紅白歌合戦で郷ひろみさんとバブリーダンスの登美丘高校がコラボ！

登美丘高校は大阪にあるダンスの名門高校です。
高校のダンス部日本一を決める「2017年第10回日本高校ダンス部選手権(ダンススタジアム）／ビッグクラス」にて準優勝でした。
しかし、登美丘高校のダンスは1980年代のバブル期を彷彿させる衣裳や独特のダンスで、今や日本だけでなく海外からも注目されています。

日本高校ダンス部選手権は高校ダンス部日本一を決める競技会のことで、2008年から開催されています。
参加条件は認可されたダンス部・同好会のみに限定され、顧問の教諭の同行が必須条件。春・夏・冬と年に3回開催されています。
2人から12人までを「スモールクラス」13人以上を「ビッグクラス」として分け1ステージ2分から2分30秒の間で演技されることとの規定もあります。

登美丘高校は2015年・2016年で優勝しています。2017年大会三連覇をかけて、、「バブリーな女性たち」をテーマに、アップテンポな荻野目洋子さんのヒット曲「ダンシング・ヒーロー」会に臨みましたが惜しくも準優勝で終わりました。

これだけ話題になった登美丘高校の〝バブリーダンス〟の振り付けを行ったのは登美丘高校ダンス部コーチのａｋａｎｅさん25歳です。
彼女は登美丘高校の卒業生でもあります。
ａｋａｎｅさんがダンスを始めたのは3歳の時で、保育園で楽しそうに踊る姿を見て母親がジャズダンス・スクールに通わせたのがきっかけだそうです。

その後もダンスを続け登美丘高校では同好会しかなかったそうですが、高校2年の時ダンス部にしてもらいました。
東京の大学進学後も休みなどに登美丘高校の練習を手伝っていました。
ａｋａｎｅさんが振り付けをしてから2015年.2016年と登美丘高校は大会で優勝。
2017年は準優勝ですが、〝バブリーダンス〟が注目され、年末の紅白歌合戦にあの郷ひろみさんとコラボする話がきました。

校白歌合戦の事前番組に中で郷ひろみさん自身が登美丘高校を訪ね、部員たちに「NHKの紅白歌合戦で僕と一緒に踊ってくれますか？」と、共演を直談判し快諾する模様を放送されていました。
楽曲は郷ひろみさんのヒット曲をアレンジした「2億4千万の瞳 ～GO！GO！バブルリミックス～」です。
登美丘高校のダンスについても郷ひろみさんは「僕以上にキレのある高校生とは思えない素晴らしいダンスです。」

郷ひろみさんほどのキャリアがあっても、役に徹しているというのをあらためて学びました」と言わせるほどのものです。
2017年末の郷ひろみさんのブログでは「この年齢になっても人間知らないことが数々ある」と綴っています。

生年月日：1955年10月18日（62歳）
出身地：福岡
職業：歌手・俳優
血液型：A型

1971年ジャニー喜多川にスカウトされてジャニーズ事務所へ所属、フォーリーブスのバックダンサーとして出演して多くのファンを獲得し、ファンからの声援「レッツゴーひろみ」から借名して「郷ひろみ」に。
1972年8月「男の子女の子」で歌手デビュー、常に自分自身の進化を求めることを忘れず、デビューして30年近く経っても芸能活動を休止しアメリカへ3年以上のボイストレーニングへ行くなど留まる事はしない方ですね。
60歳を超えた現在でも年間50本近くのツアーを周っています。勿論沢山のファンの方がデビュー当時から支えているからでしょう。

郷ひろみさんは紅白歌合戦の出場回数は1973年から2017年まで30回出場しています。
2017年の出場歌手のうち47回の五木ひろしさん、40回の石川さゆりさんに次いで3番目多い出場回数です。
1977年から1980年までトップバッターで出場しています。
更に2015年には60歳で5回目のトップバッターで出演しています。
2014年の紅白では郷ひろみさんが歌っている時に、よくモノマネをしているお笑い芸人バナナマンの日村さんが乱入してしまったこともあります。
2016年の紅白では女優の土屋太鳳さんが、郷ひろみさんのヒット曲「言えないよ」に合わせたダンスでコラボもしています。

この年末の紅白歌合戦のコラボは登美丘高校の3年生にとっては高校最後の大舞台になったでしょう。
郷ひろみさんにとっても「一年の締めくくりを紅白の素晴らしいステージで、最高にいい形で終われるなという気持ちでやっています」と語っていただけに最高のパフォーマンスを見ることができました。
登美丘高校のバブリー感のあるキラキラの衣装にも負けないぐらい郷ひろみさんも光っていたと思います。
登美丘高校のダンス部員にも郷ひろみさんにも刺激のあるステージだったに違いありません。