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2023/12/28
大今里
「カルテット」は、2017年の1月期にTBSの火曜22時枠で放送されていたドラマです。
カルテットのジャンルは、ラブストリー・サスペンス・コメディが合わさった感じで、ドラマとしては「大人のラブサスペンス」をキャッチコピーとして宣伝していました。
ドラマ放送当初はそれほど話題になりませんでしたが、じわじわくる面白さとクセになる登場人物の魅力がSNSなどで伝わり、視聴率は10%に届かないながらも話題性のあるドラマとなりました。
(登場人物ネタバレ)
ドラマ「カルテット」に登場する主要人物は、早乙女真紀(演:松たか子)・世吹すずめ(演:満島ひかり)・家森諭高(演:高橋一生)・別府司(演:松田龍平)の4人です。
早乙女が第一ヴァイオリン奏者、世吹がチェロ奏者、家森がヴィオラ奏者、別府が第二ヴァイオリン奏者として、「カルテットドーナツホール」という独自の弦楽四重奏を組んで活動しています。
この他にも、物語に関わる人物として、ライブレストランのアルバイト店員来杉有朱(演:吉岡里帆)や早乙女の夫の巻幹夫(演:宮藤官九郎)などが登場します。
(あらすじネタバレ)
ドラマ「カルテット」の内容をネタバレする前に、軽くあらすじを確認しておきましょう。
ある日、4人は“偶然”出会った。
女ふたり、男ふたり、全員30代。
4人は、夢が叶わなかった人たちである。
人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。
彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。
しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。
物語は、それぞれ演奏家としての夢を諦めきれずにいる4人の登場人物たちが偶然出会うところから始まります。
しかし、実は出会いは偶然ではなく、4人のそれぞれの秘密や嘘がもつれあってストーリーは進行していきます。
ドラマカルテットは、1話~5話までが「第1幕」、6話~10話までが「第2幕」と設定されています。
(ストーリー「第1幕」ネタバレ)
それぞれ30代になっても夢を諦めきれない弦楽奏者の早乙女たち4人の登場人物が、偶然カラオケボックスで出会い、弦楽四重奏「カルテットドーナツホール」を結成します。
早乙女たち4人は、別府の祖父が所有している軽井沢の別荘で一緒に生活し、演奏の練習をすることに決めました。
しかし、4人の出会いは決して偶然ではなく、世吹は早乙女の姑に自身の過去をおとりとして早乙女が夫殺しの犯人かどうかを探る仕事を任されていて、家森も夫殺しの恐喝を目的として早乙女に近づいていました。
また、別府も早乙女を昔から知っていて、恋心を抱いていました。
しかし、別府は早乙女に告白するも振られてしまいます。
そんなとき、別府の弟が別荘の売却話を持ち出します。
また、すずめの代わりに、新たに4人が演奏していたライブレストラン「ノクターン」のアルバイト店員である来杉が早乙女の調査役になっていました。
ある日、来杉が別荘を訪れ、早乙女に何気ない感じで探りを入れます。
そのとき、早乙女は来杉が盗聴用に仕掛けていたICレコーダーを見つけてしまいます。
そこで、早乙女は自身の調査に世吹もかかわっていたことを知ります。
いてもたってもいられず逃げ出した世吹は、軽井沢駅前で偶然にも早乙女の夫の巻と出会います。
ドラマ「カルテット」第1幕のネタバレは以上です。
短いネタバレでは収まりきれないくらい濃い内容の「カルテット」第1幕。
続いて、第2幕のネタバレを見ていきましょう。
(ストーリー「第2幕」ネタバレ)
第1幕のラストで早乙女の夫の巻に出会った世吹は、巻を別荘へと連れて行き早乙女との関係、失踪の原因を聞き出します。
一方、来杉は早乙女のヴァイオリンを盗もうと別荘に侵入。
そこで、拘束され身動きの取れない世吹を見つけ、巻とも対峙します。
妻のヴァイオリンが盗まれると思った巻は、来杉からヴァイオリンを奪い返そうともみ合いになりますが、その弾みで来杉は転落してしまいます。
そこに早乙女が帰宅し、巻と鉢合わせになります。
来杉を殺してしまったと焦る巻に、早乙女は一緒に逃げようと言います。
しかし、来杉の入った寝袋を車に乗せると、巻は早乙女を置いて車を発進させてしまいます。
結局来杉は死んでおらず、後を追ってきた早乙女に巻を置いて奪った車を返して去っていきました。
巻と合流した早乙女は、拘束を解いた世吹に止められるも、夫婦で東京で暮らすことを決めます。
しかし、巻は離婚届を出して警察に強盗犯として出頭しました。
その頃、巻の母親のもとに警察が訪れ、早乙女が実は全くの別人の「山本あきこ」であることを知ります。
早乙女は養父から虐待を受けて育っていて、ちょうど戸籍を買ったときに養父が亡くなっていることから養父殺しの容疑をかけられていました。
ある日、別荘に訪れた警察から任意同行を求められた早乙女。
そこで、他の3人に自身の事情を話します。
3人は引き留めるも、早乙女は警察の任意同行に応じてその場を去っていきました。
結局、執行猶予が付いた早乙女は、連日マスコミから逃げるように生活をしていました。
そんなある日、公園で3人が演奏しているところに出くわします。
再び4人集まった「カルテットドーナツホール」は、コンサートを開くことを決意します。
早乙女の効果もあってチケットは完売します。
コンサートを終えた後、次の仕事が決まった4人は、別荘を売りに出して車で走り始めました。
ドラマ「カルテット」の第2幕のネタバレは以上です。
最終回にかけて疾走感のあるストーリー展開と、色々な解釈ができる結末で視聴者を驚かせた第2幕。
人間関係の濃さに圧倒されるストーリーでした。
ドラマ「カルテット」は、人間関係はもちろんのこと、ドラマ内で使用される楽曲も素晴らしいと話題になりました。
そこで、ドラマ「カルテット」で使用された楽曲をピックアップして一部をネタバレしちゃいます。
ドラマ「カルテット」では、シューベルトの「アヴェ・マリア」やバッハ、シュトラウスに至るまであらゆる有名音楽家の曲を演奏していますが、中にはSPEEDやX JAPANなど4人の歌唱シーンを観ることもできます。
その中でも、最終話のコンサートで披露されたシューベルトの「死と乙女」は、早乙女が演奏すると決めたこともあって話題を呼んだ楽曲です。
その他、ネタバレした以外にもたくさんの有名楽曲が登場する「カルテット」。
気になった人は、ぜひ元の楽曲も聴いてみてくださいね。
ドラマ「カルテット」のネタバレはいかがでしたか。
じわじわと人気を伸ばしたこのドラマは、今でも根強いファンが多い作品です。
ネタバレでは細かい部分までご紹介できなかったため、少しでも気になった人はDVDなどで細部までじっくり観ることをおすすめします。
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