【考察あり】オペラ座の怪人あらすじを簡単に解説!見どころや結末の違いは?
2023/07/03
r.y6
映画『あん』
2015年5月30日に公開された映画『あん』は、日本、ドイツ、フランスの共同制作よる合作映画。
原作は、2013年2月に発刊された、ドリアン助川さん著書の小説「あん」。
監督、脚本を務めたのは河瀬直美さん。
小説「あん」
著者のドリアン助川さんが、深夜ラジオのパーソナリティーを務めていたころ番組でリスナーからのお悩み相談をしていて「人の役に立つことが生きる意味なんだろうか?」と思い始めた。その後、十年の歳月を費やし、小説「あん」を書き上げた。
発刊部数は少なかったのだが、TVや新聞などで紹介され、第二十五回読書感想画中央コンクールで指定図書(中学校・高等学校の部)に選ばれる。感動小説が口コミで伝わり重版を重ね十刷のロングセラーとなった。
映画『あん』予告編動画
桜舞う公園の近くある、どら焼き屋「どら春」。悲しい過去のトラウマを持つ、千太郎(永瀬正敏)は、縁あって「どら春」で、雇われ店長して働いていた。「どら春」によく訪れる中学三年生のワカナ(内田伽羅)は、節約を心掛ける生活をしていて、失敗したどら焼きを千太郎から貰いに度々来ていた。
そんなある日の事、求人募集の張り紙を見てきたという手の指が少し不自由な老婆、徳江(樹木希林)が「どら春」にやって来た。働かせてほしいとお願いする徳江だったが、千太郎は断り帰るように言った。
帰り間際に渡された、徳江の手作りだという「あん」を食べた千太郎は、その味の旨さに驚いた。ワカナのすすめもあり、千太郎は徳江を働かせることにした。徳江の作った粒あんは瞬く間に評判となり「どら春」は大繁盛となった。
しかし、心ない人が徳江はハンセン病だと噂を広め、その噂を聞いた「どら春」のオーナーが「徳江を首にしろ」と千太郎に告げた。噂が尾びれをつけて広まり「どら春」の客足はピタリと止まってしまった。心ない噂話が運命さえも変えていったのだった・・・
徳江(とくえ)
演者:樹木希林(きききりん)
長らく、あん作りに携わってきており名人級の腕の持ち主。「どら春」の近くにある公園で、桜の木や空に語りかけるのが日課で、その時に見かけた求人の張り紙をみて「どら春」で働かせてほしいとお願いをする。手の指が少し不自由なことを気に病んでいる。
本名:内田 啓子
生年月日:1943年1月15日(74歳)
出身地:東京都千代田区
血液型:A型
職業:女優
所属事務所:フリー
千太郎(せんたろう)
演者:永瀬正敏(ながせまさとし)
ある事件で刑務所に入っていた過去がある。縁があって「どら春」で店長として働いている。毎日単調な生活を送っていたが、徳江との出会いで少しずつ心が変わっていく。
本名:同じ
生年月日:1966年7月15日(51歳)
出身地:宮崎県都城市
職業:俳優、写真家
血液型:B型
所属事務所:有限会社ロケットパンチ
ワカナ
演者:内田伽羅(うちだきゃら)
母親と二人暮らしをしている高校受験を控えた中学三年生で「どら春」の馴染みのお客さん。
本名:同じ
生年月日:1999年9月16日(18歳)
出身地:東京都
血液型:不明
職業:女優
所属事務所:フリー
『佳子』
演者:市原悦子
『どら春のオーナー』
演者:浅田美代子
『ワカナの母』
演者:水野美紀
『ワカナの母』
演者:水野美紀
『陽平』
演者:太賀
『若人(わかと)』
演者:兼松若人
映画『あん』主題歌「水彩の月」
映画『あん』の主題歌に抜擢された、シンガーソングライターの秦基博(はたもとひろ)さんの楽曲「水彩の月」
静かに流れるメロディーと、秦基博さんの素敵な歌声で歌い上げる「水彩の月」は映画『あん』の主題歌にピッタリな楽曲だと思います。この楽曲だけで気持ちが和らいでいくような気がしますね。
2015年5月に公開され、今なおリバイバル上映もされている名作映画『あん』のご紹介でした。樹木希林さんと市原悦子さんは初共演だったそうです。ベテラン女優二人が初共演なんて意外ですよね。
たくさんの涙を超えて、生きていく意味を問いかける、映画『あん』みなさんはどのように感じましたか?ヒューマンストーリの天才と言ってもいい、監督、脚本を務めた河瀬直美さんの代表作となっています。観てない方は是非一度、観たことある人は今一度ご覧になってください。自分自身を見つめ直すキッカケになる映画ですよ。
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