木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2012年の日本映画で、原作は和田竜の同盟小説。
「のぼうの城」は和田竜のデビュー作でもあります。
第29回城戸賞を受賞した作品「忍ぶの城」を、映画化されることを想定して脚本化しました。
「のぼうの城」の理解しやすい言い回しと、情景の想像のしやすさが子供にも人気の秘密です。
時代は豊臣秀吉の天下統一目前。
忍城城主である成田長親は、でくのぼうの「のぼう様」と呼ばれていました。
この忍城は、周りを湖に囲まれており、まるで浮いているように見えることから「浮城」とも呼ばれています。
北条氏の氏城である忍城は、豊臣秀吉に討たれようとしている北条氏を見限り裏では秀吉に降伏していました。
しかし秀吉は石田三成に「忍城を打ち、武功をたてよ」と命を下します。
そして既に降伏しているのにも関わらず、戦を仕掛けてきたのでした。
この事でのぼう様も応戦することに。
兵は農民3000人、しかものぼう様は大して強くもなかったのです。
そんな中で戦が始まりました。
将としての強さは持っていませんでしたが、のぼうは何より土地の人々から人気がありました。
そのことで士気が高まったのぼう勢。
この事で焦りを感じた三成は、秀吉の真似をして忍城を水攻めすることにします。
忍城は水攻めにより、本丸と忍城以外水に沈みました。
そこでのぼう様は、水かさの増した湖に船をだし敵兵が囲む中、田楽踊りをしてみせます。
そこを狙った敵に攻撃されたのぼう様でしたが、一命をとりとめました。
そして石田三成が水攻めのために築いた堤を、のぼう勢の農民仲間が壊してしまします。
こうして三成の水攻めは失敗。
忍城は小田原城が落ちる最後まで、唯一もちこたえた城でした。
それでは人気映画「のぼうの城」のキャストには、どんな俳優が起用されているのでしょうか?
こちらでご紹介してみます。
のぼう様を演じた俳優が、狂言師の野村萬斎です。
のぼう様は「でくのぼう」からついたニックネームですから、もう少し体が大きい方がキャストに抜擢されるのだろうと誰もが思ったのでは?
しかし、この「のぼうの城」公開後は、キャストが絶賛されました。
それは狂言師としても活躍している野村満載の、コミカルで伝統的な演技が魅力だったからでしょう。
この「のぼうの城」での最大の見どころは、野村萬斎演じる、のぼう様の奇策です。
水攻めにあったのにも関わらず、敵の前に船で現れ田楽踊りを披露するというアイデアと演出が映画を盛り上げてくれました。
お転婆で、長親に惚れている成田氏長の娘。
この物語に貴重な甲斐姫のキャストに選ばれたのが、旬の女優・榮倉奈々です。
元気で剣術にも長けている甲斐姫は、溌剌とした彼女の演技がぴったりでした。
成田家の家老で、「漆黒の魔人」という異名を持っています。
戦いの才能があり、強さから敵にさえ恐れられていました。
この武芸に優れた丹波役のキャストに抜擢されたのは、名俳優・佐藤浩市。
存在感の大きさは、まさに原作小説そのもの。
小説のファンは、丹波のキャストに納得だったとか。
兵法書を読みあさり、戦のプロの様な振る舞いも目立つ酒巻ですが実はこの石田三成との戦いが初陣。
キャストに選ばれたのは、成宮寛貴です。
爽やかで生意気な所がある酒巻役には、ぴったりでした。
成田家家老。
少年期から丹波と張り合っており、いまだ変わらない子供っぽい所がある男性です。
巨漢でとにかく迫力ある役柄。
このキャストに選ばれたのは、俳優としても定評がある芸人でタレントの山口智充でした。
それでは成田勢に対抗する、豊臣勢をご紹介します。
「のぼうの城」のラストは全員鎧や兜で武装しているのでわかりにくいですが、実は有名なキャストが演じていました。
実はトップ豊臣秀吉を演じていたのは、ミュージカルでもお馴染みの市村正親でした。
公私ともに充実している彼は、まさに大御所感たっぷりで秀吉を演じています。
「のぼうの城」で重要な役どころといえば、やはり戦下手な石田三成でしょう。
彼は無謀な水攻めを行い、武功をたてようと急ぎますが。。。
上地雄輔は天然っぽい可愛さと、男性らしい野心を兼ね揃えた役どころが上手い俳優ですね。
「のぼうの城」のキャストで、石田三成の相棒として有名な大谷吉継役を演じているのが山田孝之です。
彼のマルチな才能は言わずと知れたところ。
この「のぼうの城」でも、強く勇敢な武士を演じていました。
「のぼうの城」の映画は、内容もキャストも見所満載でした。
今後映画を鑑賞する際には、是非、豪華な面々の演技にも注目して下さいね。
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