芸人もうならすゴッドタンの・あいなのお笑い分析力がすごいと評判！

ゴッドタンは略称で、「ゴッドタン 〜The God Tongue 神の舌〜」が正式番組名の、テレビ東京で放送されているバラエティ番組です。

2005年10月から12月まで放送された後、1年半後から再び放送され、曜日や時間帯の変更などがありながらも、ゴッドタンは2017年現在でも放送を続ける人気長寿番組となっています。

出演者は、 おぎやはぎと劇団ひとり、そして2017年中には産休中に入っている、テレビ東京アナウンサーの松丸友紀がレギュラーとして出演しています。

ゴッドタンの内容は、一見大人の悪ふざけの延長線上のようなノリの企画や進行が多い印象ですが、色々と規制が増えている昨今のお笑い番組においては、アイディア勝負の独創的で斬新な企画を連発し、無名タレントを次々と発掘していくことから、業界視聴率が最も高い番組のひとつとして知られています。
またアメトーークと並んで、ゴッドタンで、芸人の新しい可能性を探れる場とも言われ、業界人の注目も高くなっていると言われています。

ゴッドタンの人気企画で、2017年現在、不定期に23回もの回数を重ねてきた企画が、マジギライ1／5です。

これは、毎回異なる挑戦者芸人男性（一回だけ矢口真里が登場しました）の前に座っている女性陣の中で、挑戦者のことがマジで嫌いな1人の女性（マジギライ女）を見破る推理クイズ企画です。

毎回女性陣は、一人のマジギライを含めて、4-5人が登場しますが、そのうちの一人が、レギュラーとして固定されている、足立区の素人キャバ嬢・あいなです。

ゴッドタンのマジギライ1/5のレギュラーであるあいなは、
プロデューサーの佐久間氏によると、
「タレント事務所にエキストラ登録だけしている本物のキャバ嬢で、業界に興味あって登録だけしており、ゴッドタンのオーディションしていて、その中で一人だけ飛び抜けて面白い子」があいなだったそうです。

また「基本的にはお笑いマニアですから、台本に含まなくてもあの通り本人がしゃべってくれるんです。」
と持っているお笑い分析ポテンシャルが高い素人女性です。

このあいなが、毎回ゴッドタンのマジギライ1/5企画を盛り上げ、基本は下ネタが多いですが、その中で鋭いお笑い分析力で出演者を感嘆させることもしばしばあり、毎回期待通りの活躍をしています。

ゴッドタン・マジギライ1/5にアンジャッシュ児嶋が出演した回では、
あいなは、冒頭での掛け合いで、
児嶋に対して「お前、マジでつまらねーな！」「返しのパターン一緒だな！」
と罵っていましたが、
児嶋のいいところを聞かれ、
「強いて言うなら、ネタがまあ良く出来てるよねぇ。ズレコントあんじゃん？あれ、すごい発明だよね、ホントにアレ。あれ、単独ライブやったでしょ、最近。毎年ね、定期的にやった方がいいよ。絶対に行くから！」
と回答し、児嶋も予期せぬ褒めに感嘆していました。

ゴッドタン・マジギライ1/5に南海キャンディーズ山里亮太が出演した回でのあいなは、
山里を「アイドルのライブに自腹切って行ったり、アイドルとの距離感ができているのがすごい！」と評価。
これには、アイドルとの距離感に自信のある山里も表情変わらずも嬉しそうにしていました。

ゴッドタン・マジギライ1/5に有吉弘行が主演した際のあいなは、
有吉のすごさについて、
「もうあだ名とか付けるポジションじゃないじゃん、そんなの。無くても全然イケる。
私素人だからわかんないけど。あだ名から全然逃げないじゃん。
ずーっと一生懸命がんばってて。すごいなと思ってて。」
と自身の思いと客観的な分析ができていて、あいなの人間味が垣間見える回でした。

ゴッドタン・マジギライ1/5に東野幸治が出演した際のあいなは、
お笑い会のピラミッド的な話で的を得た話をし、出演者を納得させていたのが印象的でした。
具体的なあいなの東野に対するコメントは、
「ゴッドタンとかでなくていいんだよ。あいなと絡んでいる暇があったら、上で頑張らないとダメだよ！」
と的確なコメントを残しました。

ゴッドタン・マジギライ1/5にハライチ澤部佑の回でのあいなの分析は、
「ハライチの二人はなんかもう、ネタが澤部のイジリ方説明書みたくなっているじゃないですか。ボケの岩井の悪ふざけに、澤部が振り回されてるっていう。
だからそれをポーンて使えばすごく分かりやすいから。だけど、澤部の使いやすさが分かりやすいぶん、ボケの岩井のセンスがあるのかなって分かってもらうまでちょっと時間がかかると思うんだけど。
でもそこはそんな焦らずに、ゆっくりそのセンスを見極めていってほしいかなと、思ってます」
ここまでくると、お笑い評論家かと思えるほどの分析力を発揮していました。

あいなは必ず褒める際、話始めに「私素人だからわからないんですけど」ということを付け加えますがそれがフリになっており、素人と思えない分析力が、下ネタも発するキャラとのギャップで企画にマッチしており、これからもゴッドタン・マジギライ1/5での出演に期待する方も多いと思います。