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    【都市伝説】地図にない村”巨頭オ”とは?場所はどこなの?

    地図にはない村「巨頭オ」を知っていますか?「巨頭オ」とは2006年に2chで話題になった都市伝説で、そこには頭が大きすぎる人類が住んでいるとか・・・そんな怖すぎる都市伝説を実際に「巨頭オ」に訪れた人や場所、エピソードをご紹介します!

    「巨頭オ」とは?

    「巨頭オ」という都市伝説を知っているでしょうか。これは10年以上も語り継がれる有名な都市伝説です。「巨頭オ」の話はとてもおぞましいものですが、人々を多いに楽しませてくれます。

    そんな「巨頭オ」の話が2018年にもう一度話題になりました。それは、ある人が「巨頭オ」の看板を見つけたという投稿から始まりました。オカルトファンにとって夢のような投稿です。

    「巨頭オ」の都市伝説のおさらい、そして看板を見つけた投稿者の話、「巨頭オ」の話は本当なのかを詳しくご紹介していきます。

    2chで話題になった怖い話”巨頭オ”

    2006年に突如男性が2chに書き込みをしたことで話題になった”巨頭オ”。これは今でも語り継がれる怖い話となっています。この話は身の毛もよだつ話なので、寝る前に読む際には注意してください。

    2006年に話題になって、有名な話ではありますが現在話が再燃したのでおさらいとして都市伝説をまとめてご紹介します。

    1人の男性がある村に再来

    1人の男性がふと思い出しました。以前訪れた小さな村で止まった旅館のことを。その旅館のおもてなしはとても気持ちのいいもので、また行きたいなと思ったのです。

    以前1人で訪れたその村は小さな村でした。小さな村でもおもてなしが良かったとなると、それは思い出に残るでしょう。思い立ったが吉日。男性はその村へもう一度訪れることを決めたのです。

    記憶を辿って車を走らせる

    ふと以前訪れた小さな村を思い出したその後、連休がやってきました。早速その小さな村へ訪れるために、男性は車を走らせました。

    特別地図などは持ちませんでしたが、記憶力には自信があります。そのため、記憶を頼りにその小さな村へ出かけることに決めました。

    記憶では、近づいていくと看板があるはずなのです。その看板を頼りにどんどん先へと進みました。

    「巨頭オ」の看板を発見

    さて、看板を見つけました。記憶ではその看板に「この先〇〇m」と書かれているはずです。しかし、その看板を見て男性はあれっと思いました。その看板に書かれていたのは「巨頭オ」という文字だったのです。

    見慣れない文字に違和感を持ちました。しかし、ここであることは確かだったのです。記憶力には自信があったことと、好奇心で「巨頭オ」の看板の先に進むことに決めました。

    その先に進むと、そこには廃村があったのです。旅館があったころとは違い、草が生い茂り建物にも草が巻き付いていました。男性は不思議に思ったのでしょう。

    車を降りようとすると・・・

    男性は記憶と違う風景に疑問を持ち、車を降りようとします。そこで、異様なものを目にしてしまったのです。20mほど先でしょうか。草むらの影から異常なほどに頭のでかい人間が出てきたのです。

    もちろん男性は混乱してしまいます。しかし、よく見てみると周りにも同じように頭のでかい人間がたくさんいるのです。なんておぞましい光景なのでしょうか。

    その頭のでかい人間は、両手を気を付けするようにぴったりと足に付け、頭を左右に振りながらこちらへ近づいてくるのです。それはものすごく気持ちの悪い光景でした。

    急いで国道に戻る

    あっけにとられている暇はありません。もしも、その以上に頭のでかい人間がこちらへ来たらどうなるのでしょうか。見たこともない生き物にプラスな考えは浮かぶはずもありません。

    幸い男性は、車から降りてはいませんでした。危機一髪です。恐ろしくなった男性はものすごい勢いで、車をバックさせました。そして、ありえないスピードで国道まで車を走らせたのでした。

    無事にその「巨頭オ」という、おぞましい人間のいる村から脱出できたのでした。

    場所を間違えたわけではなかった

    その後男性は、自分の記憶が間違っていたのかもしれないと地図を確認してみました。以前言った小さな村、その場所を確認してみても「巨頭オ」の場所と変わりありません。

    向かった先は男性が間違えたから、おぞましい人間に出会ったのではなかったのです。あの小さな村に間違いなかったのに、なぜあんな風景になってしまっていたのでしょうか。

    しかし、それを確認しようとは思えません。あのおぞましい、でかい頭の人間に遭ってしまうからです。もう二度と行くことはないと男性は語りました。

    2018年には「巨頭オ」に到達したツワモノが?

    2006年に2chで話題になった「巨頭オ」が、2018年に再び話題になったのです。「巨頭オ」の看板を見つけた人がネット上で現れました。

    その投稿は人々の心を多いに躍らせました。たくさんの人が反応を示し、話題になったのです。本当にたどり着いたのか、その経緯をご紹介していきます。

    ツイッターにある写真を投稿

    ツイッター上にとある写真が投稿されました。山中を車で走っていたところ、「巨頭オ」らしき看板を見つけたというのです。そこには写真も投稿されてあり、確かに赤字で「巨頭オ」と書かれています。

    この投稿に「巨頭オ」の都市伝説を知る人達が食いつきました。オカルト好きの人からすると、かなり胸が高鳴る話です。その反応の中で、写真に対する議論も繰り広げられました。

    「巨頭オ」と書かれているようにも思いますが、「巨頭木」にも見えると話題になったのです。大きな話題となったので、これには他にもたくさんの説が浮上しました。

    クワガタ探しに行っていた

    都市伝説が実際にあったと話題になり、投稿者への質問が飛び交います。その中で目的地はどこだったのかと質問をされました。投稿者はクワガタを探しに山中を探索していたのです。

    目的は場所ではなくクワガタだったので、木をよく見て走っていたのでしょう。その行為の中でこの看板を見つけました。そのため、どこにあるという正確な情報は投稿者本人もわかりませんでした。

    看板を何故見つけたのかと不思議に思う人もいましたが、クワガタを探していたのなら説明がつくので納得いくことでしょう。

    投稿者は「巨頭オ」の話を知らなかった

    実は投稿者は「巨頭オ」という都市伝説があることを知らなかったのです。何気なくクワガタを探しに出かけたら、その看板に出会い不気味だったため投稿しただけだというのです。

    確かに、赤字で「巨頭オ」と書かれた看板があれば不気味にも思うでしょう。SNSで写真を投稿するのが普通となった現代では不思議なことではありません。

    そして、投稿者はあとから「巨頭オ」の話を確認してみても看板以外は同じところが見当たりませんでした。近くに廃村もなく、その先は車が入れない草むらになっていたようなのです。

    「巨頭オ」は本当は「巨頭村」!?

    「巨頭オ」は本当は「巨頭村」ではないかという説も存在します。「巨頭オ」のどこから「巨頭村」に見えるという話になったのでしょうか。

    その説にはどんな根拠があるのかご紹介してきましょう。

    「巨頭オ」ではなく「巨頭オ」に見える

    2018年に「巨頭オ」の看板を発見した投稿者の写真を見て、たくさんの考察がされました。その中には、「巨頭オ」の文字が「巨頭オ」に見えるという話も出てきていたのです。

    見ての通り、大文字か小文字かのちがいなのですがこの違いだけでかなり考え方も変わってきます。大文字の「オ」の場合、独立した一文字になりますが、半角の「オ」であれば何かが消えかかってそう見えるように考えられるのです。

    「巨頭オ」ではなく「巨頭村」ではないのか

    「巨頭オ」に見えることから、本当は「巨頭村」と書かれているのではないかという考察が話題になりました。村の「寸」の字が消えてしまっているというのです。「巨頭オ」ではなく「巨頭木」と書かれているのではないかという考察も中にはあります。

    「巨頭オ」という不気味な言葉ではなく、「巨頭村」という村の看板だというのです。そういわれてみると、「巨頭村」のほうがしっくりくるという人も多いでしょう。

    しかし、「巨頭オ」でも不気味ですが、「巨頭村」でも話を知っている人にとってはかなりぞっとします。頭のでかい人間が住む村ということなのでしょうか。

    病気や奇形で差別された人々の村ではないのか

    「巨頭村」と本当は書かれていたのではないかという説から、その村には病気や奇形で隔離された人々が住んでいる村ではないのかという話も持ち上がりました。

    実際に「巨頭オ」の話を読んで、実体験として頭が以上に大きな人が住む場所を見たことがあるという人の投稿も過去にありました。そこの話をすることは地元でもタブーとなっており、誰も近づかない場所だったと話しています。

    そんな別の実体験もあるので、もしかしたら日本にはそんな誰にも知られない差別された人々が住む場所が存在するのかもしれません。

    ”巨頭オ”は本当に存在するの?場所は?

    「巨頭オ」の看板を見つけた投稿者は、正確な場所を知りませんでした。しかし、質問には丁寧に答えていたので大体の場所の特定はできたのです。

    どこの県のどのあたりの場所で見つけたのか、詳しく話しています。そこから特定した人も現れました。その内容を詳しくご紹介します。

    鹿児島県か

    「巨頭オ」の看板を見つけた投稿者は、場所は鹿児島県であると答えています。金峰山を目指して林道を走っていくと、古い集落があるようです。そこから4~5km行ったところだと説明しています。

    その中で、周りは廃墟ばかりで荒れていたとの話もあります。それらしい場所にも感じるので、オカルト好きにはもっと胸が高鳴る話でしょう。

    鹿児島県の土地に詳しい人にとっては、ぴんと来る場所であったようです。場所を濁さないで話すことからも、投稿者は嘘をついていないことが伺えます。

    廃村があったとの噂も

    「巨頭オ」の看板の先は車1台が通れるほどの細い道があったようなんです。その先は草が生い茂り、人が住むような場所には見えませんでした。しかし、投稿者はたくさんの人と話すうちに証言を変えました。

    暗くてわからなかったから、もしかして廃村だったかもしれないと。その可能性でオカルト好きの人たちはもっと気持ちが高鳴りました。確かに廃村には廃墟があるはずです。

    廃墟しかなかったという表現は、よく考えると正しくありません。廃墟があったというのは朗報なのです。廃村であった可能性がぐっと上がります。

    地図では見つからず

    実際の場所をわかる範囲で投稿者は話しました。そのため、地図上で探す人もたくさん出てきたのです。その場所を特定する人はなかなか現れませんでした。

    しかし、場所の特定・ストリートビューでの特定をした人が現れたのです。実際に昼間ではありますが、その場所を訪れた写真も公開していました。

    しかし、「巨頭オ」の看板はストリートビュー上でも実際に行ったときの写真にも存在しませんでした。

    「巨頭オ」はデマだった?

    多くの人を虜にした「巨頭オ」の都市伝説。その都市伝説はデマではないかとの解釈も多くされているのです。そのデマであるという根拠をご紹介いたします。

    異世界に紛れ込んだ可能性もあり

    2018年に「巨頭オ」の看板を見つけた投稿者によると、車は1台しか通れない道しかなかったと書いてありました。そして、その後場所を特定した人が行ってみたら看板もなかったのです。

    そして、「巨頭オ」はその後体験したという人の書き込みもありません。このようなことから、2006年に書き込んだ人は異世界に紛れ込んだのではないかという説もふじょうしたのです。

    もしも、異世界に紛れ込んだのだとしたら全てに辻褄がつきます。

    最初の投稿者は他のネタも書き込んでいた

    2chには投稿者の他の投稿を見つけることができる機能があります。その機能を使い、2006年の最初の投稿者の他の投稿を見つけた人がいました。投稿者は「巨頭オ」の投稿をした同じ日に、他にも不思議な話を2件書き込んでいたのです。

    子供の頃に時空がゆがんだという話、不思議な生物を題材にした話の2件です。これは「巨頭オ」と同じく、どちらもオチのない話でした。話の書き方がすべて同じ創作者であるわかるものだったのです。

    立て看板の謎

    2018年に「巨頭オ」の看板を見つけた投稿者の、立て看板の写真についても疑問の声が上がりました。「巨頭オ」と書かれた看板は、赤いペンキで書かれていたのです。この赤いペンキが不自然でした。

    赤いペンキというのは落ちやすい色だといいます。「巨頭オ」の話が初めて投稿されたのは、もう10年以上前のことです。しかし、しっかりと「巨頭オ」という文字は色鮮やかな赤色で書かれていました。

    そのため、新しく書かれた文字であるということが推測できます。「巨頭オ」の都市伝説を知る地域の住民が、いたずらでその看板を立てたのではないかという話もでてきたのです。

    創造の可能性大

    このようなことから、「巨頭オ」の都市伝説は不思議な物語を書くことが好きな投稿者の創造だったという可能性が高いことがわかります。

    しかし、何年も多くの人の心を動かした「巨頭オ」の都市伝説なので信じるか信じないかはあなた次第です。もしかしたら、あなたも「巨頭オ」の村にたどり着いてしまうかもしれません。

    その時が来たら、またネット上で騒動になることでしょう。創造の可能性は高いですが、このような都市伝説は楽しいものなので、また新しい話が生まれてくれることを期待しましょう。

    「巨頭オ」は私たちを楽しませてくれる

    「巨頭オ」は身の毛もよだつ話で、多くの人の心を掴みました。その後、噂の再燃もしましたが結局はデマの可能性が大きいとわかりました。しかし、「巨頭オ」が私たちを楽しませてくれていたのは事実です。たとえデマであったとしても、多少の期待を抱きながら都市伝説を楽しんでいきましょう。

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