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2023/12/28
大今里
ジャルジャルは、後藤淳平・福徳秀介の二人が、2003年4月に結成した吉本興業東京本社所属の芸人です。
M-1グランプリ出場のルールは、「2000年1月1日以降であり15年以内のコンビ」であり、2018年がM-1グランプリに出場できる最後の年になると思われます。
ジャルジャルの漫才は、ボケ・ツッコミの役割が一つのネタの中で入れ替わってゆくいわゆるWボケのスタイルで、吉本興業の先輩の笑い飯に似たスタイルです。
M-1グランプリ2017でのネタに対する、審査員のオール巨人のコメントにも、
「きょうのM-1はベタなネタが多いなか、新しいネタに挑戦してる姿勢が大好き。見てるほうが理解しないと笑えないネタやけど、すごく面白かったと思う」
と評価しているように、ジャルジャルのジャンルはフリースタイルという型にはまらない新しいジャンルと評されることもあります。
M-1グランプリの大会概要は芸能界を引退した島田紳助のアイデアから生まれた内容というのは有名で、さらに島田紳助は自身も大会委員長となり、初回のM-1グランプリ2001から一旦終了する2010まで、M-1を盛り上げてきました。
M-1グランプリが再開された2015年以降は島田紳助の芸能界引退のため、実質的には松本人志が審査員の顔を担っています。
2001年や2002年の本当の初期のM-1は、まだ馴染みがなく、出場している本人たちですら半信半疑な部分があったと言われています。
そんな中で、今考えると当時最も視聴者・出場者が驚いたのは、島田紳助や松本人志が審査員として、漫才に点数を付けるという点でした。
これは、今でこそ、M-1に限らず、キングオブコントなど点数を付けて競うお笑い大会が増えていますが、お笑いの頂点に現役として君臨する、島田紳助や松本人志が若手のお笑いに評価するというのは衝撃的なことでした。
島田紳助が引退した今では、お笑い界の頂点にいる松本人志が審査員でいることが出場者や視聴者にとって、権威ある大会であり続けると言えます。
審査員の松本人志がM-1決勝ファーストラウンドで付けた最高得点の一覧と、最終決戦で投票した芸人を一覧にすると、
最高得点が
2001年麒麟
2002年フットボールアワーズ
2003年フットボールアワーズ
2005年笑い飯、チュートリアル、ブラックマヨネース
2006年チュートリアル
2007年サンドウィッチマン
2008年オードリー
2009年笑い飯
2010年パンクブーブー
2016年銀シャリ
2017年ジャルジャル
に松本人志は最高得点を付けています。
最終ラウンドは、
2001年中川家(チャンピオン)
2002年フットボールアワーズ
2003年笑い飯
2005年ブラックマヨネース(チャンピオン)
2006年チュートリアル(チャンピオン)
2007年サンドウィッチマン(チャンピオン)
2008年NON STYLE(チャンピオン)
2009年パンクブーブー(チャンピオン)
2010年笑い飯(チャンピオン)
2016年和牛
2017年和牛
に松本人志は投票をしています。
松本人志の傾向を見ると最高得点を付けた芸人を最終ラウンドで評価するというわけでもなく、特に何かに偏った審査傾向もないため、冷静で客観的にお笑いを見て判断しているのが分かります。
M-1グランプリ2018のジャルジャルの最大のライバルに早くもなりそうなのが、2006年結成の吉本興業の後輩にあたる、和牛です。
和牛は、2015年から3年連続M-1の決勝に進出し、2016,2017と連続で準優勝をしています。
さらに、松本人志は2016,2017とも、最終ラウンドでは和牛に投票をしています。
2017年のM-1のネタは、松本人志も「実は今までにない新しい試みをしていて、登場人物がコンビなのに3人いるんです!」というようにその発想に衝撃と評価をしています。
ジャルジャルがチャンピオンになるための最大のライバルとなりそうです。
ジャルジャルのライバルとなりそうなミキは、中川家と同じ兄弟コンビとして、2012年に結成した吉本興業所属の芸人です。
関西弁のテンポのいい正統派漫才で、2017年はM-1の最終ラウンドにも駒を進めました。
今勢いのある芸人で、2018は確実にジャルジャルのライバルとなりそうな実力派です。
ジャルジャルのライバルとして、もう1組あげると、男女の凸凹コンビで今注目のゆにばーすで、彼らは、2013年に結成した吉本興業所属の芸人になります。
ゆにばーすはM-1グランプリ2017では、くじ運の結果、いきなりトップバッターで登場しましたが、見事ゆにばーすの世界観を披露し、東野幸治にも面白いと評価された逸材です。
このコンビも2018年ジャルジャルのライバルになりそうです。
松本人志は、M-1グランプリ2017でジャルジャルのネタに対して、最高得点をつけ、
「一番面白かった!」と語っていますが、逆に他の審査員の点数が伸びなかった理由について、
松本人志は「ジャルジャルがあんなに良かったのになぜアカンかったかって唯一言えば、ちょっと感心させてしまった」と敗因を語っています。
おそらく、ネタの後半にいい意味での裏切り感がくれば万人に受けたという視点だと思われるので、この松本人志のアドバイスを受けてどうネタを作り込んでくるのか楽しみです。
毎年、いい意味で予想がつかない漫才を持ってくるジャルジャル。
2018年もM-1に出場する際は、ぜひさらなる進化をした漫才で、また松本人志に「一番面白い」と言わせてチャンピオンを獲って欲しいと思います。
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