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2023/12/28
大今里
日本の音楽界において不動の地位を確立し、世界にもその名を轟かせるXJAPAN。
リーダーYOSHIKIは、時に美しく、時に激しく、ピアノとドラムを自在に操るバンドの中心人物です。
そのYOSHIKIですが、2017年5月に首頚椎の人工椎間板の置換手術を受け、ドラム演奏の封印を余儀なくされていました。これにより予定されていたツアーもアコースティック形式に変更されるなど、XJAPANの活動にも影響を与えていました。
手術が必要になった理由や、紅白でのドラム復帰までの道のりを辿ります。
激しいヘッドバンギング(首を上下に振る動作)を伴うドラムプレイが特徴的なYOSHIKI。
ほとばしる熱をステージにぶつけるかのように、圧倒的なパフォーマンスで見るもの全てを魅了してきました。
しかし、ヘッドバンギングなどの激しい動作は、首や腰にかなりの負担をかけていた模様。長年の激しいパフォーマンスにより満身創痍のYOSHIKIは、過去にもヘルニアの手術を受けています。
今回手術を受けた首の頚椎も「頚椎椎間孔狭窄症」と診断されており、手や腕にしびれ、麻痺といった症状が現れていました。これ以上悪化するとアーティスト生命も危ぶまれていたほど。
YOSHIKIにとって、手術をしないという選択肢はない状況にありました。
2017年にはワールドツアーを行っていたXJAPAN。5月に手術を受けてから間もないYOSHIKIの復帰状況を考え、7月から予定されていた日本公演は、アコースティック形式へ変更になりました。
大変な中でもショーをキャンセルすることなく、前に進み続けるXJAPAN。YOSHIKIはまずピアノでステージに復帰し、メンバーと共に無事に6日間の公演を走り抜けました。
術後の経過も良好で、年内のドラム復帰への望みを語っていたYOSHIKI。再びステージへと復帰できるようリハビリを続けてきました。
紅白前日には自身のインスタグラムでドラムのチューニングを行っている様子を投稿していたYOSHIKI。このことから、紅白でのドラム復帰が見られるかもしれない!とファンの間でも期待は高まっていました。
紅白リハーサル後の取材では、ドラム復帰に期待する質問も当然ながら出ました。本人はあくまでリハビリとしてドラムを叩いている、と言葉を濁した模様。
ドラム復帰は明言しなかったものの、否定もしなかったことから期待を匂わせていることは確かでした。
迎えた紅白歌合戦本番。
TOSHIとYOSHIKIの2人は、XJAPANの名バラード曲「Endless Rain」を演奏し、YOSHIKIは美しいピアノの音色を披露しました。サビの部分では会場からの合唱も聞こえ、感動的なステージとなりました。
そこで終わるかと思いきや、「紅」のイントロが静かに流れ出し、ステージ下からはドラムセットがゆっくりと登場!この瞬間、誰もがYOSHIKIのドラム復帰を確信しました。
どよめきと共に「YOSHIKIー!」と叫ぶ声援が多く飛び交う会場。YOSHIKIのドラム復帰に対し、会場全体が歓喜に包まれました。YOSHIKIのドラムカウントで、XJAPANの中でも激しい楽曲「紅」の演奏が始まり、会場のボルテージは最高潮に!
ヘッドバンギングこそないものの、パワフルで情熱的なドラムプレイは健在で、YOSHIKIのドラム復帰を日本中に宣言した紅白ステージ。
演奏の最後をXポーズとピースサインで締めくくり、歓声に包まれながら無事にステージを終えました。
2017年は、手術から復帰までYOSHIKにとってタフな1年となりました。
そんな激動の1年を締めくくる日に、待望のドラム復帰を遂げたYOSHIKI。
XJAPANを率いるYOSHIKIのアーティスト魂には感服です!
2018年も、まだまだXJAPANの快進撃は続きます!
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