人気ドラマ相棒元旦スペシャルで出演した健太郎さんてどんな人?

　相棒と言えば２００２年より連続ドラマがースタートして以来、シリーズ１６作目を数える人気ドラマ。平均視聴率１５％の人気ドラマの相棒が、２０１８年も元旦に恒例の正月スペシャルを放映しました。

　その『相棒正月スペシャル』は、３人の高校生をめぐる事件でしたが、、その高校生役を演じた役者さんが今注目を集めています。

　その３人の高校生の中の一人を演じたのは健太郎さんでした。どのようなあらすじで、健太郎さんは相棒の中でどのような役柄を演じたのでしょうか？

　２０１８年、相棒元旦スペシャルの舞台は、クリスマスのイベント会場での発砲事件から始まります。

　ところが被害者も犯人も現場には残っていませんでした。謎の多い事件で、その凶器が警察の拳銃であることが判明します。

　そして、その拳銃が自殺をした警官から奪われる場面をハッキングによって、世間に知られることとなります。

　調べていくとコンピューターのプログラミングに詳しい３人の高校生が事件に関係していることが分かってきます。

　しかし、その３人の高校生は同じ日に失踪していることが分かりました。

　この少年を演じたのが健太郎さんです。

　健太郎さん演じる上条少年は、悩みを持つ２人の少年と共にコンピューターの大会で受賞をして、友情を深めていました。その３人が政府の権力者によってだまされて、１年かん監禁されコンピューターを使った犯罪の手助けをさせられていたのでした。

　耐えられなくなった健太郎演じる上条少年は２人と共に脱走を試みます。しかし、居場所がばれてしまい、友人の一人はビルから飛び降り、一人は行方不明になりました。

　上条少年は、二人のかたきを取りに、一人その高官のところに乗りこんでいきます。
そして上条少年は「智は心が病んでしまい、航大はビルから飛び降りてしまった」「警察はしょせん強い者の味方だ。この世に正義なんてない。」と、仇の有馬審議官に叫びました。
　
　今回の相棒のクライマックスシーンであるこの場面は胸を打つシーンでした。

　結局事件は、相棒の主役刑事・右京さんの活躍で解決しますが、上条少年は逮捕されてしまいました。

　今回の相棒元旦スペシャルは、ストーリーもスペシャルらしく、政府高官の関わったサスペンスとしても楽しめるストーリーに健太郎さんたち少年の悲しく切ないストーリーもしっかりと描かれていました。

　レギュラーの相棒なら、それぞれで１話が作れそうな感じがしますが。

　出演者も、スペシャルらしく豪華俳優陣だったのですが、見終わった感想は健太郎を軸にした少年たちをベテランの俳優さんが固めていたというようにも見ることも出来るほど、健太郎さんが光っていました。

　それでは、相棒正月スペシャルで活躍した健太郎さんとは、どのような人なのでしょうか？
　１９９７年６月３０日東京都出身。１４歳より雑誌や広告のモデルを始めました。

　健太郎さんのドラマ初出演は、２０１４年、健太郎さんが１７歳の時でした。相棒出演まで３年しか経っていないのですね。ものすごく成長したんですね。

　『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』でドラマ初出演をした健太郎さんは当時を振り返り「はじめての作品で右も左も分からずに演じていました。その時に面白いと思い、今も俳優を続けています。」と語っています。

　また、昼顔の監督はその時の健太郎さんの印象が次のように語っています。
「感性の豊かさと手垢のついていない芝居の素直さが抜群だった。」
このように、監督を絶賛させていました。

　

　２０１８年の相棒元旦スペシャルで早くもテレビでその演技を印象づけた健太郎さんですが、２０１７年は映画でも人気作に出演するなど大活躍しました。

　２０１７年１２月には、映画『デメキン』で、初の映画主演を果たしました。

　目力のある、魅力的な俳優である、健太郎さん。元旦から注目を集めた２０１８年、ドラマ、映画と人気をますます上げていくのが楽しみですね。