木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2017年に発売されたPS4ゲームで最も売れたゲームといえば?と聞かれると、「ドラゴンクエスト11」と迷わず答える人が大半ではないかと思います。
1985年に家庭用ゲーム機で日本初のオリジナルタイトルでのロールプレイングゲームとして発売されたドラゴンクエストは、今や日本を代表するゲームの1つであり、ドラゴンクエスト11はPS4だけでなく3DSでも販売され、合計すると2017年に1番売れたゲームです。
過去作をプレイしてきた大人から、今作からプレイし始めた子供たちまで魅了するゲームの世界観は本当に素晴らしいものでした。
ドラゴンクエスト11をプレイした人であれば知っていると思いますが、ドラゴンクエスト11ではクリア後にご褒美が用意されています。
それは、ドラゴンクエストシリーズの元祖、ドラゴンクエスト1を無料でダウンロードできるというものです。
クリア後に出てくる復活の呪文を入力すると無料でダウンロードできるというもの(2018年1月28日まで)
このご褒美は本当に良くできていると思いました。
なぜなら、過去作からプレイしてきた人であれば、クリア後にドラゴンクエスト1を再びプレイしたくなるし、初めてドラゴンクエストシリーズをプレイした人であれば、ドラゴンクエスト1をクリアした時に他の作品も知りたくなる、そんな作品にドラゴンクエスト11はなっているからです。
ちなみに、ドラゴンクエスト1・2は2017年8月10日からPS4と3DSでダウンロード販売が開始されたため、クリアできなかった人は購入して楽しめるようになっており、ドラクエ1は600円(税別)となっています。
先程も書きましたが、ドラゴンクエストは日本を代表するゲームの1つです。
ドラゴンクエスト1は1985年に発売されて以来、何度もリメイク版が発売されています。
今回のリメイク版販売でなんと9回目のリメイク版となります。
これだけリメイク版が販売されても売れるのはすごい!
そう思いプレイを始めたのですが。
まずは、このクオリティーを見てもらえたらと思います。
これが購入したら600円(税別)です。
ドラクエシリーズをプレイしてきた人からすると、クソゲーだとしか思えないのではないかと思います。
クソゲーと呼ばれるゲーム作品は、例としては「難しすぎて、やる気がなくなってしまうゲーム」「ゲームシナリオや設定が悪く、一貫性に欠ける」「安易なキャラクターゲーム」などが挙げられている。
ごく稀に、「完成度が極めて低い」ゲームソフトが市場に流通することがあり、これらは「最低なゲーム」であるとしてクソゲーと認定されることがある。
クソゲーとは何か調べてみると、上記の文章がしっくりきたので、これを1つのクソゲーの定義として考えてみたいと思います。
では、なぜPS4のドラゴンクエスト1はクソゲーなのでしょうか。
以下は実際にPS4でドラゴンクエスト1をプレイした私個人の意見です。
クソゲーの定義「難しすぎて、やる気がなくなってしまうゲーム」には当てはまらないと考えます。
ドラゴンクエスト1は、確かに他のドラクエシリーズをプレイした人であれば戸惑うこともあると思います。
主人公は1人で冒険に行き、仲間は登場しないし、ダンジョンでは暗闇を照らさなければ進みにくいようになっています。
ですが、主人公は1人で冒険しているけれど敵も1体しか出てこないため、1対1の戦闘となるし、ダンジョンは他のドラクエシリーズと比較すると、とてもシンプルな作りになっています。
また、ドラゴンクエスト1は8時間もあればクリアできるような内容になっており、「難しすぎる」というほどのものではないけれど、しっかりとクリア後の満足感をくれるゲームだと思います。
クソゲーの定義「ゲームシナリオや設定が悪く、一貫性に欠ける」にも当てはまらないと考えます。
2017年にPS4で1番売れたゲームであるドラゴンクエスト11をプレイした後、なぜドラゴンクエスト1をプレイしたくなるのでしょうか。
それは、ゲームシナリオとして、ドラクエシリーズは繋がっているストーリーだからだと私は思います。
特にロトシリーズと言われるドラゴンクエスト1・2・3と天空シリーズと言われるドラゴンクエスト4・5・6はプレイしたことがある人であれば、なぜシリーズものと言われているのか納得できると思うし、一貫性に欠けるということはないと考えます。
クソゲーの定義「安易なキャラクターゲーム」にも当てはまらないと考えます。
先程のクソゲー定義②でも述べましたが、1つ1つのゲームのゲームシナリオがとにかく面白く、それがシリーズとして繋がっているのがドラクエシリーズです。
そのため、安易なキャラクターゲームではないと考えます。
クソゲー定義「完成度が極めて低い」
PS4でドラゴンクエストがクソゲーになってしまうのは、これが1番の原因だと私は思いました。
2011年にドラゴンクエスト25周年を記念にWii用のソフトとして発売された、ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・IIIは本当にファンのために発売してくれたゲームだと当時感動したものです。
なぜなら、私がドラクエにハマったときには、もうすでにファミコンもスーパーファミコンもなく、特にファミコン版のドラゴンクエストがプレイできることはないなと諦めていたからです。
4400円(税別)という値段でしたが、リメイク版の恩恵を受けたと思うほどに感動しました。
ファミコン版のドラゴンクエスト1・2・3とスーパーファミコン版のドラゴンクエスト1・2、そして3の5本が1つのソフトで遊ぶことができました。
当然、ファミコン版のドラゴンクエストの画質は特に悪いです。
でも、それが良かった。
当時の内容をプレイできているのだという実感が嬉しかったのです。
では、今回のPS4リメイク版はどうでしょうか?
PS4と3DSリメイク版は2018年1月現在、ドラゴンクエスト1・2・3までダウンロード販売しています。
と公式サイトにも書かれているように、これらPS4と3DSリメイク版はスマートフォン版をもとにPS4、3DS用に最適化するよう作られています。
しかし、気になるのは値段。
PS4と3DSリメイク版の値段は、
ドラゴンクエスト1が600円(税別)
ドラゴンクエスト2が850円(税別)
ドラゴンクエスト3が1500円(税別)
となっており、PS4でこの3作品をプレイしようと思えば、2950円(税別)必要となります。
では、スマートフォン版はどうでしょうか。
2018年1月現在の価格は、
ドラゴンクエスト1が360円
ドラゴンクエスト2が500円
ドラゴンクエスト3が1200円
となっており、スマートフォンで3作品をプレイしようと思えば2060円でプレイできるのです。
PS4・3DS版は更に消費税が必要になることを考えると、ほとんど同じ内容だというのに、プレイする機種が違うだけで1000円以上違うことになります。
値段だけではありません。
PS4について、上記のように公式サイトで書かれているように、PS4の特徴はとにかく映像表現がすごいということだと思います。
これはスマートフォンには真似できない、ゲームに特化したPS4の大きな特徴です。
それなのに、この特徴を全く活かしていないゲームを販売する意味があるのでしょうか?
リメイク版を販売するのであれば、やはりPS4の特徴を活かしたリメイク版にするべきだったのではないかと思います。
PS4版のドラゴンクエスト1は、PS4のゲームとして考えるのであれば、完成度が極めて低く、間違いなくクソゲーであると私は感じました。
リメイクすればいいというのではなく、作品に対しての愛を全く感じることができなかったのは、ドラクエファンとしてはとても悲しいことでした。
ここまで色々と書いてきましたが、こんなにもドラクエ1つで感情が動くのは、結局はドラクエが大好きだからです。
1985年にドラゴンクエストが発売してもう30年以上となります。
ドラクエと共に育ってきた人達も多い中で、「ドラクエはクソゲー」と思われないようなゲーム制作をしていってもらいたいと願っています。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局