映画クレヨンしんちゃん25周年！2017年の今あえて観るべきDVDとは⁉

2017年4月クレヨンしんちゃん映画最新作「襲来!! 宇宙人シリリ」が公開され、子どもからお父さん・お母さんまで楽しめる映画として好評を博しました。

その「襲来!! 宇宙人シリリ」が2017年11月10日にDVD化され、現在好評発売中＋レンタル中となっています。

クレヨンしんちゃんの映画は1993年に「アクション仮面ＶＳハイグレ魔王」が劇場版初公開＋DVD化となってから、本作でなんと25本目となりました。

お腹を抱えて笑える作品から、涙が止まらない名作、中には迷作？と呼ばれるものまで様々なDVD作品がこれまで発売されてきました。

そこで今回はあえて、「笑う」「泣く」「楽しむ」の３つのテーマに絞り、厳選に厳選して1作品ずつ計3本の作品を紹介したいと思います！

納得、反論さまざまあると思いますが、自身の感想とレビュー評価から選りすぐりDVD作品を選びましたので、覗いてみてはいかがでしょうか？

「笑う」のテーマで選んだDVD作品が映画5作目「映画クレヨンしんちゃん　暗黒タマタマ大追跡」です！

作品冒頭から登場する3人のオカマ兄弟、ローズ・ラベンダー・レモンと野原一家のやりとりに笑いが止まりません！

オカマさんたちのニッコリ笑顔からのドスのきいた睨み、ホステスさんのテレビショッピング的のりツッコミ、何をするにもオカマさんと一緒にノリノリなしんちゃん、と笑いどころが多すぎて紹介しきれません。

敵役のホステス軍団とは、野原一家・オカマさんたちが本格的なアクションで戦っていて、そうした角度からも見応えが満載です。（みさえも大根で参戦しています笑）

また、この作品から初めてひまわりが登場します。ひまわりを巡ってしんちゃんや周りの大人たちが一喜一憂し、ひまわりを取り戻そうとする姿に、皆のひまわりへの愛も感じられる作品になっています。

とにかく笑って、笑って、笑い尽くしたい！という人に絶対おすすめのDVD作品「映画クレヨンしんちゃん　暗黒タマタマ大追跡」でした！

「泣く」のテーマで選んだDVD作品が映画9作目「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」です！

もはや説明の必要が無いほど、クレヨンしんちゃん映画の中で屈指の名作と名高く、ファンの人気も抜群な映画となっています。その知名度はアニメの枠を飛び越えて、泣ける邦画ランキングに度々名前が挙がるほど広く知られている作品です。

舞台は昔の映画やアニメ、おもちゃなどが再現され、大人たちが心をときめかす「20世紀博」。ここでみさえやヒロシ、そして他のパパ・ママたち皆が洗脳されてしまい、大人をやめてしまうところから事件が始まります。

子どもになってしまった大人たちを助けようと、しんちゃんとカスカベ防衛隊の4人が奮闘していく様子に加え、クレヨンしんちゃん映画らしく笑いもたっぷり取り入れられた作品となっています。

しかし一番の見どころは言うまでもなく、ヒロシの回想シーンです。何気ない日常がセリフなしに淡々と流れていくだけなのですが、このシーンで涙を流さなかった人はいないです。それぐらい心に深く深く突きささるシーンとなっています。

どこにでもいるサラリーマンで2児の父親の野原ヒロシ。ヒロシにも当然子どもの頃があります。そして、10歳の頃もあります、17歳の頃もあります、25歳の頃もあります。その時、その時にかけがえのない思い出があり、一歩、一歩確実に大人に成長していきます。その先にあるのが「今」であり、みさえ・しんのすけ・ひまわりという今の「家族」です。

大人をやめて子どもに返ったヒロシに、「今」を思い出させるこのシーンには、働く大人たち、子どもをもつ親たちみんなに通じる普遍的な共感があります。子どもと一緒にDVDを観ていたお父さん・お母さんがボロボロ泣いてしまうのはあるあるではないでしょうか？

クレヨンしんちゃん映画で泣きたい、号泣したい！という人に間違いなくおすすめのDVD作品「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」でした！

「楽しむ」のテーマで選んだDVD作品が映画4作目「映画クレヨンしんちゃん　ヘンダーランドの大冒険」です！

物語の舞台が群馬にできた新しい遊園地「ヘンダーランド」となっていて、ジェットコースターやトロッコ列車、サーカスやマスコットキャラクターなど観ているだけもワクワクし、自然とテンションが上がってくる作品です。

遊園地内で迷子になっていたしんちゃんが、偶然助けた人形の女の子・トッペマにヘンダーランドの秘密を告げられ、トッペマをお助けするというストーリーになっています。

ヘンダーランドの大冒険の一番の見どころはなんといっても「スゲーナスゴイデスのトランプ」です！なんと呪文を唱えるだけで好きな魔法が使い放題になるという夢のアイテムなんです！

しんちゃんが悪の手下ス・ノーマンを相手に、トランプで呼び出したアクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもんと共に戦うシーンには心の底から笑わされること間違いなしです。その他にもユニークでおバカな様々な魔法が映画を彩っていて、観る人を心から楽しませてくれています。

テーマパーク、人形の女の子、悪の魔法使いに魔法のトランプと、心躍るような設定がいっぱいに詰まった本作は「楽しむ」のテーマにぴったりの作品です。

クレヨンしんちゃん映画でワクワクしたい！ドキドキしたい！という人に是非おすすめのDVD作品「映画クレヨンしんちゃん　ヘンダーランドの大冒険」でした！

今回紹介した3つのDVD作品を含め、第1作「映画 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」から第24作「映画 クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃」までの全24作品を収録した、記念DVD-BOXも発売されています。

今回は紹介しきれなかった名作がクレヨンしんちゃん映画にはまだまだあります。それをこのDVD－BOXで心行くまで堪能してみてはいかがでしょうか？

いかがだったでしょうか？

今回はあえて「笑う」「泣く」「楽しむ」の3テーマに絞り、1作品ずつ紹介してみました。

そのテーマだったらもっとおすすめがある！自分にとってのNO.1はコレ！など様々な意見があると思います。それだけクレヨンしんちゃん映画は多くのファンを持っていて、それこそ”子どもから大人まで”の代表的な映画作品だと思っています。

この記事をきっかけにちょっと観てみよう、もう一度観直してみようと思われる方が1人でもいて下されば幸いです。