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オフィスサーティーと広瀬香美のトラブル、ぶっちゃけどっちが悪い?

オフィスサーティーからの広瀬香美移籍トラブルが長引いていますね。移籍したい広瀬香美、それなら芸名を捨てろと言うオフィスサーティー。広瀬は芸名を変更せず自身の事務所Muse Endeavor inc.へ移籍。さて、どっちが悪いの?今回はこれらの流れをまとめます。

オフィスサーティーと広瀬香美の独立トラブル、一体どっちに問題があるの?

広瀬香美のオフィスサーティーからの移籍に関するトラブルが発生してから半年余り。未だ解決の兆しは見えていないようですね。広瀬が事務所からの移籍を発表したは2018年5月21日でした。それからというもの、事務所と広瀬との溝は深まるばかり。

移籍したいという広瀬に、それなら芸名を捨てろと要求するオフィスサーティー。世間からは様々な意見や批判が飛び出しています。今回は広瀬香美の移籍問題の流れを改めて追いながら、どちらに問題があるのか考えて見たいと思います。

オフィスサーティーってどんな会社?

オフィスサーティーと言われても、このトラブルが公になる前は知らなかった方がほとんどでしょう。まずは、オフィスサーティーがどんな会社なのかご紹介しましょう。

オフィスサーティーとは

設立:1996年8月20日
代表者代表取締役:平野 洋一
資本金:1000万円
従業員数:7人(2018年3月現在)
事業所: 東京都渋谷区渋谷1-2-12 松永ビル4階
事業内容:イベント企画・運営、音楽家マネジメント

オフィスサーティーの所属タレントは広瀬香美だけだったようです。社長である平野洋一さんと広瀬香美の出会いは今から約30年前。ロサンゼルスに留学していた広瀬香美と同じくロサンゼルスで活躍していた平野洋一が知り合い、彼女を高く評価した平野は彼女のデビューに向けて大きく後押ししたということです。

平野洋一社長の元妻は女優、夏樹陽子

平野洋一の元妻はなんと女優の夏木陽子です。平野が夏樹と結婚したのは1993年。二人はその後事務所を設立し、平野が社長に就任。ところがわずか9ヶ月で破局となります。

離婚届の提出前には夏樹が自宅前で暴漢に殴られるなどの事件があり、世間を驚かせました。離婚原因には様々な噂が飛び交いますが、一説には、夏樹が売れっ子になったため彼女をあてにして平野が仕事をしなくなったのでは?とも。

広瀬香美はどんな人?

冬のヒットの異名で呼ばれる広瀬香美ですが、大ヒット曲「ロマンスの神様」が生まれてから早26年。若い方はピンと来ないかも知れないので、まずはプロフィールをご紹介しましょう。

広瀬香美のプロフィール

本名:石井麻美
生年月日:1966年4月12日(52歳)
出身地:福岡県太宰府市
ジャンル:J-POP
職業:シンガーソングライター、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ラジオパーソナリティ、ボイストレーナー
担当楽器:ボーカル、ピアノ
活動期間:1992年 -
レーベル:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
事務所:Muse Endeavor inc.
最終学歴:福岡女学院中学校・高等学校(音楽科)、国立音楽大学
配 偶 者 :大沢たかお(2006年協議離婚)、2018年10月に米国人男性と再婚

今回の移籍にともない、芸名である広瀬香美を捨てるように要求されています。「『広瀬コーミ』あたりにすれば?」という声もありますが、今更変更するのはやはり抵抗があって当然だとは思いますね。

広瀬香美音楽学校は経営危機

2018年7月、フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」が広瀬香美音楽学校の現在の様子を伝えました。それによると、現在、経営危機に陥っているということです。番組には同校に通う生徒が出演。生徒によると2017年以降レッスン料が高騰し、広瀬によるレッスンも休止状態であるとのこと。

広瀬香美音楽学校の実権を握っているのは広瀬ではなくオフィスサーティーで、広瀬とは運営方針に隔たりがあるのが原因ではと言われているようです。番組が放送された時点で、広瀬クラスの半数近くが辞めてしまったということでした。

オフィスサーティーからの移籍を広瀬の独断で発表?

広瀬香美が事務所の移籍を発表するところから今回のトラブルが公になりました。どういう流れでことが進んでいるのか?そして双方にはどういう言い分があるのか?それらをまとめました。

広瀬香美は事務所の代表を代わって欲しいと要請していた

今回の問題が表立ったのは広瀬の移籍発表からですが、実はそれ以前からトラブルは発生していました。2018年2月28日、広瀬香美はオフィスサーティーの社長平野洋一氏に事務所と広瀬香美音楽学校の代表を代わって欲しいと要請していたのです。

以降4度の話し合いを持ちましたが、両社の意見は平行線をたどっていました。

トラブルの背景には広瀬の焦りがあった

広瀬香美 / ロマンスの神様

広瀬のヒット曲と言えば1990年代の「ロマンスの神様」など、はっきりいって古い曲ばかりです。コンサートも東京はある程度埋まるものの、地方へ行くとほとんどガラガラだったといいます。「このままではアーティスト生命が終わっていまう」広瀬が焦ったのも無理ないことかもしれません。

「自分の人気が落ちているのは事務所の運営に問題がある。私が采配をふるえば返り咲ける。」と主張していた広瀬香美。焦る気持ちは理解できますが、これだけを聞くと彼女のワガママのようにも思えますね。

広瀬香美が事務所移籍を申し出た

2018年5月21日、広瀬香美がオフィスサーティーとのマネジメント契約を終了し、当時設立中の『Muse Endeavor inc.』に所属すると発表しました。一般には広瀬香美の移籍は5月28日とされていますが、本人の出したコメントでは5月21日となっているようです。

オフィスサーティーは芸名の使用禁止を言い渡した

会社に許可を得ることなく行われた広瀬香美の突然の移籍発表に、社長である平野洋一が怒りのコメントを発表します。

その内容は、「石井麻美(広瀬香美の本名)氏の一方的な対応に強く抗議し、『 広瀬香美 』の名を使用した芸能活動の一切の禁止を求めるとともに断固たる法的措置をとる」といったものでした。

オフィスサーティーには広瀬以外の看板タレントがいない?

広瀬香美 / promise

オフィスサーティーには広瀬以外に看板タレントがいません。ということは?事務所の運営は広瀬の働きだけに頼っていたということでしょうか...?

事務所を批判する声が多数上がっている

広瀬以外に看板タレントがいないオフィスサーティー。広瀬は長年にわたって事務所に貢献し続けていたようです。広瀬の「社長を代われ」という言い分だけを見ると彼女のワガママと捉えられても仕方ないですが、これはちょっと事情が違うかも...?

「広瀬の人気に頼り切って他のタレントを育ててこなかったこと自体がおかしい」「さんざん支えてもらってきて、辞めるとなると芸名を使えなくするのはセコイ」などと、事務所を批判する声があがっているのもある意味当然ですね。

世間の反応を見て、事務所は広瀬に話し合いを求めてきた

事務所としては世間から非難されるのは想定外だったようです。オフィスサーティーは広瀬に話し合いを求めてきました。

都内で会見を開き、「芸名を使わせないというわけではなく、話し合おうという意思」であると発表しています。それなら最初からそのように言えばいいのに...と思いますが、問題のこじれ具合がうかがえますね。

広瀬の人間性にも問題が?

SONGS【広瀬香美】2月6日

事務所へ批判が上がるとともに、広瀬の人間性にも問題があるという意見が出ています。広瀬香美にはどういう批判が上がっているのでしょうか。

広瀬は欲を出して手を広げすぎではないかという批判も

今回の騒動、音楽関係者の間では「広瀬が欲を出し過ぎた」という意見が出ているようです。ここ数年の広瀬の活動を振り返ると、1999年には、広瀬香美音楽学校を開校。2015年には広瀬香美合唱団の設立。と、アーティストとしての活動よりも事業家としての活動に力を入れています。

音楽学校の方がCDを出したり楽曲を配信するよりも利益を出しやすいのは事実。こうして得た利益を事務所が搾取したと疑ったのでしょうか?もしかしたらそのあたりにも今回のトラブルの原因があるのかも知れません。

広瀬香美のマネージャーは8年間に28人交代

広瀬はかなりせっかちな性格であるといいます。テレビ番組の密着取材においてもスタッフに対して「取材を受けている4日間があればもっと歌が成長できたのに」との発言をするシーンがあったとか。番組出演も仕事ですし、わがまま過ぎる発言ですよね。

オフィスサーティー時代も広瀬のマネージャーは8年間で28人も変わっているということで、かなりのワガママっぷりがうかがえます。

オフィスサーティーと広瀬香美の問題は解決困難...

オフィスサーティーによれば一方的な移籍発表に非常に困惑しているとのこと。かたや広瀬は、今後も広瀬香美として活動を続けていくと発表しています。

どちらが悪いとも言い切れないこの騒動。解決は困難でますます泥沼化しそうですね。

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