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波瑠は朝ドラ「あさが来た」でした苦労とは?秘話を暴露します!

朝ドラ「あさが来た」で大ブレイクした波瑠ですが、撮影中はかなり精神的に苦労したようです。波瑠崩壊寸前の暴露話と、あさが来たのあらすじ、そして歴代朝ドラヒロインの壮絶な苦労話をピックアップしてお送りします。特に歴代ヒロインの崩壊ぶりは恐ろしいくらいですよ…。

波瑠朝ドラ『あさが来た』出演時の苦労!実は波瑠だけじゃない朝ドラで苦労した芸能人

朝から爽やかな物語を提供するNHK連続ドラマ小説ですが、朝ドラの撮影現場は非常に過酷らしいですね!


放送時間だけを見ても、普通の連ドラならおおよそ10時間程度ですが、朝ドラは1回の放送時間こそ短いですが、トータルにするとなんと39時間もあるそうです。単純計算で4倍の労力をかけて制作してるんですね。


しかも一度スタジオに入ると缶詰で、9:00に撮影開始して終わるのが0:00過ぎるのもザラって言うんですから、サラリーマンの長時間労働さながらです。しかもそれが8ヶ月みっちり続く…。


感受性の高い若い女優さんが平気なはずがありません。歴代の朝ドラヒロインで泣かなかった人はいないんじゃないかと思うくらい苦労されてます。

倒れなかったのは石原さとみだけ!

なんと、歴代のヒロインはみんな一度は倒れていて、何とか持ちこたえたのは石原さとみさんだけと言うじゃないですか!


それでも朝ドラのヒロインを経験して、大きく花開きたい女優さんはとても多いです。新人女優の登竜門のような役割を担っていますよね朝ドラって。


波瑠さんも何度も朝ドラのオーディションに挑戦したけど、なかなか合格しなかったそうです。やっと勝ち取ったのが大ヒットした「あさが来た」だったのです。過酷な現場だというのは芸能界にいるならわかっていることだと思います。それでも何度も挑戦して勝ち取ってるんですから、倒れても壊れても、朝ドラを経験する価値はあるということなんでしょう。

ひとめでわかる朝ドラ『あさが来た』とは…

NHK連続ドラマ小説「あさが来た」はどんなドラマなのでしょう?最近波瑠さんのファンになった人は、波瑠さんの出世作である「あさが来た」は興味があるドラマだと思います。

 

ここで、わかりやすくあらすじをお話しておこうと思います。

大阪に実在した女性実業家のお話!

女性起業家のパイオニアと言われる「広岡浅子さん」をモデルにした物語です。銀行や生命保険会社の経営を手がけ、晩年には女子大学を日本で初めて創設するなど、日本の、特に女子の教育に尽力された方です。


広岡浅子さんの手がけた保険会社は、現在の「大同生命保険株式会社」です。


京都の三井家という豪商の家に生まれたあさ(波瑠)は、姉とは違いとてもお転婆な女の子で、女性は裏で支えて大人しくしているのが当たり前だった時代に反発しまくり、じぶんがやりたい!と思ったことは周囲の反対を押し通ってやる女の子でした。


「嫁にはいかん!」と言っていたにもかかわらず、許婚の両替商の次男、新次郎(玉木宏)に惚れてしまい、結局結婚することになります。しかし時代の流れで両替商の立場は悪くなり、嫁いだ先の商売は火の車でした。


そこであさは自分で商売の勉強を始めることに。「女に学問は不要」という時代なので猛勉強するあさに批判が集まりますが、そんなことはどこ吹く風。やると決めたら誰がなんと言おうとやるのがあさの気性です。

炭鉱~銀行~保険会社~女子大学の経営へ

あさと新次郎の実家の商売がいよいよ倒産か!というタイミングで、新次郎がどこから仕入れたのか「炭鉱経営の時代らしいで!」とあさに話を持ち込みます。


それを聞いたあさはさっそく九州へ。飲んだくれでろくに働かない炭鉱夫を相手に奮闘しますが、女を相手にしない男社会に苦労させられます。悩み多き炭鉱経営の最中、あさは大阪の発展に関わる男、五代(ディーン・フジオカ)と出会い「人を支援しろ」とアドバイスを受け、ちょうど来ていた銀行経営の話を引き受けます。そしてその流れで生命保険会社の創設を手がけ、事業は順調に発展していきます。


両替商の次男で遊び呆けていた旦那、新次郎もこの頃になってやっと、あさに触発され仕事の面白さを見出し協力していくようになります。


晩年、女子教育の重要性に気付いたあさは、資産を投資して日本初の女子大学の創立を手がけます。それがあさと新次郎が最後に引き受けた仕事でした。

朝ドラ『あさが来た』出演キャスト

朝ドラ「あさが来た」の主な出演者を紹介します!波瑠さんのフレッシュな魅力が炸裂したドラマでしたが、その他の共演者のハマりっぷりも見逃せないドラマでしたね!

今井あさ(波瑠)

役柄はあらすじで書いたので、ここでは裏話をひとつ。

 

波瑠さん演じる今井あさは、女性実業家のパイオニア広岡浅子さんがモデルであると先にも述べましたが、広岡浅子さんの旧姓は三井浅子さん。京都の豪商三井家の次女ですが、その三井家はのちの三井財閥です。


朝ドラ史上、もっとも裕福なヒロインとして話題にもなりましたね。なんの不自由もないお嬢様が活発に動き回り、事業を次々起動に乗せていく様は見ていてとても痛快でした。


事業家としての血を色濃く受け継いだのが浅子さんだったのでしょう。本家の血を受け継いでしまうと時代に関係なく、女性でも大事業家になるものなんですね。

白岡新次郎(玉木宏)

あさと出会った頃はとんでもない道楽者で三味線をこよなく愛する、大阪有数の豪商(両替商)加野屋の次男坊。「お嫁には行かない!」と言っていたあさと許婚になりますが、新次郎が上品に三味線を弾く姿にあさが惚れて、めでたく結婚となります。


道楽ばかりで家業の衰退もどこ吹く風の新次郎でしたが、遊びを通して驚くほどの人脈を築いており、それがのちにあさの事業や、大阪の発展に一役買います。


あさの尽力で家業の加野屋は加野銀行として再建し、相談役として専念しますが、のちの昭和恐慌で銀行は廃業してしまいます。


加野屋のモデルは実在した大阪の豪商「加島屋」で、現在は大同生命の歴史の中にその名前は刻まれています。(新次郎のモデル、広岡信五郎の弟が大同生命初代社長です)

五代友厚(ディーン・フジオカ)

大阪の株式取引所や商工会議所を作るなど、大阪経済の発展に大きく関わった実在の人物がモデル。あさとは結婚前に出会い好意を抱いていたため、なにかとあさの面倒を見ることになります。程なくあさは新次郎と結婚してしまいますが、その後も変わらず、経営の助言などをして裏からあさを支え続けます。


ディーン・フジオカさんもこの「あさが来た」で大ブレイクしたひとりですね!あまりの人気で死去する予定が1ヶ月ほど伸びたとか!脚本を変えさせ「五代ロス」という言葉も生まれるほど注目を浴びました。

波瑠の朝ドラ出演時の”苦労話”

波瑠さんも、歴代の朝ドラヒロインに負けず劣らず、大変な苦労をされています。漏れ伝わる苦労話は少ないですが、エピソードの裏に辛い心理が見え隠れしています。

塗り絵事件

朝ドラでの波瑠さんの苦労話がチラホラと残っています。


おそらく、過酷な現場で心を落ち着かせるためだったのでしょう。仕事場に塗り絵を持ち込んで、合間に一生懸命塗っていたそうです。


ある日、長い台詞がある難しい撮影に挑みながら「無事に終わったら、あの花の塗り絵を塗ろう!何色にしようかな…」と塗るのを楽しみに頑張って、無事に終了し控室に戻って「さぁ塗ろう!」とページをめくったら…


なんともう塗られていたんですね!


犯人は玉木宏さん(汗)波瑠さんは塗られているのを見た時、泣くくらい激怒したらしいです…お疲れだったんでしょうね(汗)

実は苦労人の波瑠!

ここで波瑠さんの経歴を少し。朝ドラで鮮烈なデビューをした女優さんなのかな?と思っていましたが、案外下積み時代が長いんですよね。朝ドラが初めての仕事ではありません。


朝ドラには過去3回もオーディションを受けて落ちているそうです。4回目の挑戦でやっと「あさが来た」を勝ち取っているのですが、「純と愛」や「あまちゃん」などにも応募して玉砕した経験があるそうです。


特に「純と愛」では最終審査まで残っていたので、落ちた時のショックはかなり大きかったそうです。普通はもう諦めても良さそうですが、ここからよく立ち直り、挑戦する気になりましたよね。


その他にも、売れてない時期は毎日オーディションを受けていて、200連敗した経験もお持ちだとか。結構苦労されてるんですよね。そんな印象を一切感じさせないのがすごいですね。

波瑠だけじゃない!朝ドラで苦労したヒロインたち

朝ドラにまつわる波瑠さんの苦労は、まだ軽度の部類じゃないかと思います。オーディションをくぐり抜けやっと掴んだ幸運ですから、根性の座り方が違ったのだと思われます。


しかし朝ドラヒロインの中には壮絶な苦労をした女優さんもいます。波瑠さん以上の苦労をした女優さんの話を見てみましょう。

「梅ちゃん先生」の堀北真希

「梅ちゃん先生」で平均視聴率が20%を超え大注目を浴びた堀北真希さんですが、堀北さんもかなり苦労された中のひとりです。


朝ドラの撮影は、1話ごと取っていく形式ではなく、同じセットを使うシーンを30から40シーン撮りためるという方法で撮影されるのですが、主役ともなると50シーンにのぼる場合もザラで、特に堀北さんの場合は出番が多く大変な思いをしたらしいです。


朝ドラって最初と終わりでかなり年齢が進んでますよね。あるシーンでは10代、あるシーンでは40代…と時系列完全無視でどんどん撮影されていきます。女優さんにとっては切り替えがとても難しいんですね。把握してないと監督の指導が入り撮影は止まるし、常に緊張を強いられて精神的に追い詰められることになります。


堀北さんもうつのようになり、後半は共演者ともほとんど会話することはなかったそうです。

「純と愛」の夏菜

「純と愛」で主役をした夏菜さん。「家政婦のミタ」などを手がけた遊川和彦さんの脚本だったのですが、夏菜さんは遊川さんにこってり絞られることで崩壊していきました。

 

ある時トイレにこもり、長時間出てこなくなったこともあったそうです。中でずっと泣いていたそうで、必死の説得でやっと出てくる…なんてことが現場で起こっていたそうです。

 

それに「純と愛」はそんなに評判高くなかったですよね。ある時、視聴者の辛辣な感想を見てしまった夏菜さんは、それ以来飲まないとやってられないようになったそうです…。

 

そして大阪放送局のドラマでは、歴代ヒロイン専用のマンションが用意されてるのですが、夏菜さんは仕事のない日は部屋にこもり酒浸りの毎日だったとか。

 

その部屋には誰があけたのか、壁に穴が開いてるんですって。その穴を見ながら「きっと壁を殴ったんだろうな…その気持ちわかるな」とチビチビやっていたそうです。これはかなりヤバイですね(汗)

「春よ来い」の安田成美

「春よ来い」で朝ドラ主演をした安田成美さんですが、この方、なんと朝ドラを途中で降板なさってます(汗)


鬼のような長台詞を書く橋田壽賀子さんの脚本にノイローゼとなり、やむなく降板したという話が残っています。その後、橋田壽賀子さんから「可愛がっていた飼い犬に手を噛まれた気分」と辛辣なコメントがあったことでも有名な降板劇です。


でも安田成美さんって「てっぱん」に出演されましたよね!この降板劇のミソギも済んで、NHKに普通に出入りできるようになってるんですね!よかった~。

波瑠のプロフィール

生年月日:1991年6月17日
出生地:日本 東京都
身長:164 cm
血液型:O型
職業:女優・ファッションモデル
ジャンル:映画・テレビドラマ・CM
活動期間:2004年~
事務所:ホリエージェンシー

波瑠が出演をした朝ドラ『あさが来た』を一度見てみてください!

「あさが来た」は今世紀最高の視聴率を叩き出しているドラマで、波瑠さんの魅力も素晴らしいですが物語としても最高に面白いので、オンデマンドなどを利用して一度見てくださいね!

 

「そうか~波瑠さんはこの撮影の合間に塗り絵で気持ちを紛らわせていたんだな…」と苦労話と合わせてみると、面白さが倍増しますのでおすすめです!

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