記事ID136923のサムネイル画像

名作「秘密の花園」が映画になっていた!製作総指揮はあの人!

児童文学書として親しまれている「秘密の花園」が映画になっていました。本の世界が映像として楽しめるのは嬉しいですね。親子で楽しめる映画なので安心して観ることが出来ますよ。映画の詳細だけでなくテレビムービーの「秘密の花園」などについてもまとめました。

映画「秘密の花園」のストーリー(ネタバレなし)

イギリス生まれでアメリカに移住したパーネットの1911年に発行された小説が元となっている映画です。パーネットは「秘密の花園」だけでなく「小公女」や「小公子」の作者として知られています。

~あらすじ~

両親に愛されたと感じられない少女は孤独を感じながら、わがままで気難しい子に育ってしまいます。ある日、両親が急逝してしまい、父の姉の夫である伯父に引き取られました。伯父の屋敷は自然に囲まれ、大きな庭がありました。少女は自然に親しみ、徐々に明るさを取り戻していきます。

ひょんなことから少女は壁に囲まれた庭を発見します。庭の入口と鍵を見つけて中に入ってみました。そこは荒れ放題でしたが、生きている植物を見つけ、少女は友人たちと庭園を蘇らせようと奮闘するハートフルな映画となっています。

映画「秘密の花園」(1993年)のキャスト

映画「秘密の花園」に出演しているキャストは子供たちを含め、日本ではあまり有名ではありませんが、唯一日本でも知られている人がいました。屋敷の家政婦であるメディロック夫人を演じたマギー・スミスです。

名前を聞いただけでは知らない人も多いかもしれませんが、ハリー・ポッターシリーズのミネルバ先生といえば、分かる方もいるのではないでしょうか。

ミネルバ先生は厳しい先生でしたが、「秘密の花園」のメディロック夫人も厳しい方です。厳格な役が合うのかもしれないですね。

映画「秘密の花園」(1993年)とコッポラ

「コッポラ」と聞いて誰を想像しますか。女性映画監督のソフィア・コッポラでしょうか。コッポラの名が付く有名人はたくさんいますが、このコッポラはソフィア・コッポラの父であるフランシス・フォード・コッポラです。

そんなコッポラが製作総指揮をしたということで映画「秘密の花園」は話題になりました。写真を見ると、少々ケンタッキーのカーネルおじさんを思い出してしまうかもしれませんが、とても偉大な方なんですよ。

不朽の名作とも言われている映画「ゴッドファーザー」の監督を務めていたのがコッポラです。1972年に公開されましたが、今でもファンが多くいるのを見てもコッポラの偉大さが伝わりますね。

映画「秘密の花園」と「ゴッドファーザー」では全く違う特色の映画で、コッポラの多彩な才能を垣間見ることができますね。

映画「秘密の花園」(1993年)の予告編

日本語の吹替え版や字幕の予告は見当たらなかったため、オリジナルの英語での予告です。

1993年と古い映画ですが、今でも十分楽しめる内容なのでぜひレンタルショップなので探して全編見てみてください。かわいい子供たち、動物、そして、美しい植物に心が癒され、思わず泣いてしまうかもしれませんよ。

テレビムービー版「秘密の花園」(1987年)

映画「秘密の花園」は1993年のものですが、それよりも以前に作られたテレビムービー版の「秘密の花園」も存在しています。こちらはあまり知られていないのですが、原作にもない結末が描かれています。動画サイトなどで探すと見つかるかもしれないので、異なる結末が気になる方は探してみてください。

このテレビムービー版「秘密の花園」には驚くべきキャストが存在していました!そう!今ではイギリスを代表する俳優の一人であるコリン・ファ―スです。「ブリジット・ジョーンズの日記」や「英国王のスピーチ」などの作品に出演されていますね。

テレビムービー版「秘密の花園」では大人になったコリン役を演じています。本名と同じ役だったんですね。今とあまり変わらない姿を見ることができますよ。

邦画「ひみつの花園」

文学的にも有名な「秘密の花園」は主にイギリスが舞台となっているのですが、日本が舞台で日本人が演じた「秘密の花園」がありました!と、思いきや「秘密」ではなく「ひみつの花園」。全然違う内容です!!

ちなみに映画「ひみつの花園」は「ウォーターボーイズ」や「ロボジー」などを手掛けた矢口史靖監督の作品で西田尚美初主演映画のコメディです。

「秘密の花園」とは全く関係ないので間違えないように気を付けましょう。

TOPへ