これぞ究極の禁断愛!?ドキドキが止まらない兄妹の恋愛作品まとめ

小説や漫画、映画やドラマにアニメまでそうした作品の中に描かれた恋愛の世界はいつの時代もドキドキや青春、憧れ等を映しだしてくれています。

恋愛の世界は本当に色とりどりで、爽やかな初恋を描いたものや親友との三角関係、泥沼不倫などその世界はとどまるところを知りません。

今回ご紹介する兄妹をテーマにした恋愛作品もその世界観の一つです。禁断の恋だからこそさらに夢中になってしまうのがこのテーマの魅力の一つといえます。

禁断の恋愛だからこそドキドキしてしまう。そんな非日常的な兄妹恋愛の世界が恋愛作として話題を集めています。

もちろん兄妹恋愛はフィクションの世界だから面白いのであって、あくまで非日常的な世界を覗き見るという感覚を忘れてはいけません。

それでは禁断の恋愛、兄妹作品の世界をご紹介していきます。

兄妹恋愛作品の人気の火付け役となったのが青木琴美先生が描いた『僕は妹に恋をする』（小学館フラワーコミックス）です。兄妹双子の高校生を主人公に禁断の恋愛を描いたこの作品は嵐の松本潤さん、榮倉奈々さんの主演で映画化もされ、それまで一部の人に愛されていた兄妹恋愛の世界を一気に全国的なものにしました。

この作品はアニメ化もされ、『僕は妹に恋をする』は兄妹恋愛作品のパイオニアとしてその名を不動のものとしました。

兄妹恋愛作品には他にも2004年のアニメ作品『恋風』や2012年のアニメ作品『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』などがあります。

『恋風』は両親の離婚後、10数年を経て妹と知らずに恋をしてしまう主人公を描いた作品です。

『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』は兄妹恋愛を明るくコメディータッチで描いた作品となっています。

兄妹恋愛作品は他にもまだまだあります。『僕は妹に恋をする』を肩を並べるほどの人気を博した作品が北川みゆき先生の『罪に濡れたふたり』（小学館少女コミックcheese!）です。作品中に出て来る過激な性描写も話題となりました。こちらは兄妹ではなくイタリアで偶然に出会った姉弟の恋愛を取り扱った作品となっています。

ここまで紹介してきました禁断の兄妹恋愛作品ですが実は昔から恋愛のテーマとして描かれていました。こちらダウンタウンの浜田雅功さんと中山美穂さん主演で話題となった『もしも願いが叶うなら』もその一つです。

こちらは浜田さんが兄、中山さんが妹という設定でろくでもない兄に妹が振り回されるという内容ですが、実は二人にはお互いに秘めた感情もあり、さらにドラマの中に隠された秘密もあってという王道の恋愛ドラマとなっています。中山美穂さんが歌う主題歌の『ただ泣きたくなるの』も大ヒットしました。

この他にも『タッチ』や『H2』などの大ヒット漫画で知られるあだち充先生の『みゆき』（小学館少年ビックコミック）も兄妹恋愛がテーマになっています。

憧れの女性である鹿島みゆきと突如主人公の目の前に現れた妹の若松みゆき（血のつながりはない）、二人のみゆきの間で揺れる主人公を描いた作品となっています。

この『みゆき』は大ヒットを記録し、『タッチ』や『H2』と並んであだち充先生の代表作となりました。『みゆき』はアニメ化、映画化、ドラマ化と人気作品の王道を進みます。ドラマ版では河合その子さんが一人二役で両方のみゆきを演じました。

今回は禁断の兄妹恋愛作品についてご紹介してきました。兄と妹が恋に落ちるというタブーに触れるドキドキ感が人気の秘密です。アニメに漫画に映画とその作品の舞台は広がり続けています。

フィクションだからこそできる恋愛の世界観を皆さんも一度開いてみませんか？きっと今まで見たことのない恋愛観がそこには広がっているはずです。