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    ps4の記録媒体を換装する!CUH-1000型とCUH-2000以降両方紹介!

    ps4は換装する事を前提に造られているので機械が苦手なゲーマーでも比較的簡単に換装する事ができます。特にps4 proに関してはSATA2のhddが用いられていることも多いので、せっかくのスペックを活かす為に値は張りますがssdに換装してみるのもアリです!

    ps4のhddを換装してみよう!

    ps4およびps4 proに搭載されているhddは正直なところあっという間に容量不足に陥ります。
    そこで今回はps4・ps4 proともにhddを換装してパフォーマンスの向上を目指してみたいと思います。

    ちなみにどちらのモデルも最大容量は1TBですが、換装することで最大2TBまでの拡張が可能になります!

    ps4とps4 proではやり方が違います!

    より正確に言うと、CUH-1000シリーズ(現在販売終了)とCUH-2000シリーズ以降ではやり方が違います。

    1000シリーズと2000シリーズ以降の見分け方はとても簡単で、横置きした時上にくる面に光る一本線があるかないかです。
    線がある方が1000シリーズ、無い方は2000シリーズです。

    ちなみにどちらもps4を開けて換装することになりますが保証期間には影響しません。
    ただし換装については完全に自己責任なので、セーブデータ等の破損については保証されません。

    ps4 換装手順0.換装相手を選ぶ。ssdとsshdとhddの違い

    まずは換装相手選びです!

    はい。ここでps4を換装する方についてはhdd一択なので読み飛ばしてokです。
    なぜならps4はSATA2にしか対応していないのでssdやsshdにできないからです!

    さて、それではps4 proの方はここから勉強の時間です。
    しかしps4を使って換装も検討しているからといって誰しもがメカオタクではないと思うので、簡単な説明だけで終わります。

    ssdとは時代の最先端を行く非常にスピーディーな記録媒体です。それゆえに高いです。
    2TBだと2017年現在で10万円は越します。
    特徴は非ディスクであること。これ1点です。
    非ディスクなので書き込んである点をレーザーで探すというタイムロスがありません。
    しかし多くのUSBフラッシュメモリーがそうであるように、データの安定感は低めです。

    hddはssdと正反対でディスクによる記録媒体です。
    2TBともなると駆動音も大きくなりますし熱もかなり持ちます。
    しかし値段は1万円前後ととても安いです。
    何よりps4 proに元々搭載されているのがこのhddなので安心感があります。

    sshdとは前述2つの中間媒体です。
    本体はディスクですが一時記憶媒体にフラッシュメモリーが使用されています。
    これによりスピードと安定感を両立させた高性能なhddです。
    値段はhddと大差が無いのですが、そもそもこの中途半端なsshdを製造しているところが少ないので選択肢が限られます。

    ちなみに最初に書いたSATAなんちゃらというのは読み込みや書き込みの対応スピードのことです。
    ps4はSATA2までしか対応していないので、SATA3を搭載しているssdやsshdと換装しても無駄になります。

    ps4 換装手順1.新たに用意する物は2つだけ。必要なのは時間

    工具は3mmくらいのプラスドライバー1本だけでok!
    あとはデータを移す為の外付けhddとシステムソフトウェア設定用のUSBフラッシュメモリーのみです!
    あ、もちろん換装相手の新しい記録媒体も忘れずに
    ちなみにデータ移行用のhddはps4に元から入っている容量より少し大きめの物を、フラッシュメモリーは1GB以上の物を用意してください。
    記録媒体は2.5インチで厚さが9.5mm以下の内臓モデルなら基本的にどれでも大丈夫です。

    もうこれさえあればps4の換装は終わったも同然です!
    ・・・がしかし、本当の始まりはここからなのです。

    少なくとも半日~1日分の時間は確保してください。
    大容量のデータの引っ越しなのでとにかく時間がかかります!

    ps4 換装手順2.セーブデータ等のバックアップとps4のドライバー入手

    一番時間を要するこの2つをできれば同時進行したいところです。

    まず外付けhddをps4に挿して起動します。
    次にメニュー画面から設定を選んで保存したいデータ(セーブデータやキャプチャーデータ等)の項目へ進み、USBストレージ機器にコピーするを選択します。
    どんなデータでも大体設定画面から移動できるので、そこは任意で探してみてください。
    ちなみにコピー項目が無い場合はオプションボタンを押すと大抵出てきます。

    これと並行して行っていきたいのがps4のドライバー(システムソフトウェア)のダウンロードです。
    約1GBあるので転送に時間を要します。
    まずフラッシュメモリーをフォーマットしてFAT32にします。
    フォーマットは右クリックやハードウェア設定から行えますよ。
    フォーマットが完了したらそこに『PS4』というフォルダを作成し、更にそのフォルダの中に『UPDATE』というフォルダを作成します。
    これは後にps4に認識してもらう為の作業なので間違えずに行いましょう!
    これらの設定が完了したらps4のシステムソフトウェアアップデートのサイトから再インストール用のデータを『UPDATE』内にダウンロードすればokです。

    ちなみにUSB3.0だと理論上は5Gbps(約2時間で500GB転送できる)のですが、それはまず無理だと思ってください。
    転送速度は相互作用する物なので、ps4側の速さと使用しているhddの速さはもちろん違いますし、ネット回線も理論上の最速で光回線が2Gbpsです。

    とりあえず500GBの換装でも6時間以上はかかると覚悟してください。

    ps4 換装手順3.いよいよ換装!

    これは流石に百聞は一見に如かず! という事でYouTubeから引用します!
    CUH-1000シリーズの換装は上の映像を、CUH-2000シリーズ以降の換装は下の映像をご覧ください。

    ps4のhdd換装は簡単ですが、あくまで自己責任である事を忘れずに!

    ここまで記してきたように、ps4のhddを換装することはとても簡単です。
    なぜならps4自体が換装することを前提に設計されているからです。
    その為換装する際にps4を解体しても本体の保証は切れません。

    しかし、換装するという行為自体は全く保証されていません。
    それは「hdd換装の際にデータが破損したりエラーを起こしたりしても知りませんよ」ということです。
    本体は修理に出せますが、データに関しては完全に自己責任とされていることを忘れずに、念には念を入れた態勢で臨む事を忘れずに!

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