究極のアウトローを見るならコレ！！マフィア＆ヤクザ映画ランキング

マフィア＆ヤクザ映画ランキングの5位として紹介するのは
1983年にアメリカで公開された
ブライアン・デ・パルマ監督、オリバー・ストーン脚本
アル・パチーノ主演の
映画「スカーフェイス」です。

キューバからアメリカにやってきたトニー〈アル・パチーノ〉が
コカインの密売でのし上がり「マイアミの麻薬王」にまで上り詰めるも
自滅していくまでを描いていきます。

この「スカーフェイス」でアル・パチーノは
ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞しています。

「ゴッドファーザー」のイメージが強いアル・パチーノですが
「スカーフェイス」も人気の高い映画です。

ヤクザ・マフィア映画ランキング系では
上位に入ることが多いです。

マフィア＆ヤクザ映画ランキングの4位として紹介するのは
2000年にイギリスで公開された映画「ギャングスターNo,1」です。

マルコム・マクダウェルが演じるギャングスターの若かりし頃の
活躍を描きます。
若きギャングスターは映画「ビューティフル・マインド」の
主演でもお馴染みのポール・ベタニーが演じました。
もちろんバイオレンスタッチではありますが
ギャングスターのファッションから何もかもスタイリッシュで
見入ってしまいますね。

あと、見どころは1971年のスタンリー・キューブリック監督の
「時計じかけのオレンジ」でアレックスを務めたマルコム・マクダウェルの
なんとなくその後を垣間見たような気持ちにさせてくれるところです。
さらに若きギャングスターにアレックスを重ねて見てしまいます。

もちろんギャング映画としても存分に楽しめます！

日本のヤクザ映画でも特に最近のヤクザ映画にも近いものを感じます。

マフィア＆ヤクザ映画ランキングの3位として紹介するのは
1992年にアメリカで公開された映画「レザボア・ドッグス」です。

クエンティン・タランティーノが、監督・脚本・出演
という事でも話題となりました。
2005年にイギリスの映画雑誌「Empire」の
インディペンデント映画ベスト50に1位でランキングされ
現在でも高い人気を誇っています。

強盗のために集められた6人の男たち。
お互いに素性を知らない6人はコードネームとして「色」を使って
お互いに「ミスター・ホワイト」「ミスター・オレンジ」などと呼び合い
宝石強盗を企て実行するが失敗をしてしまいます。
実は6人の中に裏切り者がいることが判明し、猜疑心に駆られていく
サスペンスとバイオレンスが入り混じった映画です。

なんといっても「心臓の弱い方は鑑賞を控えるように」という
キャッチコピーが出たほどですが、
どちらかと言えば、それまでのヤクザ・マフィア系の映画と違って
スタイリッシュで洒落ているという印象を受けます。

この「レザボア・ドッグス」に影響を受けた
世界のヤクザ・マフィア映画は多かったのではないでしょうか。

主題歌「Little Green Bag」もカッコイイです。

マフィア＆ヤクザ映画ランキングの2位として紹介するのは
1973年以降に日本でシリーズ化された映画「仁義なき戦い」シリーズです。

戦後に実際に起こったヤクザの広島抗争を当事者の手記をベースに
映画化されたヤクザ映画の最高峰！

裏切ったり裏切られたりの連続でドキドキハラハラすることは
もちろんのこと、キャストがとてつもなく豪華であることに尽きます。
主演の菅原文太さんをはじめ、
松方弘樹さん、渡瀬恒彦さん、田中邦衛さん
金子信雄さん、梅宮辰夫さんなど
ビッグネームばかりなので見応え十分です。

深作欣二監督だけでも8シリーズ、
それ以外の監督でも3シリーズ、計11シリーズという
膨大なシリーズです。

基本的には深作欣二監督の8シリーズがおすすめです。

ついに最後のマフィア＆ヤクザ映画ランキングの1位は
「ゴッドファーザー」シリーズです。


監督はフランシス・フォード・コッポラ
原作・脚本はマリオ・プーゾ。

1972年に公開され、それまで知られることのなかった
マフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを
確立した映画だと言われています。

アメリカ映画ベスト100の3位をはじめ、数々の映画のランキングに
上位でランキングされている不朽の名作です。

ちなみに日本のランキングでは
キネ旬創刊90周年記念　映画人が選ぶオールタイムベスト100・外国映画編で
堂々の第1位にランキングされています。


以上、5位までランキング形式で紹介しましたが
どれも、甲乙つけられない素晴らしいアウトロー映画です。

できるだけ大きなスクリーンでお楽しみください！