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2023/12/28
大今里
これが闇夜を飛翔するダークヒーロー バットマン!
1939年 ボブ・ケインとビル・フィンガーの共同制作でバットマンは誕生します。
昼は大富豪、夜は警察も手が出せない犯罪者を葬り去るダークヒーロー・バットマンの物語は1940年になるとコミックブック“Batman”が発行されて1986年のフランク・ミラーの『バットマン: ダークナイト・リターンズ』は大人気を博します。
ティム・バートン監督 マイケルキートン主演の実写映画も大いに話題を呼び、ダークナイトシリーズに至ってはもはや語る必要もないでしょう。
バットマンの光と影 ジョーカー
ジャックニコルソンは嬉しそうに演じていました。懐の大きい役者さんですね。
1940年当初よりバットマンの宿敵ジョーカーは登場します。彼は売れないコメディアンであり、妊娠中の妻を支えるために強盗を行うもののバットマンに追いつめられて化学薬品のタンクに飛び込んでしまいます。結果白い肌、赤い唇、緑の髪、裂けて常に笑みを湛えた口に変化してしまいます。さらに妻と胎児の不慮の死と外見の変化から正気を失い、ジョーカーは誕生するのです。ジョーカーはバットマンに復讐したいのではありません。お金目当てで強盗を行うわけではありません。彼は「市民が当然持つであろう当たり前の常識・正義」を全部ひっくり返し価値観を破壊したいのです。
2016年公開の映画「スーサイドスクワッド」に出演したジョーカーはデザイン面で最も原作に近いと評価されています。
セクシーだぜ キャットウーマン
ハルベリー主演の映画版「キャットウーマン」大ゴケしましたが・・・
キャットウーマンはコミックや映画のバージョンにより孤児・内気な秘書・デザイナー等設定変更されています。いづれも巨悪の秘密を知ってしまい口封じのため殺害されたが猫の神秘の力により奇跡的に生き延びキャットウーマンとして復讐する、点は共通しています。バットマンと敵対、共闘を繰り返す彼女のイメージは原作者曰くコウモリのアンチテーゼとして猫のアイデアが浮かんだそうです。
異形なる知能犯ペンギン
「バットマンリターンズ」ダニーデビート演じるペンギンは当たり役でした
小太り・嘴のようにとがった鼻・タキシード姿のペンギン
コミック原作では裕福な家庭でしたが映画「バットマンリターンズ」ではサーカスに捨てられた孤児でした。
他の敵と違い暴走することないインテリジェンス犯罪者がペンギンの特徴です。
顔と同様の二重人格者トゥーフェイス
映画「ダークナイト」のCGは衝撃的でした。
「特殊メイク?あれ、でもこの輪郭から大きくえぐれている骨格はあり得ないぞ?」とCGの演出に驚きました。
ゴッサムシティ検事のハービー・デントは裁判中に硫酸の入った小瓶を投げつけられて左半身が焼け爛れてしまう。この影響でデントは物事をコイントスで決める人格者となり。裁判中にバットマンがいたにも関わらず自身を救わなかったことからバットマンを恨む。
映画「ダークナイト」では信じていた正義に裏切られた故バットマンに敵対するヴィランとして描かれます。
冷たい科学者Mrフリーズ
1997年版映画ではアーノルドシュワルツェネッガーが演じて大いにファンを喜ばせました。
同じアメコミ映画「ジャッジドレッド」にはシルベスター・スタローン出演 90年代はいい時代でしたねえ
科学者ビクターフライスは難病の妻を冷凍保存する実験中に事故で冷凍プールに落ち、新陳代謝が変化してMrフリーズに生まれ変わる。その肉体は通常の体温になると死んでしまうものとなった。アイスクリーム工場を秘密基地に冷凍保存された妻の治療研究資金を得るため、巨大な冷凍装置を製作してゴッサム・シティを脅迫する。バットマンの敵ポイズン・アイビーに騙され、妻をバットマンに殺されたと誤解。復讐のためにゴッサムを凍らせていくが、実はバットマンが妻を救っていたことに気づき、自らの過ちに気づく。
毒に染めてほしい?! ポイズンアイビー
ユマサーマンがシュワルツェネッガーと共演しましたね。
90年代版映画バットマン 子供っぽい作風ですがキャスティングは豪華!
植物を偏愛する科学者パメラは上司のジェイソン・ウッドルー博士の陰謀で、毒液槽に落とされる。しかし一命をとりとめ、植物毒素を体内に取り込み超常的な力も得て復活。ウッドルー博士を毒のキスで殺害後、ゴッサム・シティに現れる。
ボディガードベインを引きつれ、ゴッサムを植物の楽園にしようと画策。ゴッサムを脅かしていたバットマンの宿敵Mrフリーズと共闘し、ベインがバットマンと交戦している間にフリーズの妻の冷凍保存装置を壊し、その罪をバットマンらになすりつける。
画像はヒースレジャー版ジョーカー
まだまだバットマンの敵は彼の前に立ちふさがります。
いかがでしょうか。
魅力的で個性的なバットマンの敵の数々。
敵ながらも多くの読者や観客に愛される理由は彼らも最初から「悪い敵」ではなく、弱い心・世界に対する絶望を抱えた人間であるが故、読者から共感を得ているのではないでしょうか。
惜しむらくは映画版だと1回だけ出てその回で倒されてお終い。
馴染みのない観客からは「結局あいつ誰だったの?」と印象に残らない点でしょうか。
ペンギンやポイズンアイビーなんかはシリーズに何度も出演してまさに「宿敵」としてバットマンと戦い続けてほしいものです。
2017年公開 映画「ジャスティスリーグ」はそれまでの暗いイメージからカラッと明るい作風へ方向転換して成功を収めています。マーベル作品を意識したとも言われていますが。 バットマン・ワンダーウーマン・スーパーマンがアイアンマン・スパイダーマンにどこまで迫ることが出来るか楽しみですね。
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