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大人が楽しめる内容のおすすめ完結漫画を5作品選んでみました

大人が楽しめる内容のおすすめ完結漫画を5作品ご紹介します。現代の医療界が抱える問題を描きドラマ化もされた人気作品や80年代に海外でマンガブームを巻き起こした作品などになります。基本的にあまり暗い作品はないですが、色々な意味で大人向けのおすすめ完結漫画です。

大人向けのおすすめ完結漫画5選

大人が楽しめる内容のおすすめ完結漫画を5作品紹介します。

医療漫画、将棋漫画、時代劇漫画2作、野球漫画となっています。

野球漫画なのにギャンブル漫画としての要素が強い漫画など一筋縄ではいかない作品になっています。

大人向けおすすめ完結漫画1「医龍」

大人向けおすすめ完結漫画一作目は「医龍-Team Medical Dragon」です。

現在までフジテレビで4回にわたってドラマ化されている人気作でもあります。

主人公の天才外科医朝田龍太郎が、バチスタ手術論文作成のために明真大学にスカウトされることから物語は始まります。

現代医療が抱える様々な問題を取り扱った作品になっています。

朝田はドラマでは寡黙な性格ですが、漫画では結構口数が多くお調子者の部分もあるので、ドラマしか知らない人は読むと驚くかもしれません。

また、患者のことしか考えず、病院内の権力闘争を嫌う点は漫画もドラマも同じですが、患者にとって最高の環境を作り出すために、教授選では策謀を巡らせるなどドラマの朝田からは考えられないようなこともします。

ドラマでは朝田と常に対立することになる教授の野口賢雄と漫画ではそれなりに打ち解けた関係になっています。

権力の亡者とも言える野口が朝田に対して「君は誰よりも僕に似ている」というセリフは結構衝撃的です。

勧善懲悪に近い展開の多かったドラマとは異なり、登場人物それぞれの視点から物語が語られる群像劇になっていていわゆる悪役は存在しません。

朝田が基本的に理解不能の天才として描かれているのも印象的です。

まさに大人が楽しめるおすすめ完結漫画になっています。

大人向けおすすめ完結漫画2「ハチワンダイバー」

大人向けおすすめ完結漫画2作目は、ヤングジャンプで連載されていたハチワンダイバーです。

将棋の漫画ですが、プロ棋士にはなれなかった主人公菅田健太郎が賭け将棋を行う真剣師として生きていく姿を描きます。

ヒロインもアキバの受け師と言われる真剣師です。

裏社会で生きていく菅田ですが、別に暗いイメージはなくひたすら将棋を指していく熱い物語です。

最終的にテロ組織同然の真剣師集団と戦うことになるなど、荒唐無稽な作品ですがとにかくものすごいエネルギーを感じる漫画になっています。

将棋の描写は丁寧に描かれていますが、将棋がわからなくても問題なく楽しめるおすすめ完結漫画です。

大人向けおすすめ完結漫画3「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」

大人向けおすすめ完結漫画3作目は「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」です。

バジリスクは山田風太郎さんの小説甲賀忍法帖を原作とした漫画になっています。

服部半蔵が率いる甲賀と伊賀の忍者群は同じ指導者を持ちながら、長年にわたって深い憎しみをお互いに抱いてきました。

それでも両一族の争いが禁じられているため、何とか和平は保たれてきました。

甲賀組の首領の孫弦之助と伊賀組の頭目の孫娘朧が恋仲になり、2人が祝言を上げることで甲賀と伊賀の確執はなくなるかと思われました。

そんな中、皮肉にも徳川三代将軍を決めるために甲賀対伊賀の忍法争いが行われることが決まってしまいます。

忍者同士の戦いを描くエンターテイメント作品になっていますが、弦之助と朧が引き裂かれる悲恋の物語が衝撃と感動を与えました。

続編の「バジリスク ~桜花忍法帖~」も全2巻で描かれテレビアニメも2018年の1月から放送されています。

大人向けおすすめ完結漫画4「子連れ狼」

大人向けおすすめ完結漫画4作目は子連れ狼です。

元公儀介錯人の拝一刀とその息子大五郎が柳生一族に復讐するために刺客稼業を行いながら江戸を目指すという時代劇劇画です。

一言で言えば妻を殺され、社会的地位も奪われた男が復讐の資金のために殺し屋にまで身を落としてしまうわけですが、とにかく壮絶な物語になっています。

一殺五百両という法外な金額はゴルゴ13に通じる面があるとも言われています。

古い作品ですから、知名度イマイチですが80年代に海外に輸出され「マンガ」ブームの火付け役になった作品の1つと言われています。

ぜひ読んでほしい大人向けのおすすめ完結漫画です。

大人向けおすすめ完結漫画5「ONE OUTS」

大人向けおすすめ完結漫画5作めはONE OUTSです。

ピッチャーがアウトを取るかバッターが打つかそれだけで、数百万円が動く掛け野球ワンナウトで無敵を誇る主人公のピッチャー渡久地東亜が、プロ野球の弱小球団を優勝まで導く物語です。

作者はライアーゲームも書いている甲斐谷忍さんです。

プロ野球ファンだった作者の甲斐谷さんが、あえて野球漫画のセオリーを否定することで作られた作品です。

弱小球団を立て直すと言う意味で、渡久地はある意味ヒーローなわけですが、主人公は悪党と作者がはっきり知っている異色作になっています。

渡久地はコントロールが良いだけで、たいしたボールを投げることができるように見えませんが、ギャンブル漫画のように駆け引きでプロ野球選手と勝負をしていきます。

制球力は世界一とも言われていて、ストレートを何種類も投げ分けることができるという驚異的なことができるとはいえ、プロでは通用しないレベルの渡久地がギャンブルで鍛えた洞察力や駆け引きでプロ野球選手を圧倒していくのは痛快です。

プロになった後も、1アウト500万円4失点で罰金5000万円と言う驚愕の契約を結ぶなど野球漫画でありながら、ギャンブル漫画の要素を持つ作品になっています。

野球賭博にも繋がりかねない危険な雰囲気の大人向けの漫画になっています。

大人向けのおすすめ完結漫画についてまとめ

大人向けのおすすめ完結漫画についてまとめてみました。

ドラマ化されているおすすめ完結漫画もありますが、漫画とはかなり異なる内容になっているので、ぜひ原作である漫画を読んでください。

野球とギャンブル両面を描いた漫画や大学病院の権力闘争などまさに大人が楽しめる内容になっています。

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