色情霊は憑依して悪影響を及ぼす！幽霊や生き霊も存在する？

「色情霊」という幽霊をご存知でしょうか？文字からは何やら性的なイメージを受けますよね。

幽霊と性。一見相反する意味の言葉の組み合わせですが、「色情霊」の文字通り、いやらしい一面と恐ろしい一面のある低級の幽霊です。

又、幽霊といっても、死者の幽霊ではなく、生きている人間の念でもある生霊(いきれい)であるケースもあります。

放置すると人生が狂ってしまうという「色情霊」について、ご紹介します。

「色情霊」とは、簡単にご説明すると、性的な未練を残して亡くなった人の幽霊です。

生きている人間が死の間際に性的な執着を残して死亡したり、色情に関する因縁を抱えたまま死を迎えた人間が、成仏できずに「色情霊」になります。

だたし、この「色情霊」は成仏しなかった死者の魂だけではなく、恐ろしい事に生きている人の念からも発生するのです。

「色情霊」は生きている人間の性的な思念が生霊となるケースもあります。

片思いの期間が長い方、何度も失恋している人、別れた恋人の未練をいつまでも引きずっている人は、その思いが生霊（いきれい）となって、「色情霊」化する事があります。

幽霊とは異なり、生霊は送った方も、送られた方も悪影響を及ぼします。

生霊を送った方は自分のエネルギーを相手に送っている状態となる為、放心状態になります。そして、仕事や勉強など、やるべきことに集中できなくなります。恋の病に似ていますね。

生霊を送られた方は、発熱やケガ、疲労が回復しない、精神的なプレッシャを感じる等、体調が不調になる事があります。

もし、これらの症状があり、誰かの顔が思い浮かんだとしたら、「色情霊」化した生霊に憑りつかれているかもしれません。

「色情霊」は、その文字の通り性衝動や愛欲を貪る為に現世、或いは、生霊として彷徨っています。

それらを貪る為には人に憑依する必要があるので、憑依された人は「色情霊」が持つ未練、性衝動や愛欲を求めるように仕向けられます。

「色情霊」に憑依された人に淫靡な夢を見せ、性欲を刺激して操ります。そして恋人を束縛したり、性的に淫らな行動を起こさせたり、浮気や不倫を行わせて、その人の人生をメチャクチャにしようとします。

スピリチュアル的には、性行為そのものがスピリチュアルパワーと関係深い為、愛のない性行為を行うとどちらかの生気が吸い取られます。

不倫関係にある男女のケースでご説明します。妻子ある男性とその部下である女性が性行為をした場合、たとえ女性が本気で愛していたとしても、男性が本気ではない場合は、男性が女性のパワーを吸い取ります。

その結果、パワーが吸い取られた女性は体力も運気も吸い取られてヘトヘトに疲れてしまいます。

「色情霊」は相手の生気を奪い取るのが目的ですので、上の例で言う所の妻子ある男性と性行為をしたのと同様の悪影響を及ぼすのです。

憑りついた相手の性衝動を強く刺激する「色情霊」、憑依されやすいのはどのような人なのでしょうか？

「色情霊」は文字通り、色欲を貪る低級霊ですので、欲望をむき出しにしている人に憑りつきます。

従い、人の欲望を満たすような仕事、或いは、欲望をむき出しにしている人に憑りきます。「色情霊」に憑依されやすい人の特徴についてまとめます。

風俗や飲食店のホステスは、人の欲望を満たす事が仕事です。ある意味社会に貢献している仕事ではありますが、度を越えた客から生霊の「色情霊」が送られる場合があります。

又、風俗のお仕事をしているホステスさんに熱を上げ借金してまで通ったにも関わらず、自分の思いが届かないという事で、愛情が憎しみに変わり、殺人事件に発展した事件がありました。

相手は仕事で対応しているという当たり前の事が理解できなくなって犯罪を犯すという点は、欲望のまま行動させ、人の人生をメチャクチャにするという「色情霊」の仕業そのものです。

いわゆるセフレという関係です。愛情はなく単純に快楽を求めるだけの性行為は、相手にパワーを吸い取られるだけでなく、「色情霊」の格好のエジキと言っても過言ではありません。

エジキになっているというよりも、セフレという関係を持っている時点で、「色情霊」に憑りつかれています。

愛のない性行為を行っているという時点で、性衝動や愛欲を貪っていると言えますので、「色情霊」に仕向けられています。

体だけの関係で発生する問題として考えらえるのは望まない妊娠。体や心を傷つけ、悲しみを生む結果は、「色情魔」によって引き起こされた仕業でしょう。

不倫恋愛をしている人も、「色情霊」に憑りつかれている可能性が高いです。江戸時代では死刑にもなった不貞行為は、時代が変わった現代でも許されない行為となっています。

週刊誌に掲載された芸能人の末を見ても明らかですね。

不倫恋愛の結果でハッピーエンドになるケースというのは皆無でしょう。なぜなら、ほとんどの場合、家庭が崩壊、多額の慰謝料、失職、自殺という悪い結果で終焉を迎えるからです。

人の人生をメチャクチャにする「色情霊」の仕業らしい結末ですね。

恋愛の事ばかり考えている人も、「色情霊」に憑依されやすい人だと言えます。

性衝動や愛欲を貪る行為をしていないものの、相手の事を思うあまり、生霊となって「色情霊」化するからです。

特に同性に対する恋愛感情は、思いが叶う事が少ない為、より強力な「色情霊」と化することがあります。

恋愛の事ばかり考えている人に引き起こされる問題の代表としては、ストーカー行為ですね。

よく犯人が口にする言葉で、「魔が差した」という言葉をよくききます。「自分の欲望を満たせ」と犯罪に走らせて人生をメチャクチャにする結果は、「色情霊」の仕業そのものです。

性欲を常に抑えている人も、「色情霊」に憑りつかれやすい人の特徴です。

修行僧のように達観した人なら、本能に逆らう修行もできていると思いますが、そうではない一般人、或いは、社会的に違法な性的嗜好を持つ人を「色情霊」は虎視眈々とねらっています。そして、魔が差す言葉をかけるのです。

「自分の欲望を満たせ。楽しいぞ。」

このようなケースで引き起こされる「色情霊」の仕業としては、満員電車内の痴漢行為や、幼児への性的ないたずらです。

性癖は直しにくいとは思いますが、「色情霊」に憑りつかれるような隙をつくらないようにしましょう。

意外にも、精神的に弱い人も「色情霊」に憑依されやすい人と言えるでしょう。

幼い頃に受けたトラウマがある等、精神的に弱い人は元々、憑依されやすい体質と言えますが、特に「色情霊」に憑りつかれると背徳的な色欲を渇望する傾向があります。

自虐的な色欲を好み、体や心を痛めつける事に快楽を覚えさせるのは、はやり、「色情霊」の仕業といえるでしょう。

心の傷と向き合って治療し、「色情霊」に隙を与えない心構えを持って生活してください。

憑依されると、人生を狂わされる「色情霊」ですが、憑依されないようにするための対策はどのようなものがあるのでしょうか？

「色情霊」は恋愛や愛欲に偏った下流霊ですので、健全な生活を心掛けている限り、憑依されることはありません。

又、恋愛や愛欲に偏っているという事は、それ以外の興味を持っている人には近づないともいえます。恋愛以外の趣味を持つようにしましょう。

「色情霊」に憑依されてしまったら、除霊を依頼するしかありませんが、霊能者ではない一般人ができる対策について、ご説明します。

呼吸法による結界を作ることが、うまくできない場合は、盛り塩で結界を作ることもできます。

盛塩とは三角形に盛り付けた塩を陶器に盛り付け家の中の鬼門、或いは、裏鬼門に置くのが一般的ですが、「色情霊」に対する結界を張る場合は、ベットの近くに盛塩をおいてください。

「色情霊」は、寝ている時に現れやすいからです。

「色情霊」はその霊が持つ未練や欲望を強く抱いており、同じような未練、欲望をもつ人間に憑依しようとします。

例えば、異性との性的な接触を常に考えている人の場合、そのような欲望を持つ「色情霊」が憑依して、借金してまで風俗店で遊ぶという行動をするでしょう。

もし、あなたが色恋事だけでなく、他の趣味を持つ等の、健全な精神を持っていた場合は、邪気を弾くオーラを纏っている状態なので、「色情霊」は近づくことができません。

人生を楽しみ、健全に生活をしていれば、「色情霊」とは無縁の生活が可能です。

『エンティティ/霊体」という映画をご存知でしょうか？海外のホラー映画でポルターガイスト現象に襲われる家族の物語です。

この悪霊、主人公に恐怖を与えるだけでなく、性的な暴行を行う「色情霊」だったのです。

「色情霊」は国や地域に関係なく、現れるようです。

ロスアンゼルスに住む2児のシングルマザーである主人公の女性が、就寝中に強姦されかけた為、目を覚まして辺りを見回しますが、誰もいません。

その後、ポルターガイスト現象（家具等が勝手に動く）に襲われ続け、ついには子供が怪我を負ってしまいます。

超心理学者を頼り、その現象はエンティティ（色情霊）と断定し、除霊の為の作戦を決行するというストーリとなっています。

『エンティティ/霊体』という映画、実話が元になっています。

カーラ・モーランという実在する人が、ロサンゼルスで実際に体験した出来事を元に映画化されました。

この事件が発生してから6年後に『エンティティ/霊体』が製作されておりますが、映画のエンドロールには、まだポルターガイスト現象に悩まされているというテロップが流れます。

まるでストーカーまがいの被害に遭っている所をみると、「色情霊」の仕業そのものです。

「色情霊」を扱ったこの『エンティティ/霊体』は映画です。当たり前ですが映画の撮影に「色情霊」が協力したということはありません。

従い、「色情霊」に暴行されるシーンはすべて主演女優のバーバラ・ハーシーさんが迫真の演技を見せつけています。

本当に「色情霊」に暴行されているかのような迫真の演技だった為、この映画がトラウマになっている人も多いようです。

口コミを調べてみると、今では信じられない事ですが、以前、この映画が地上波で放送された事があったようで、ポルノ映画として期待した当時の小学生が、バーバラ・ハーシーさんの迫真の演技を見て恐怖を感じたとの書き込みをよく見かけました。

バーバラ・ハーシーさんは、小学生にトラウマを残すほどの演技を見せつけたようです。

『エンティティ/霊体』という映画が事実を元にしているように、「色情霊」にまつわる話をインターネット上で多く見かけます。

中には「色情霊」と交わりたいというとんでもない投稿も見かけますが、それらを除き、「色情霊」にまつわる、恐ろしいエピソード、体験談について、まとめます。

性欲は人間の3大欲求と言われております。今でこそ不倫をしても刑事罰には問われませんが（民事責任はありますが。。）、その昔は密通罪という犯罪でした。

浮気に気づいた妻や近隣の住民に問いただされた時の言い訳として「あれは浮気相手ではない。色情霊なんだ」というのが定番だったようです。

死刑にもなり兼ねない密通をするのですから、「色情霊」に憑りつかれたというのは事実なのでしょうが、そんな理由が通用したのでしょうか？

単なる言い訳のように聞こえますが、当時の人々はそんな理由を認めていたそうです。人々の心が広かったのか、或いは、「色情霊」が存在するという事を人々は認識していたのでしょうね。

「色情霊」は人が寝るまでの間に現れることが多く、その際、必ずと言っていいほど、意識はあるのに体が動かない、つまり、金縛り状態になることがあります。

ある新婚の奥様の話です。

午前中に家事を終わらせ、昼寝をしようとベットに入って眠りにつこうとしたその時、人が階段を上がる足音が聞こえました。

ご主人が早退してきたと思い、起きようとしますが、体が動きません。その男は「やっちゃおうかな」と耳元でささやいたそうです。

必死に抵抗すると、金縛りがとけ、周りを見まわしても誰もいなかったそうです。

夢のか、現実なのかは区別がつかなかったそうですが、その声は明らかにご主人ではなく、年齢も若い男性だったそうです。

金縛りにあっている、卑猥な言葉を使っている所から考えても、「色情霊」の仕業でしょう。

父親が宮司の娘さんが大学進学の為、他県で一人暮らしを始めたそうです。職業柄なのでしょうか、この親子は霊感が強く、都会で暮らす娘の為に、父親は魔除けのお札を娘に渡し送り出しました。

娘さんが一人暮らしを始めてから数日たったある日、娘さんの部屋の周りをぐるぐると回る足音が聞こえるようになりました。部屋は2階なので人間であるはずがありません。

娘は父親から受け取ったお札を貼っているので安心していたのですが、足音の主である「色情霊」は、ついに部屋の中に侵入してきました。そして布団をはぎ、パジャマを脱がしたそうです。

例のごとく、金縛り状態で抵抗できず、リアルな感触の為か、娘さんは恐怖のあまり失神しました。

次の日の朝、目覚めると布団ははぎ取られておらず、パジャマも脱がされていません。ただ、感触だけは残っていました。明らかに「色情霊」の仕業でした。

父親に相談すると、襲ったのは「色情霊」である事と、お札を貼る場所が違う事を指摘されました。お札の貼る場所を正すと、その日以降、足音は聞こえなくなったそうです。

ある大学生の話です。その学生は幼い頃から宗教を信仰し、ある程度の悪魔祓いの方法を教えられておりました。

その学生が別の宗教の女性から入信の勧誘を受けました。工業大学で女性のいないキャンパスライフを送っていたその学生は、女性との関係を期待し入信しようと思いましたが、最終的には断りました。

その夜、学生が就寝しウトウトとした所、体が金縛りとなり目の前には女性の姿が見えました。

そして、その女性は学生の股の上に跨ると学生の方に顔を向けます。その女の顔はガイコツでした。

恐怖にかられた学生が悪魔祓いの呪文を心の中で唱えると、女ガイコツは「ホホホホ」という笑い声と共に消えたそうです。

女性と関係を持てるかもしれないという心の隙を、「色情霊」は見逃さなかったのでしょうね。

「色情霊」に憑依されると、性衝動や愛欲を貪る行為をするようになります。憑依されたまま人生を過ごすと、畜生界という地獄に送られると言われております。

畜生界の近くに色情地獄という場所があり、生きている間、祝福されない男女関係で他人を不幸にしたり、遊び惚けて働かなかったりした者が送られる地獄だそうです。

色情地獄の中には血の池地獄というものがあり、ドロドロとした血の池で、欲望にまみれた生活をしていた人が、まるでミミズのように絡み合う地獄です。

この地獄に落ちた人はミミズが這うような気持ちの悪い場所の中で、自分たちの仕出かした事、つまり快楽を追求し堕落した生活を送った事が、醜くて苦しい事だと悟るまで続くそうです。

驚いたことに、血の池地獄は「色情霊」に憑依された女性の子宮にもできるそうです。性病がうつされるのもその影響のようです。

いかがでしたでしょうか？

「色情霊」は性的な欲望を渇望している人に憑依します。不倫や風俗で遊ぶといった行動をとる人に限らず、インターネット上に存在するポルノ情報を大量に保持している人にも憑依すると言われております。

近年、インターネットやコンビニ等で簡単にポルノ情報を目にする環境にありますが、その心の隙を「色情霊」は見逃しません。

「色情霊」に関わらないような、健全な生活を送りましょう。