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水無凛(みずなしりん)とは何者?JKホワイトハッカーの正体とは?

被害額が580億円ともいわれる日本大手の仮装通貨取引所コインチェックのハッキング事件の犯人を追い続けていたホワイトハッカー水無凛さんが話題になっています。彼女は一体何者なのでしょうか?その真相について順に確認し、判明している情報を元に手繰っていきましょう。

スーパーJKホワイトハッカーとは水無凛(みずなしりん)とは何者?

日本大手の仮装通貨取引所コインチェックのハッキング事件の被害総額は非常に高額な580億円ともいわれています。

そんな中で注目を浴びたのが犯人を追い続けていたスーパーJKホワイトハッカー、水無凛さんです。今回は彼女のその真相について順に確認し、その正体について触れていきましょう。

水無凛ってどんな人物?

コインチェックが扱っていた仮想通貨の種類のひとつ「NEM(ネム)」の流出事件によって大きな騒動が起こった2018年。

日本で最も有名なコインチェックが悪質なハッキングに遭ってしまったこの事件は、世界中に大きな衝撃を与えました。

しかしそんな悪質ハッカーに対しひとり立ち上がった人物がいたのです。その人物がまさか「JK」だったとは、誰も想像することはできなかったことでしょう。

水無凛(JK17)のプロフィール

名前:水無凛(みずなしりん)
年齢:不明(17才とは設定上で実は男性?)
職業:JK(自宅警備員の略…という説も)

JK=女子高生かと思考えると映画のスーパーヒーローのようですが、JK=自宅警備員の略という説を聞くと、急に現実に戻されたかのような気分になってしまいますね。

水無凛の顔出し、経歴などについて

悪質ハッカーなどに身柄を狙われてしまうなどのリスクもあるからか、インターネット上を細かく調べててみても水無凛さんの顔出しはされていないようです。

ただし経歴としては、元キャノンやUNIXなどに勤務した上で独立するという経緯を辿ってきた技術者だったそうです。

NEM流出事件の後ではNEM財団から「この問題に一番の適任は君だ」とまでいわれるほどの人物で、プログラミングなどのスキルだけではなく臨機応変な対応能力も備えている方のようですね。

コインチェックハッキング事件とは?

コインチェックとは、日本における国内の主要取引所のひとつとして非常に有名な取引所になります。

仮想通貨の取引所でありながら、直感的に使いやすいデザインとポップなアプリケーションなどで高い魅力を誇り、多くの利用者を獲得していた取引所になります。

現在は辞任しマネックスグループに買収され子会社化されおり、当時の社長である和田さんは執行役員として就任しています。

コインチェックのNEM流出事件

コインチェックのNEM流出事件は世間を大きく騒がせ、2018年の仮想通貨市場は強く冷え込む格好となりました。

その被害総額は約560億円ともいわれており、2014年にビットコイン取引所の「マウントゴックス」から流出した額である(約470億円)を大きく超える、過去最大の仮想通貨流出事件ともいわれています。

水無凛による追跡とマーキング

この事件を受けて水無凛さんは仮想通貨NEMの特徴の1つである「モザイク」という機能を利用して、犯人の持つ「仮想通貨の財布」を追跡できるようマーキングを行ったとのこと。

仮想通貨NEMそのものにマーキングをしたわけではない(仕様上それは不可能)ので誤解を生みやすい部分はありますが、この臨機応変の活動がコインチェック被害に遭われた方の光になったであろうことは間違いありません。

NEM流出に対するマーキングの効果は?

悪質なハッカーによって盗み捉えてしまった仮想通貨NEMですが、このマーキングに効果があったのかどうか、現在の見解をご紹介していきます。

それに対してホワイトハッカーである水無凛さんが立ち上がり、その財布にマーキングをしてくれたことがわかりました。

仮想通貨NEMが今でもダークウェブで購入できる状態に?

史上最大級の盗難事件であるコインチェック事件に立ち向かった水無凛さんですが、その戦いの成否は非常に判断が難しい状況になっているようです。

というのも事件から数ヶ月後のある日、盗難されたNEMがダークウェブにて購入可能になるという自体が発生してしまうという事例が発生してしまいました。

NEMハッキング犯は盗難したNEMを販売するための、簡易的な仮想通貨取引所をダークウェブ上に作成してしまったようです。

法律的な問題も絡む困難な事態でもある

情報筋によると、今回のNEM流出事件は法律的な問題も絡む深刻な問題とのことであると指摘されています。

NEM財団としてはコインチェックに協力する姿勢を見せながらも「仮想通貨NEMそのものにおける問題ではないため、日本の法律に沿って対処すべき問題」と言及しているそうです。

事件当時はコインチェックの管理体制そのものを指摘する声もあがりましたが、水無凛さんひとりの力だけでNEMを取り返すことはどうやら難しいようですね。

NEM盗難犯との戦いとシステム上の抜け穴

NEM盗難事件の犯人は、財団のモザイク技術によってマーキングされている状態でしたが、それでも犯人は現在も捕まっていないという状況があるようです。

これはシステム側の問題なのか、はたまた犯人が凄腕のハッカーだからなのか…。その真相についての現在の見解を示していきましょう。

水無凛さんの追跡は通用したのか?

コインチェックのNEM盗難事件を受けて誰しもが気になるのが「水無凛の追跡マーキングは通用したのか?」ということ。

これについてはここ最近の情報は閉ざされている部分もあるようですが、マーキングそのものは問題なく機能していた様子。

しかしここには残念なことに「システム上の抜け穴」が存在していたようです。いったいどのような抜け穴だったのでしょうか?

システム上の抜け穴とは?

ここでいう「システム上の抜け穴」というのは、仮想通貨決済代行サービスと呼ばれるものだそうで、これを使うとマーキングされていないアドレス(財布)からの出金に見せかけられてしまうとのこと。

水無凛さんの行ったマーキングはアドレス(財布)対するものなので、仮にマーキンが機能していても、財布そのものをカモフラージュされてしまうと効果がなくなってしまいますよね。

しかしながら犯人もマーキングされた時点で「打開策を講じる時間」が必要だったはずなので、時間稼ぎとしては効力を発揮したのではないでしょうか。

まるで映画のヒーローのような水無凛さん

NEM盗難犯と水無凛さんの戦いはまるで映画のスーパーヒーローのような印象を受けてしまうものであり、応援したくなる方が非常に多かったようです。

様々な問題があり水無凛さんだけで解決できる状況ではなくなってしまっていますが、事件当時は寝る間も惜しんでNEM財団への問題解決に尽力してくれていた模様。

NEMは仮想通貨の中でも非常に人気の高い通貨でしたから、多くの通貨ホルダーにとって希望の光のように期待が寄せられていたことは間違いありません。

噂される3つのNEMのハッキング犯候補

噂によるとNEMのハッキング犯には3つの候補があるとされていますので、順に確認していきたいと思います。

1つめが北朝鮮ハッカー、2つめが日本人ハッカー、3つめがコインチェックによる自作自演の内部犯行という説ですが、20149年1月現在に追いてもなおまだ犯人の特定は出液ていない様子。

現時点では真実は闇の中ですが、水無凛さんとハッキング犯との戦いは多くの仮想通貨ホルダーの心に焼き付けられた激戦だったといえるでしょう。

水無凛さんをテーマに映画を作ってほしいという声も

今回のコインチェック事件は非常に大きな騒動になりましたが、その中で水無凛さんの存在にも注目が集まったことは紛れもない事実です。

ツイッターやその他インターネットの利用者の中からは「彼女の活躍をテーマにした映画を作ってほしい」という声も多くあがっていたようですね。

水無凛さんが実際の女子高生だったとしても、仮に自宅警備員の男性だったとしても、JKハッカーが巨悪に立ち向かうというテーマは確かに盛り上がりそうな気がします。

水無凛さんとNEM財団のこれから

いずれにせよ、これまでの情報を考慮する限り、水無凛さんが顔出しを行うことはこれからもないでしょう。

顔出しをしてしまうとイメージが崩れてしまうばかりか、水無凛さんに恨みを持つハッカーによって誘拐されてしまったりなどのリスクが生じてしまう可能性があります。

しかし水面下ではNEM財団と連携し犯人追求に協力していく可能性が高いはずなので、ぜひとも応援していきたいものです。

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