでしょうが、長嶋茂雄さんを通して表現されるからこそ、名言・珍言が光を放つのです。
「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんの名言・珍言はほかにもありますが、別の機会にご紹介できれば幸いです。
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