今さら聞けない！ミュージシャン椎名林檎「群青日和」の魅力とは

椎名林檎は埼玉県生まれの静岡・福岡育ち（公式のプロフィールでは福岡出身）です。

「林檎」という芸名は、音楽活動するにあたり著作者登録をするために筆名が必要であり、ドラマーとして音楽活動を始めた椎名さんは、イギリスのロックバンド「ビートルズ」のドラマー「リンゴ・スター」から名前を拝借したと言われています。

ロックンロールやジャズ、ヒップホップなどジャンルを問わない柔軟さを持ち、特徴的な楽曲を数多く発表しています。

2001年に産休に入り、一時は音楽活動を休止することも考えていました。しかし、カバー曲を多く手掛けていくうちに、周囲から音楽活動の継続を後押しされ、再びミュージシャンとして活動することになります。

2008年公開の映画「さくらん」では音楽監督として、映画の楽曲や主題歌を制作・担当しました。この年の「第31回日本アカデミー賞」優秀音楽賞を受賞しました。


2016年「リオオリンピック・パラリンピック」閉会式の「フラッグハンドオーバーセレモニー」の音楽監督を担当、世界的に高い評価を得ました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式の4式典総合プランニングチームに就任、ミュージシャンから音楽プロデューサーへ進化を遂げています。

「東京事変」は椎名林檎さんがボーカルを務めるロックバンドです。産休明けの椎名林檎は、音楽活動を再開しますが続けるモチベーションを見いだせずにいました。

そんな時「メンバーたちのために書き下ろすつもりで曲をかけば意欲が涌くのでは」と一念発起し、「東京事変」を結成します。

「東京事変」のメンバーは、椎名林檎のバックバンドをしており「東京事変」を結成するにあたり、正式なバンドメンバーとして迎え入れ、バンド活動をスタートさせました。

「群青日和」は椎名林檎率いる「東京事変」のデビュー曲として、2004年9月8日リリースされました。「群青日和」は今でも人気のある楽曲です。

「群青日和」は発売から14年以上経ちますが、未だに人気は衰えていません。椎名林檎のLIVEでも披露されるなど、世代を超えて今でも愛されています。

「群青日和」のMVは動画配信サイト「You Tube」でフルバージョンを視聴することができます。若かりし日の椎名林檎を見ることができます。

「群青日和」のMVは、男性に特に人気があります。その理由は、クローズアップされた椎名林檎の衣装や汗だくの体、ずっと無表情で歌い最後に笑みをこぼす瞬間など、男性が気に入る仕掛けが数多く盛り込まれています。

「群青日和」は楽曲だけでなく、MVにも人気を集める仕掛けが込められていました。

「東京事変」解散後も、椎名林檎は自身のLIVEで「東京事変」を披露しています。ここではLIVEで披露された「東京事変」を動画でご紹介します。

「群青日和」の後に歌っている「NIPPON」は、サッカー日本代表のために椎名林檎はNHKからの依頼を受け、制作した楽曲です。

ここからは「群青日和」のコードやタイトルの意味、そして歌詞についてご紹介すると共に、曲に関する考察を見ていきましょう。

「群青日和」のコードについては、さまざまな考察が行われています。アマチュア向けのコード表が正式にあるわけではないため、真似したい人は「耳コピ」で「群青日和」のコードを覚えます。

質問サイト「教えて！goo」にコードについての回答がありましたので、ここでご紹介しておきます。

タイトルの「群青日和」の意味について、椎名林檎はこれまで言及していません。ネットでも数多くの考察がされていますが、真実は謎のままです。

「群青」とは青色を指す言葉であり、「群青日和」とは「晴れ渡った快晴」といった具合でしょうか。しかし、言葉を巧みに使う椎名林檎の考えはそのままストレートなのか、未だ答えは出ていません。

「群青日和」の歌詞をここでご紹介します。かつて「新宿系」と言われた椎名林檎は、楽曲に「新宿」が数多く登場します。

同楽曲も「新宿」が舞台になっています。歌詞を覚え、MVでリズムを覚えて実際に新宿に言ってみましょう。もしかしたら「群青日和」の意味も分かるかもしれません。

椎名林檎がモチベーションを上げるために結成した「東京事変」のデビュー曲「群青日和」は、リリースから10年以上の時が経過しても未だに愛されています。

独特な歌詞やコード、謎の多いタイトルなど世代を超えて、人を引きつけ続ける魅力がありました。

これで椎名林檎の「群青日和」について分かりましたか。次は、あなたが誰かに「群青日和」を教えてあげましょう。