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2023/12/28
大今里
2017年に公開された安室奈美恵さん×ドコモのCM。
コンセプト「25年の軌跡」。安室奈美恵さんもドコモも、ともに25周年ということでこのコラボレーションが生まれました。25年の安室奈美恵さんのメイクの歴史も見られます。
こちらのCMでの年代をもとに安室奈美恵さんのメイクの歴史を振り返ってみます。
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アムラー旋風を巻き起こしたころ。
小麦色の肌に細眉、茶髪のロングヘアー、ミニスカートに厚底のロングブーツ。日本中に安室奈美恵さんのメイクをまねした「アムラー」があふれかえっていました。日焼けサロンの需要が増えたのもこの頃。
細眉をまねるために眉毛を抜く女の子も多く、すっぴんは眉毛ないという人も多かったはず。「TRF」のSAMさんとの結婚発表時には長かった髪をショートにしました。
当時を再現したというメイクは、アイシャドーにシルバーブルー、このときはまだまつ毛を上げて目元を強調する時代ではなかったということで、ビューラーは使わず、リップはダーク系。
安室奈美恵さんがこの世界に入るきっかけとなり、憧れていたのは「ジャネット・ジャクソン」。そこに近づこうとしているのが垣間見れます。
小室哲哉さんのプロデュースを離れたころ。2003年には「SUITE CHIC」としてZEBBRAさんやVERBALさんとも活動を始めました。安室奈美恵さんの楽曲へのこだわりの方向性が定まってきたのもこの頃からです。
一般的にはこの頃、安室奈美恵さんの人気は下火となっていたといわれていますが、R&B色が強まってきて、よりアーティスティックなファン層の獲得をしました。
この頃の安室奈美恵さんのメイクは、目元にブラウン系のグラデーション。しっかり細めに描いていた眉毛は、ナチュラルに。メイクは全体的にクールでかっこいい感じから、柔らかく可愛いイメージへと変わりました。チークもピンク系に。
「これが安室奈美恵!」という現在のイメージを確立してきた頃。一般的にもコアな層にも支持される「孤高の歌姫」として崇拝するファンが定着しました。LIVEチケットは入手困難なのが当たり前。ライブでのMCはなく、ひたすらショーを魅せる事で話題に。メディアにもめったに出なく、SNSもやらないことで神のような存在になりました。
メイクは、アイシャドーにアッシュ系。グレーブラウンやチャコール系の色を使っています。眉は時代に合わせ、ナチュラルに整えています。
現在も引き続きふわっとしたナチュラルメイク。1992年時と比べると表情もメイクも優しくなりました。肌も白くて綺麗です。ドコモCMでの2017年版メイクは現在の安室奈美恵のメイクを再現したのではなく、先の未来を想像させるものにしたのだそうです。「こんなのが流行るかな?」「こんなのが面白いかな?」という安室奈美恵さんの遊び心が表現されています。
25年もの間、常に多くの方に愛され指示されてきた安室奈美恵さん。
彼女の歴史に影響された方は数知れず。安室奈美恵さんは常に視野を広く持ち、自身の好きなものを上手に貫いてきました。それが表れているのが楽曲やショーの魅せ方、そして時代ごとに変化してきたメイクです。それぞれのメイクは安室奈美恵さん自身とヘアメイクさんとで考え出してきたものだそうです。
デビュー当時のメイクも、時代を感じる面もありますが、今見ても安室奈美恵さんのかっこよさが見れます。そのメイクの歴史には、ただのメイクだけではない、彼女の「生き様」のようなものさえ感じられます。
私たちはそれを無意識に感じ取って、彼女のメイクの向こう側に憧れているのかもしれませんね。
憧れている人を自分の中に取り入れて、その先から自分の好きなものを取捨選択して、「これが自分」というものを作っていく。それが安室奈美恵さん流の「メイク」かもしれません。
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