木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
土屋太鳳さんが抱えていた舌の異常とは「舌小帯短縮症」という症状です。病気ではなく、生まれつきの舌の異常です。
この症状を持っていると「滑舌が非常に悪くなる」のです。舌の動きが悪いので発音がおかしくなり、土屋太鳳さんもデビューから3年ほど、セリフが上手く言えないことにとても悩んだそうです。
セリフも言いにくいですが、声が出にくいというのもこの症状の特徴。声を出しているとすぐに声がかすれてくるのだそうです。演技をする女優さんには致命的な症状です。
そんな舌の異常に泣くほど悩んでいたある日、弟の友人のお母さんが「これはもしかしたら舌の異常かも」と気付き、知り合いの歯科医に紹介してくれたそうです。
そこで舌小帯短縮症であるとわかり、舌の裏側の筋を切れば滑舌を改善できることが明らかになります。それほど難しい手術でもなく、滑舌に悩む人がよく行っている手術ということで、土屋太鳳さんは舌の手術をやってみることにしたんだそうです。
舌の手術をやっても、思うように滑舌が戻らない人もいます。ちょっとした賭けですが、何もしないよりは改善の見込みがあるだけマシです。
なんと若干16歳で自分で手術を受けることに決めるんですよね。この年齢だと「親に連れられて…」というパターンが多じゃないですか。自ら決意して親に許可をもらう16歳ですよ。プロ意識がすごいですよね。
手術は無事終わりましたが、術後はとても痛かったそうです。舌を噛むとものすごく痛いですよね。あの状態がしばらく続くのは痛そうですね!しかし治療の甲斐あり、回復後は滑舌が良くなります。声も出やすくなり、そこからどんどん仕事が増して、今の不動の人気を確立したんですね。
自分の舌のことを、土屋太鳳さんは「サワコの朝」というトーク番組で明らかにしています。2017年4月放送です。こちらがその動画になります。
土屋太鳳さんは自分のブログで、舌のことに関するコメントを発表しています。まだ手術をする前の記事なので15~16歳の頃です。しっかりした文章を書きますね!
さて、突然ですが、みなさんは「舌小帯」って知っていますか?
舌の裏から下あごの内側に繋がってる細い部分が舌小帯(ぜつしょうたい)です。
すごく前に、ブログに書いたことがあると思うんですけど、
私は小さい頃、はっきり言葉を発音することが出来ませんでした。
母は、成長で治ることもあるので、様子を見てくれてたらしいんです。
でも、想像していたより早く発音を気にする必要が来たので、
「滑舌」という言葉を初めて教えてもらって、
事務所に所属してからは、「外郎売」という、滑舌の訓練で使う有名な台詞や、
発声練習を教えてもらって、自分なりに発音を治す工夫をしてきました。
そうやって口をたくさん動かす方法で、発音するよう努力したんですが、
どうしても「た」とか「ら」の音が、油断するとハッキリ出なかったりしたし、
最近は顎の骨の上に筋肉がついて来て、痛くなったりしてきたんです。
大好きな演技をずっと続けたいけど、
努力しても、発音は乗り越えられないかもしれない…と悩んでいました。
そしたら、ウルトラマンゼロのDVDを観た弟の友達のお母さんが、
「もしかしたら口の構造に原因があるかもしれない。」と気が付いて下さって、
口の構造などを診断するお医者様を紹介して下さったんです。
同じ記事内に、若干16歳のプロ意識を感じさせる記述があります。素晴らしいなぁ。どうやったらこんな子を育てられるのでしょうか?
「た行」と「ら行」が発音しにくかったらしいですね。ということは「土屋太鳳(つちやたお)」という自分の名前の発音もままならなかったということです。
女優さんってイベントなどで自分の名前を発音する機会が多いじゃないですか。そのたびに悔しい思いをしていたとしたら可哀想な話です。手術で治って本当に良かったですね。
小帯短縮症、舌小帯短縮症といろいろ言い方はありますが、要するに、舌が動きにくいことにより日常生活に支障をきたす症状のことを言います。
舌を上あごの方に持ち上げると、舌の裏に1本筋が見えますよね。あの筋が生まれつき短いことにより、滑舌や発生の問題が生じる症状です。
舌小帯短縮症を持つ人は、土屋太鳳さんと同じように「た行、ら行、な行」の一部が発音しにくくなるそうです。
2001年に小児科学会が「舌小帯短縮症は治療の必要はない」と声明を発表したため、舌小帯短縮症をきちんと診てくれる小児科医が少ないのが現状です。
しかし最近は、舌小帯短縮症による劣等感などが見られる場合は、早期に治療をするのが望ましいという見解に変わってきています。
乳幼児の頃から手術は行なえます。赤ちゃんであれば出血量が少ないので、局所麻酔を患部に塗り、ハサミで筋を切る術式が行われます。その後はガーゼを当てておけば自然に出血は止まるので、止まれば授乳も可能になる簡単な手術となります。
2歳以上になると出血が多くなるので入院が必要です。麻酔は全身麻酔で、傷口は溶ける糸で縫い合わせます。おそらく土屋太鳳さんも同じような手術を行ったと思われます。
その後、まだ発音障害が残る場合は、言語聴覚士の元でのリハビリが行われます。
人前で話したり歌ったり表現したりするのが仕事である芸能界は、一般の割合から比べると舌小帯短縮症の手術を行った人が多い傾向にあります。
滑舌が悪いとすんなり届きませんから。土屋太鳳さんも言うように「致命的」な症状なので、手術してでも改善したい人は多いようです。
知らなかったんですが、あの松田聖子さんも舌小帯短縮症だったそうですね!そう言えば「つ」とか「る」とかの発音が独特だったような…。そこだけ舌足らずな発音に聞こえる感じはありましたね!
あとはアイドリング!!!の菊地亜美さんと元AKBの増田有華さん、ロッチのコカドさんが有名です。菊地亜美さんはせっかく手術したのに全然変わらなかったそうです。そんなこともあるんですね。
増田有華さんはロッチのコカドさんと一緒に手術しようと約束していたのに、約束を破ってさっさとひとりで手術してしまって、ブログ上でコカドさんに謝罪してました…パッとしない男性と仲良く手術って、まぁ本気で言う女の子は少ないですね(汗)
増田有華さんのブログです。
ロッチのコカドさん。
怖いから一緒に手術しにいこうね。
真剣な眼差しで言っていただいたのに、なにも言わず、勝手に手術してしまい、本当に申し訳ありません。
ブログ上ではありますが、謝罪させていただきます。
本名:土屋 太鳳
生年月日:1995年2月3日
出身地:日本 東京都
身長:155 cm
血液型:O型
職業:女優
ジャンル:映画、テレビドラマ
活動期間:2005年~
著名な家族:土屋神葉(弟)
事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
土屋太鳳さんが舌の治療をしたのを知らない人の中には、少し甘ったるい発音が残る土屋太鳳さんのしゃべりや声を「嫌い!」という人がいるのですが、生まれつきの発音ではなく、手術でなんとか取り戻した発音であることは知っておいてあげてください。
一応舌が正常になっても、独特の発音になるのが舌小帯短縮症の特徴なのでしょう。暖かく見守っていきましょう!
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10歳の時に自らオーディションに応募して芸能界入りを果たし、13歳で映画デビューを成し遂げた土屋太鳳さんですが、16歳で手術をするまで舌の異常に悩まされていたそうです。
その舌の異常は、女優としてやっていくには致命的なもの!自ら手術を決めて女優として生きていく決意をしたそうです、若干16歳で。
なんの苦労もなくいきなり出現して売れた女優さんの印象がありますが、結構苦労されてるんですよ土屋太鳳さんって。