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    「ラストフレンズ」豪華キャストが共演!社会問題に切り込む作品!

    2008年に放送された「ラストフレンズ」。キャスト一人一人が抱える、人には言えない過去。人には言えない今を描いた、友情あり、恋愛ありのドラマです。「ラストフレンズ」では、豪華キャストの共演が話題になり、それぞれが難しい役に挑戦しました!

    何度見ても飽きないドラマ「ラストフレンズ」

    毎シーズン、次々と新しいドラマが始まります。
    その仲で、印象深かったドラマは、再放送でも見てしまいます。
    ストーリーやラストが分かっているのに、つい見ちゃうんですよね。
    何度見ても飽きないドラマの中に、2008年に放送された「ラストフレンズ」があります。
    あまりに好きすぎて、小説の「ラストフレンズ」も買ってしまったくらいです。
    懐かしい「ラストフレンズ」のキャストを中心に、もう一度、「ラストフレンズ」をおさらいしてみましょう。

    2017年、何故2008年放送の「ラストフレンズ」がトレンド入りしたのか?

    2008年に放送された、ドラマ「ラストフレンズ」。
    キャストは長澤まさみ、上野樹里、錦戸亮、瑛太らの豪華キャストで放送されました。
    そんな豪華キャストと内容で話題となった「ラストフレンズ」が、Twitter上でトレンド入りしたそうなんです。
    「ラストフレンズ」は社会問題となっているDV、セックスレス、性同一性障害などに斬り込み、若者たちがどう自分らしく生きていくかをテーマにした青春ヒューマンドラマです。
    関西地方で再放送されたことから、再び「ラストフレンズ」がトレンド入りしたようですが、「ラストフレンズ」の最終回の視聴率は22%超えを記録したんです。

    「ラストフレンズ」キャスト・DV彼氏に耐える女性を演じた長澤まさみ

    キャスト・藍田美知留/長澤まさみ
    母子家庭で育った藍田美知留は、明るくて、優しい性格。
    その反面で、優柔不断で流されやすい。
    母親がアパートに男を連れ込んでいることに、嫌悪感を抱いていて、職場である美容室でもうまくいっていない美知留。
    家にも職場にも居場所がないと感じていた。
    そんな時、恋人の宗佑(錦戸亮)に、同棲しようと言われ、美知留は迷わなかった。
    しかしそれは地獄の始まりだったのです。
    同棲を始めてすぐ、宗佑の態度が一変。
    激しい束縛や、DVを受けるようになった。
    美知留は助けを求めて、瑠可(上野樹里)のいるシェアハウスへ行く。
    しかし、再び宗佑を信じ戻るのだが、更に激しい束縛とDVを受けるようになる。
    タケル(瑛太)の救出で、もう一度、シェアハウスへ行き、美知留はタケルに惹かれていく。
    すると、タケルはやきもちを焼いた宗佑から暴行を受ける。
    そのせいで、タケルは仕事を失ってしまう。
    そんな時美知留は、瑠可が自分へ好意を寄せていることを知ってしまい、困惑する。
    そして宗佑からレイプされてしまうという事件も発生。
    その後、宗佑は自殺。
    美知留は遠くへ行くことを決意する。
    そこで妊娠が判明。
    美知留は出産する。
    そこへ瑠可とタケルが迎えに来て、最終的に3人で子供を育てて行くことにする。

    この「ラストフレンズ」での美知留のキャストは長澤まさみで大正解でした。
    逆に美知留のキャストは長澤まさみ以外いませんでした。
    長澤まさみさんは人気がある一方で、女性受けが悪かったですが、このドラマでDVに耐える姿が高評価を得て、女性からも認められるようになりました。

    「ラストフレンズ」キャスト・「のだめカンタービレ」でブレイク!今度は性同一性障害の役を演じた上野樹里

    キャスト・岸本瑠可/上野樹里
    美知留と中・高の同級生だった岸本瑠可は、モトクロスの選手で、全日本選手権の優勝を目標としている。
    口調や態度は男勝りで、何事も白黒をつけたい性格。
    外見や性別で判断されることを極端に嫌っている。
    タケルやユリ(水川あさみ)と、シェアハウスで暮らしている。
    性同一性障害という悩みを、誰にも明かせずに悩んでいて、久しぶりに再会した美知留に恋心を抱く。
    DV被害の美知留を全力で守ろうとするが、男である宗佑に力では勝てず、性別の障害にさらに苦しんでいく。
    タケルのことを「友達」として信頼して、自分の悩みを打ち明けようとするが、先にタケルから告白されてしまう。
    瑠可はシェアハウスを出ていく決心をするが、タケルに理解されて、シェアハウスへ戻った。

    のだめカンタービレでは、ふんわりした役を演じていた上野樹里さんでしたが、「ラストフレンズ」ではボーイッシュな役に挑戦しました。
    ドラマが始まるまで、ミスキャストでは?
    との声もありました。
    ですが、上野樹里のキャストで大成功だったと、見た人全員は思うはずです。

    「ラストフレンズ」キャスト・アイドルなのにDV男を演じた錦戸亮

    キャスト・及川宗佑/錦戸亮
    美知留の恋人・及川宗佑は、区役所で児童福祉課を担当。
    幼少期母親に捨てられ、親戚中をたらい回しいされた過去を持つ。
    美知留への愛し方が分からず、強い執着心と独占欲から、美知留を異常なほど束縛し、ついには暴力までふるうようになっていく。
    心身共に傷付いた美知留が、シェアハウスで匿われたことを逆恨みして、美知留に関わった人間を敵視し、シェアハウスの住人に嫌がらせをし、美知留にはストーカー行為を働いてしまう。
    しかし美知留が、シェアハウスの住人たちに囲まれて、幸せそうな笑顔を見せる写真を目にし、美知留への想いと懺悔の手紙を残して、自殺してしまう。

    アイドルとして爽やかで優しいイメージな錦戸亮さんをキャストとして、DV男に選んだ時はイメージダウンのキャストになると懸念しましたが、見事に演じ切り、「ラストフレンズ」でのキャストで錦戸亮さんは一皮むけたと言われました。

    「ラストフレンズ」キャスト・心に闇を抱えた友達思いの役を演じた瑛太

    キャスト・水島タケル/瑛太
    水島タケルは昼はヘアメイクアーティスト、夜はショットバーのバイトをしている、シェアハウスの住人。
    温和で人当たりの良い性格のタケルですが、幼少期に義理の姉から、性的虐待を受けた過去がある。
    それがトラウマとなり、女性と接触することを苦手としている。
    だから、周囲からはゲイだと思われているが、瑠可に好意を寄せている。
    その一方で、美知留からは想いを寄せられる。
    瑠可に告白して振られ、ショックを受けていたが、性別を超えた友人として、瑠可を支えていく。

    演技力に定評がある瑛太さんですが、「ラストフレンズ」でのキャストでは、sex恐怖症という難しい役を演じました。
    「ラストフレンズ」の水島タケルのキャストは、瑛太さんならではの表現力で、とても魅力的な水島タケルでした。

    「ラストフレンズ」は時代、世代を超えて一度は見て欲しいおススメドラマ

    今、「ラストフレンズ」の様々なシーンを思い返しても、これだけ一人一人が強烈な悩みを持っているドラマも珍しいな、と思ったりします。
    だいたいが幼少期に受けたショックな出来事が、大人になってもトラウマになっていますよね。
    幼少期って、人物形成にとても大事な時期だと改めて思いました。
    長澤まさみさん、上野樹里さん、錦戸亮さん、瑛太さん演じたキャストは、難しい役ばかりでしたので、役作り苦労したのでは?と勝手に思いました。
    何より、ラストが衝撃的でした。
    今見ても、何年か後に見ても、「ラストフレンズ」は心に課題を残すドラマとして存在することでしょう。

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