記事ID135026のサムネイル画像

    映画「セッション」はどんな映画なのか?あらすじと登場人物、評価

    2014年制作の映画「セッション」。「セッション」は第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされました。映画「セッション」はどのように評価されているのか?映画「セッション」の監督について、あらすじ、良い評価と悪い評価、それぞれの評価についてまとめました。

    映画「セッション」監督デイミアン・チャゼル

    1985年1月19日生まれ。アメリカ合衆国 ロードアイランド州 プロビデンス出身。
    父バーナードは計算機科学者で現プリンストン大学教授。
    ハーバード大学で映画製作を含むビジュアルアートについて学び、在学中も映画を制作。
    デビュー作は「Guy and Madeline on a Park Bench」。
    その後自身がジャズドラマーとして体験したことを基にした映画「セッション」を制作。
    2016年自信が監督、脚本を務めた「ラ・ラ・ランド」が公開され、ゴールデングローブ賞最多7部門にノミネートされる。

    映画「セッション」キャスト

    1987年2月20日生まれ。 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州ダウニングタウン出身。
    主な出演作
    ラビット・ホール
    21オーバー 最初の二日酔い
    恋人まで1%
    ダイバージェント
    ファンタスティック・フォー
    ウォー・ドッグス

    J・K・シモンズ

    1955年1月9日生まれ。アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身。

    主な出演作(映画)
    ファースト・ワイフ・クラブ
    ジャッカル
    セレブリティ
    スパイダーマン
    スパイダーマン2
    JUNO
    マイレージ、マイライフ
    ラ・ラ・ランド

    映画「セッション」主な登場人物

    アンドリュー・ニーマン -…マイルズ・テラー
    テレンス・フレッチャー -…J・K・シモンズ
    ジム・ニーマン …ポール・ライザー
    ニコル …メリッサ・ブノワ
    ライアン・コノリー … オースティン・ストウェル
    カール・タナー … ネイト・ラング

    映画「セッション」あらすじ

    「セッション」あらすじ

    主人公アンドリュー・ニーマンは世界的なジャズ・ドラマーを目指しニューヨーク名門の音楽学校・シェイファー音楽院に入学します。彼はフレッチャー教授の指揮するバンドに加入したいと思っていました。なぜなら、彼のバンドは世界一であり、所属すれば成功は間違いないからです。

    ある日、ニーマンのクラスにフレッチャー教授がやってきます。そこでフレッチャー教授の目に留まります。
    フレッチャー教授に「練習は6時からだ。」と告げられるも実は9時からで、初日からフレッチャー教授にいじめられます。
    フレッチャー教授のバンドに加入した彼は、心身ともに追い詰められるような凄まじい練習に励みます。手からは血が吹き出し、絆創膏を貼って、ひたすらドラムを叩きます。

    練習のために付き合い始めた彼女にも別れを切り出します。
    しかしフレッチャー教授は容赦なくニーマンを追い詰めていきます。

    映画「セッション」評価

    著名人の評価

    宇多丸さんの「セッション」評価
    「『映画セッション』はすごく面白かったので、話題になる前から推薦していた。あまり映画を観ない人でも、普通に面白いと思うのではないか。わかりやすいタイプの面白い映画。
    アメリカ映画にしたって極端なハングリー至上主義に、圧倒された。」

    町山智浩さんの評価
    「クライマックスは最高だった。『ジャズ映画だから関係ねーや』って感じじゃなくて、ロッキーとかゴジラとかエクスペンダブルズとか好きな人も見てくださいっていう感じです。」

    ジャズミュージシャンの菊地成孔さんと町山さんの論争もネット上で話題になりましたね。
    菊地成孔さんの「セッション」の評価は厳しいものでした。
    『主人公ドラムが下手すぎる、過大評価である、ジャズ云々ではなく単に挫折のトラウマを持ち込んだだけにとどまっている。』

    町山さんも反論していますが、どちらの評価も否定できません。

    映画「セッション」一般の方の評価

    内から湧き出る激情と狂気。
    吹き出す汗と血。
    ジャズってこんなに激しい音楽だったのか!
    終始鳥肌立てて観ていました。
    特にラストは圧巻。

    出典:https://movies.yahoo.co.jp

    何よりこの作品の問題点は、楽器であるドラムをパンチングマシーンのように扱い、音楽そのものの素晴らしさでなく、それに関わる人間同士の衝突を主題としてしまったところだと思います。

    出典:https://movies.yahoo.co.jp

    映画「セッション」評価まとめ

    評価が真っ二つに分かれている映画「セッション」ですが、否定派の方の評価は、ジャズの良さや楽しさが伝わってこない、ジャズはこんなものではないといったリアリティの無さに基づく意見が多いようです。しかし「セッション」否定派の評価も含め、「セッション」が面白い映画だということには間違いがないでしょう。
    「セッション」は音楽の楽しさを伝えていないという評価も間違っていないかもしれません。
    ですが、宇多丸さんも評価しているように、「セッション」は単純に楽しめる映画です。
    著名人の評価を気にせず、是非ご覧になってはいかがでしょうか。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ