木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
引っ越しおばさんが隣人に対して嫌がらせを始めたのは、朝6時に布団を叩いていた所を隣人に注意されたのがきっかけです。その報復で2002年~2005年の間、引っ越しおばさんは1日中、音楽を大音量で流し続けたり、車のクラクションを慣らしたりと、隣人に対し意図的に音を使った嫌がらせをしていました。
そして隣人がマスコミに対し情報提供。引越しおばさんはワイドショーでネタにされ、一般に認知されることとなりました。以降も訪れたマスコミを鬼のような形相で吠え続る態度などがたびたび放送されています。しかし警察が来ると引っ越しおばさんは迷惑行動をやめるため、長い間、逮捕にも至らない状況でした。
引っ越しおばさんの逮捕の決め手となったのは隣人が隣人の主婦は騒音により不眠や頭痛で一ヶ月の治療が必要と診断されたことで、「傷害罪」が適応されたことでした。
実はこの事件の始まりは1996年から。元々隣人と騒音おばさんは数年前にトラブルで揉めており、折り合いは良くありませんでした。そしてある日を境に引っ越しおばさんは24時間365日、大音量で音楽を流すようになり、隣人の安寧を妨害。この時に一度訴えられていて、騒音おばさんは賠償金60万円を支払っています。
しかしその後も引っ越しおばさんの嫌がらせは止むことはなく、被害者宅の玄関を蹴っている姿が監視カメラに映っていたこともありました。この時も引っ越しおばさんは器物損壊の容疑で逮捕されています。結局、奈良騒音障害事件に決着がつくまで、静かだったのはこの逮捕留置期間のみだったと言われています。
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引っ越しおばさんは傷害罪で逮捕されることとなり、裁判を受けました。隣人に苦痛を与えたことのみならずに、マスコミやネット(*後述)で広く認知されてしまったため、引っ越しおばさんが住む奈良県生駒郡平群町のイメージを下げたとされ検察側に起訴される形に。しかし騒音おばさん側は「音を流しただけ」と無罪を主張しました。
裁判は2年もの間に渡り、高等裁判所まで争われる形となりました。しかし最終的に過去に逮捕訴訟を起こされているのに反省の様子が無いことと、引っ越しおばさんは意図的にこれらの嫌がらせを行っていたことから、高等裁判所で懲役1年8ヶ月を言い渡されます。最高裁への上告は棄却となり、そのまま刑が確定しました。
また引っ越しおばさんは隣人から民事訴訟を起こされていて、2006年に200万円の賠償が確定しています。全面敗訴と言っていいでしょう。
奈良騒音傷害事件は悪質でこそあれど、凄惨とは程遠い、犯罪史の中では小さな出来事でした。
しかし余りに引っ越しおばさんのインパクトが強かったために、実刑判決確定後にはasahi.comでは様々な事象を差し置いてアクセス数週間1位に。英字新聞でも報道され、「Mrs.Noisy」と相応おばさんは呼ばれることに。ネットでも逮捕時の「引っ越しおばさん」のキーワードの週間ランキングの1位になるなど、とにかく関心が高かったことで知られています。
平群町も「騒音おばさんの街」の汚名を返上するべく、近所迷惑行為を禁止する条例が作られ、騒音の基準の音量も定められ、引っ越しおばさんの騒動は街まで動かす事態へと発展しています。
奈良騒音障害事件当時は今ほど動画文化は根付いていませんが、それでもネットではFlashを中心に一定の動画文化があり、引っ越しおばさんのアスキーアートが作られたり、音声を切り抜いてFlash動画で面白おかしく使われたりとあちこちでネタとして使わっれていました。
また、今は終了したフジテレビの番組「めちゃ×2イケてるッ!」において、極楽とんぼの山本圭位置が引っ越しおばさんに扮してロケを妨害する演出など、ネットのアングラ部分のみならず、公でもポップカルチャーとして使われていました。
しかしこの姿勢には、一般人である引越しおばさんをここまでネタにして良いものかと、メディアがおもちゃ化したのではと、後年、批判も増えてきています。後に触れますが、引っ越しおばさんが被害者だったという見方もあるためです。
引越しおばさんですが1年8ヶ月の刑期を終えて、2007年には出所されています。裁判中も拘置が続いていたため、実際の服役期間は3ヶ月でした。賠償金も確定し、一応の解決を見せたように思えた引っ越しおばさんの騒音事件なのですが、その後の話や真相がなかなか興味深いことになっていますので紹介させて頂きます。
ただ、ここから述べることは明確なソースはなく、基本的にネットの噂や口コミなどで広がっている話で、明確なソースはありません。話半分くらいでお読みください。
服役を終えて日常に戻った引っ越しおばさんですが、今は隣人に対して嫌がらせを行わずに静かに暮らしています。隣人以外の住民は引っ越しおばさんを心温かく迎えていて、「静かにするならまたここに住んでも構わない」との言葉をかけられたとのこと。
結果、後がない事も当然あるとは思いますが、今は引っ越しおばさんはその誓いを護り平穏に静かに以前の住居に今も腰を落ち着けています。隣人が引っ越してしまったこともあり、争いの種がいなくなったことも大きいのでしょう。
しかし隣人は全面勝訴となったのに引っ越してしまいました。なぜでしょうか?
その理由としまして、基本的に引っ越しおばさんは隣人以外に対しては非常に友好的だったらしく、評判は決して悪いものではありませんでした。それは先にも触れました、戻った引越しおばさんを近隣住民を優しく受け入れていた事にもあります。
逮捕前の近隣の住民のインタビューに置いても「普通の人だった」と答えていて、この隣人は町に居づらくなってしまったと言われています。この詳細は後の見出しで触れます。
今現在は静かに暮らしているという引っ越しおばさん。しかしネットを中心に、断片的な情報を元に引越しおばさん被害者という都市伝説が今でも囁かれています。数年間にも渡り隣人を音で攻撃し続けた騒音おばさんでしたが、なぜ被害者説があるのでしょうか?
引っ越しおばさん自身も裁判で証言していますが、隣人が引っ越してきた時は一緒にお茶を飲むなどの至って普通ので良好な隣人関係でした。それは近隣住民のインタビューで答えられた「普通の人」という言葉にも現れています。
また引っ越しおばさんは夫系の家系が原因で引越しおばさん以外の、全員が難病を発症していたそうです。これはテレビ番組「みのもんたの朝ズバッ!」でも報道されているので、ネットの情報よりは信頼性が高いです。
この難病の結果、娘二人は既に逝去していて、旦那は入院中。障害持ちの息子を介護しながら、どちらかと言えば恵まれない日々を送っていたと言われています。
しかし一つの亀裂がきっかけで関係は悪化し、「報復」として引っ越しおばさんは今回のような犯行に走りました。
実は引っ越しおばさんはこの隣人夫妻が引っ越してくる前の隣人(以降・前の隣人)とも揉めており、裁判にまで至っています。この時は「前の隣人」から被害状況が引越しおばさんのほうがひどく、裁判に勝訴。敗訴した隣人は引っ越していったという経緯があります。
引っ越しおばさんはこの勝ちで味をしめてしまったのかもしれませんが、その詳細を次に説明していきます。
最初は友好関係を築いてしまったものの、泥沼の訴訟問題及びに全国でネット住民のおもちゃにされてしまっていた騒引っ越しおばさん。しかし、この事件には裏がある説が今も非常に根強く、隣人に対し批判も集まっています。
この項では隣人に纏わる噂を詳細に説明していきます。
引越しおばさんと隣人が出会った時は至って普通の関係でした。むしろ、一緒にオタを飲むくらいなので、家庭環境が大変な引越しおばさんを、隣人が気遣っていたという境遇も想像できます。この隣人も老夫妻であり、分かち合う部分もあったのかもしれません。
しかしそれは、若干の打算的なものを含んでいたと言われています。
最初のトラブルに発展したのは1991年頃でした。この隣人は創価学会の学会員であり、勧誘を受けることとなったのです。今は以前よりはマシになっていますが、この頃の創価学会の勧誘というものはかなりしつこいものであり、何度も何度も勧誘を受けては断っているという状況が続きました。
そしてついに、引越しおばさんの堪忍袋の緒が切れる前に、隣人の尾が先に切れました。
断った結果、隣人が引っ越しおばさんに対し嫌がらせをはじめました。当時はまだ存命だった引越しおばさんの娘さんのことを「キ●ガイ」と言いふらしたり、学会員を集めて自宅に集い講義を行ったり、早朝から布団を叩いて引越しおばさんに対して騒音攻撃を始めたんだとか。
また、壁に落書きを隣人夫妻が「自作自演」をし、塀の落書きで瓶時裁判を起こし勝訴しているというソース不明の情報もあったりします。これは裁判でも引っ越しおばさん側が主張していますが、有耶無耶に終わっているようです。
この嫌がらせに対して引っ越しおばさんは当然抗議を行いますが、聞き入れてくれるはずもなく。入信するまで嫌がらせは続くと判断した引っ越しおばさんは、ついに隣人に対し24時間騒音を鳴らすという抗議活動をスタート。やられる前にやれを実践し、奈良騒音傷害事件へと発展していく形になりました。
嫌がらせがつついた結果、隣人の奥さんが騒音によって不眠や睡眠障害に悩まされ、医師の診断を受け、一ヶ月の治療が必要なレベルにまで発展したことと、奈良県警が音の大きさを測定し、犯罪レベルであると判断したことから逮捕に踏み切ったと言われています。
連日、ワイドショーを騒がせていた初期の頃は逮捕されずにマスコミが押しかけていたのは、最初の方に触れたとおりです。
しかしこの逮捕後に近隣住民が隣人に対し嫌がらせをしたと言われています。何度も言っていますように、近隣住民からはこの引っ越しおばさんは「普通の人だった」と証言されていて、騒動でうるさくしてしまったことも近隣住民謝罪をしてお菓子を配っていたほどでした。
隣人を相手にする時以外は笑顔を絶やさなかった事から、隣人は逮捕に首を傾げた近隣住民により、追い出されたとも言われています。隣人が引っ越しおばさんを撮影した際に笑い声が入っていたという話もあり、意図的に嵌めたのではないかとも囁かれています。
ただ、これらの噂に関してはどれもがほぼソース不明です。この風説により持ち上がったのが、創価学会に入信しなかった引っ越しおばさんを追い詰めた結果大事になり、創価学会の力が強いマスコミも一方的に偏向報道したと言った都市伝説です。
ネット界隈では創価学会憎しの声は非常に大きく、それらの同志によって作られたネット都市伝説が、事実のように広まっている現状があるのは否めません。信じるか信じないかはあなた次第です。
結局の所は真相不明に落ち着く引っ越しおばさんの事件について紹介させていただきました。さぞ真実のように語られているのですが、今も言いましたとおりにしっかりとしたソースがなく「それっぽい話」で埋められているのが現実です。
ただ、それが事実だったとしても「報復」という行動で常軌を逸脱した行動をとった引っ越しおばさんもまたそれで許せるかと言えれば別の話でもあります。期間は2年半程度とされていますが、実際はそれ以前にも訴訟問題に発展していたのは事実です。
このよう泥沼に発展しないためにも、隣人や近所の人達とは仲良く揉めることなく過ごしていきたいものですねまた、ネットの噂を100%信じるのは危険ですので、必ずソースが正確か調べるようにも心がけていきましょうね。
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皆さんは引っ越しおばさんとはご存知でしょうか?またの名を「騒音おばさん」とも呼ばれています。このおばさんは早朝から隣人に対して「引っ越し、引っ越し」と大声に叫びながら睡眠や安寧の妨害をする嫌がらせをした姿がワイドショーなどで報じられ、一時期大きく話題になりました。
このおばさんの嫌がらせの様子はそのインパクトからネットのアングラな部分で大きく「ネタ」として広がりましたが、最終的に訴訟問題にまで発展し「傷害罪」で引っ越しおばさんが逮捕され、賠償金を支払う形で終息しています。
このまとめでは「引っ越しおばさん」と「それにまつわる真相の噂」や「被害者説」についてや、事件その後の様子についてまとめていきます。