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数々の伝説を残してきたビートたけしの伝説的なテレビ番組ベスト5

伝説的な人生を送るビートたけしは、お笑い以外の映画監督や文化人的な顔の時には本名の北野武名義でと、自身の魅せ方にも確固たるポリシーを持っている大御所です。そんなビートたけしが生み出した今では再放送も厳しいであろう伝説的な番組を5つピックアップしてみます。

お笑いBIG3であり伝説的な芸人・ビートたけしのここまで

ビートたけしは、ビートきよしとの漫才コンビで1980年代初頭の漫才ブームの中で人気を得て、その後多くの伝説的なバラエティー番組を生み出していき、タモリ・明石家さんまと共にお笑いBIG3として、現在もお笑い界の大御所として活躍を続けています。

また、ビートたけしは、映画監督としても、本名の北野武で世界的な知名度を誇り、「世界の北野」として、「トリノ国際映画祭 特別賞」など数々の映画賞も受賞しています。

お笑いに戻ると、自身を頂点としたたけし軍団という、ビートたけしの弟子を中心に構成される軍団を持ち、90年ごろは、このたけし軍団で多くのテレビ番組に出演し、伝説的な体の張り方をしていました。

たけし軍団の主なメンバーには、
元も入れると、一番弟子である元宮崎県知事・東国原英夫をはじめ、
ガダルカナル・タカ
つまみ枝豆
松尾伴内
ダンカン
ラッシャー板前
グレート義太夫
井手らっきょ
浅草キッド
などがいます。

数々の伝説の芸人を生んだ「オレたちひょうきん族」

「オレたちひょうきん族」は、フジテレビ系列で1981年5月16日から1989年10月14日まで毎週土曜日20:00 - 20:54に放送されていた番組で、めちゃイケやウッチャンナンチャンのやるやらなどが後番組で続く・土8枠の伝説的な番組です。

出演者も、
ビートたけしをはじめ、
明石家さんま、
島田紳助、
片岡鶴太郎、
山田邦子
など、現在の大御所芸人が体を貼って伝説を残していた番組です。

この番組の中で、ビートたけしが片岡鶴太郎に熱々のおでんを食べさせるというコントがありますが、それを継承しているのが、現在のダチョウ倶楽部や出川哲朗のおでんリアクション芸になります。

たけし軍団が体を張り続ける企画が印象深い「スーパージョッキー」

「スーパージョッキー」は、日本テレビ系列で1983年1月9日から1999年3月28日にかけて放送されたビートたけしが総合司会のお笑い番組で、生放送での早着替えなど、内容自体も過激で伝説の番組ですが、1番の伝説的な部分は、たけし軍団が体を張り続ける「 THEガンバルマン」というコーナーが伝説となっています。

このコーナーでもそうですが、ビートたけしは、基本的に何かを持って軍団のボケにツッコム流れをよくし、このコーナーではビートたけしが手の形を模した坐禅に使う警策のような棒を使ってツッコミをしていました。

その中でも、スキー場で浅草キッドが発泡スチロールで作られたサイコロの中に入り、それを転がして丁半博打をやる企画において、入ったサイコロがスキー場の谷底に落ち、しばらくの間気絶、周囲に緊張が走ったエピソードなど、本当に恐ろしい伝説も数多くありました。

破天荒すぎる企画で様々な素人も出演させた「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」

「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」は、1985年4月14日から1996年10月6日まで日本テレビ系列ほかで放送されていた番組で、プロデューサーのテリー伊藤の攻めた企画が数々の伝説を生みました。

テリー伊藤とビートたけしはその後も伝説的なお笑い番組を生み出していくことになります。

例えば、
「100人隊が行く」という企画では、道を歩いている素人の後ろから、100人の仕込んだエキストラが一斉に走りだし、「津波だ!」などと叫びながら追い駆けるいたずらは、壮大で伝説企画でした。

セットには総工費1億円がかけられた壮大な番組「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」

「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」は、1986年5月2日から1989年4月14日までTBSで放送された視聴者参加型のアトラクションバラエティ番組で、
ビートたけしが城主を務める難攻不落の「たけし城」を落とすため、毎回約100人の一般応募者からなる攻撃軍を隊長の谷隼人が率い、緑山スタジオに作られた、たけし軍が仕掛けた数々の難関を攻略する番組でした。

何が1番の伝説かというと、この番組に関しては、ビートたけし自ら企画に携わり、セットには総工費1億円がかけられたというその規模感が伝説となっています。

今であれば考えられない企画多数で伝説となった「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」

「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」は、1989年1月2日から1996年4月6日にかけて日本テレビ系列で放送された特別番組で、基本はたけし軍団を中心とした芸人が体をはる企画なのですが、プロレスラーと対決したり、サウナで長時間いさせられたりと、普通に過酷な企画もありますが、
この番組の1番の伝説は、ダチョウ倶楽部や出川哲朗らのリアクション芸の原点と言われ、そもそものビートたけし自身が描いた番組の目的である「売れない芸人をテレビに出してやること」が大きく、多くの芸人を生み出したという意味で伝説と言えます。

ビートたけしは伝説の芸人としてこれからも君臨し続けるだろう

ビートたけしは、多くの番組以外でも、フライデー襲撃事件の伝説や、バイク事故で生命の危機に直面するなど、今の芸人では考えられないような伝説的破天荒さで芸能界の頂点に現在も君臨し続けています。

時代の流れなどから、現在では、今までのような伝説的な破天荒さを残すことは即引退につながりかねない時代ですが、いずれの時代でも長きに渡って、業界のトップにいるビートたけしの時代背景に合った新しい番組づくりなど、新しい伝説をまた見てみたいと期待したいです。

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