神木隆之介のドラマ、子役時代からだと53本！主役ドラマを紹介

神木隆之介は2歳からCMデビューし、6歳からドラマデビューしており24歳（2017年現在）で芸歴22年という経歴の持ち主です。

また、神木隆之介は2016年の映画『君の名は。』や、ジブリの作品で声優をつとめ、そのすべてが大ヒットしています。

そんな神木隆之介の簡単なプロフィールを紹介していきましょう。

出生当時に大病を患い、現在生きていることは奇跡と語っている神木隆之介。

演じる役は多岐にわたっており、サヴァン症候群や能力者の役、ヘタレな高校生役まで演じています。ドラマだけでも53本（2017年現在）に関わっている俳優であり、2011年にはモンテカルロ映画際で男優賞にノミネートされています。

多くの難しい役を演じながらも、賞らしい賞を獲っていないということが意外に思えます。
では、次の章では神木隆之介が関わったドラマを一挙紹介していきましょう。

1999年にドラマ『グッドニュース』にて6歳でデビューを果たした神木隆之介。共演は中居正広や鶴田真由などでそうそうたるメンバーです。実はこのドラマ中居正広にとっても初主演のドラマでした。

ずっと変わらず俳優としてやっていくのは大変だと思いますが、浮き沈みの激しい芸能界でひょうひょうと実績を重ねられたのは、神木隆之介の家訓の影響もあるのではないでしょうか。

両親から「性格のかわいい人になりなさい」、「真逆の意見でも一度は受け入れなさい」、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」この3つを絶対に忘れないように、これをテーマに生きなさいと言われていたそう。

連続ドラマの初主演は13歳の時、『探偵学園Q』でした。2008年のドラマ『風のガーデン』では演じるのが難しいサヴァン症候群の少年を演じた神木隆之介。この頃から非凡な少年、青年を演じることが多くなっていきました。

2010年のドラマ『SPEC』で時間を止める能力を持つ青年を演じたり、同年の『心の糸』では耳の聞こえない母を持つピアノニストの少年の役のため、手話とピアノの特訓をしたそう。

2014年にはドラマ『変身』で脳の移植手術を受けて性格がだんだん変わっていくという難しい役どころでした。神木隆之介だからこそできる配役が増えているように思えます。

2017年にはドラマ『刑事ゆがみ』で初めて刑事役を演じた神木隆之介。それまではスーツ姿で演じることもなかったそう。

インタビューでは、刑事役だけに聞いたことのない罪の名前なども言い慣れなく大変だったと語っています。

神木隆之介が初めて主演をつとめた『探偵学園Q』（2006年）。同名タイトルの漫画を原作としており、中学生のキュウ（神木隆之介）が事件を解いていくというストーリーです。

『探偵学園Q』は2006年に単発で放送され、翌2007年に連続ドラマとなり、神木隆之介にとって初主演の連続ドラマとなりました。

共演は山田涼介、志田未来、要潤など今となっては考えられない豪華キャストです。

このドラマで神木隆之介を知ったという人も多いのでは。神木隆之介は『SPEC』で謎の少年を演じました。

主人公は戸田恵梨香が演じる当麻紗綾（とうまさや）と加瀬亮が演じる瀬文焚流（せぶみたける）。

神木隆之介は一十一（にのまえじゅういち）（以下ニノマエ）という不思議な名前の謎の少年でした。数万倍の早さで動くことのできることから、時を止める能力をもつと言われる少年を演じました。

ニノマエは当麻と瀬文の前に現れ脅威になっていました。しかし神木隆之介が演じるニノマエは実際は恐ろしい敵なのですが、ひょうひょうとしているので悪役という印象はありません。

神木隆之介はインタビューの中で、敵なのか味方なのか曖昧な存在でいようとしたため、身近な友人たちに不気味がられてしまったそう。

また時を止める能力を持っていることから、撮影のときにほかの俳優が動かない演技をしなければならず、共演者に大変な思いをさせてしまったと思ったそうです。

『サムライせんせい』は同名タイトルの漫画を映像化したもので、神木隆之介は現代に生きる坂本龍馬の役を演じました。

切腹されそうになった瞬間に幕末から現代へタイムスリップした武市半平太（錦戸亮）が、助けてもらった家族に恩返しをしていくというあらすじです。

神木隆之介が演じた坂本龍馬はジャーナリストに身分を変え、タブレット端末も使いこなしてしまう感覚的な人物でした。

女子高生が使うような言葉も見事に操っていますが、現代に不満を抱き同志を募っていました。

神木隆之介は細身ながらも剣さばきは見事で、2014年に公開された『るろうに剣心』のとき、アクションシーンでは共演者も驚くくらいただならぬ努力をしたからかもしれません。

神木隆之介によるそれまでにないカッコいい、セクシーな坂本龍馬を見ることができます。

神木隆之介はすでに2019年大河ドラマ『いだてん』での出演が決まっています。現在24歳と若いですが、これからもっと大人の役柄が増えていくのではないでしょうか。

また過去の作品を改めて振り返ってみるのも面白いです。子役は大成しないというジンクスがありますが、神木隆之介には通用しなかもしれませんね。

神木隆之介は仲のいい俳優が多いというのも魅力のひとつになっています。家訓の『性格のかわいい人になりなさい』が活かされているからでしょう。

これからも神木隆之介の活躍が期待されます。