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2023/12/28
大今里
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』三部作はヒーロー映画として秀逸でした。
監督も俳優陣も、キャラクターもストーリーも、映像も音楽も全てが痺れるくらいカッコ良かったです。
第75回アカデミー視覚効果賞ノミネートされています。
映画三部作の一作目『スパイダーマン』は、北米における大ヒット作の基準値である興行収入1億ドルを公開1週目のオープニング成績のみで達成した初めての作品であり、最終的には北米だけで4億ドルを記録したメガヒットヒーロー映画です。
この『スパイダーマン』の撮影の真っ只中に9.11テロが起きたために、既にカメラに映りこんでいたワールドトレードセンタービルをすべてCG等で消去しなければならなくなるなど大変な作業だったことが明らかにされています。
2004年の映画『スパイダーマン2』でも一作目と同じくアカデミー賞視覚効果賞を受賞しています。
スパイダーマンの面白いところは、ヒーローだけでなく悪役にもちゃんとストーリーがあり、そこでキャラに魅力が加わるというストーリー構成の秀逸さです。
2007年の『スパイダーマン3』はサム・ライミ監督版スパイダーマン三部作の最終作となる映画で大ヒットを記録しました。
この映画には原作ファンの間でも人気が高いヴェノムとサンドマンが登場します。
このキャラクターの表現に技術力を結集させたため、製作費に映画史上最高額となる2億5800万ドル(約290億円)が投じられ、それまでの最高額記録を大幅に上回ったことで大変話題となりました。
それでも元を取れるだけの興行収入だったようで、特に日本においてスパイダーマンは最も人気の高いアメリカンヒーローではないでしょうか。
2012年公開の『アベンジャーズ』を見た時には何でもありなんだなと感じました。
Marvelのヒーローが揃い踏みでしたからね。
ハリウッドって結構こういうの多いですよね。
エイリアンとプレデター闘わせたり、フレディとジェイソン闘わせたり!(笑)
でもこの映画は内容もとても面白く、意外にも男性だけでなく女性の集客力もあったようです。
2015年には『アベンジャーズ』の続編となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が公開されました。
実はこの映画には原作者のスタン・リーも少しだけ出演しているシーンがあり、マニアにはたまらないトリビアの一つとなっています。
2016年に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が公開されましたが、この2人のヒーローが翌年またしても共演。それが2017年公開の『ジャスティス・リーグ』です。
バットマンを演じるのはなんと『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『アルゴ』で有名なベン・アフレックですよ!
ハリウッドのヒーローものって、大事な人を守れなかったり、なんだかすっきりしないエンディングだったりするのが、日本のヒーローものとは違うところだなと感じます。
『ジャスティス・リーグ』で主役のバットマンを演じていたベン・アフレックですが、2003年にも『デアデビル』というMarvelのアメリカン・コミック・ヒーローの主人公を演じています。
これほどの大物が平気で色々なヒーローを演じちゃうのがハリウッドの凄いところですよね。
この『デアデビル』でもヒーローはヒロインを守ることができず簡単に死なせてしまいます。
なんかそこがやっぱり納得いかないんですよね。
上に挙げたベン・アフレックもそうですが、2007年公開の映画『ゴーストライダー』ではあの ニコラス・ケイジがMarvelのアメリカン・コミック・ヒーローを演じています。
アカデミー賞俳優の泣く子も黙る超大物ニコラス・ケイジがヒーローものを、ガチで思いっきり演じちゃうんですよ。
日本で言うと、佐藤浩市さんがウルトラマンに変身するようなものでしょうか。渡辺謙さんが仮面ライダーに変身するようなものでしょうか。
スケール的にはもっともっと凄いことですよね。
ハリウッドには彼のようにアメコミが大好きという俳優さんがたくさんいます。
だからこそ豪華なキャスティングが可能なんですね。
ストーリーや構成から行くと、アメコミよりも日本のヒーローものの方が優れていると思うのですが、仮面ライダーシリーズをハリウッドで思いっきり製作費をかけて大作映画を作ってもらえないものでしょうか。
アメリカのヒーロー映画が規模的にもの凄くうらやましく感じます。
女子もヒーロー映画と侮ることなかれ、笑いあり涙あり感動ありで素晴らしい映画が多いので是非選り好みせずに見ていただきたい作品ばかりですよ。
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