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リンキンパークは映画の主題歌も歌っていた!そのクールな楽曲を紹介

リンキンパークは意外にも映画の主題歌を合計4度に渡って担当していた!チェスター・ベニントンの死から立ち直れないファンが多い中、彼の歌声はこれからも色あせることなく生き続ける!これまで映画の主題歌に起用された楽曲を振り返りながらリンキンパークの魅力に再び迫る!

そもそもリンキンパークとは?

リンキンパークを知らないという方へ、簡単に紹介します。
リンキン・パーク(Linkin Park)はアメリカのロックバンド。
2000年メジャーデビュー。
これまで7枚のアルバムと32枚のシングルを発表しています。
特にアルバム『Hybrid Theory』は約3,000万枚を売り上げ、2000年以降最大のヒットアルバムの一つだと言えるほど、彼らは本当にモンスターバンドなんです。
ボーカルのチェスター・ベニントンが今年7月に死去。首つり自殺とみられています。
それ以降、世界各地で彼らの過去の作品が再度爆発的に売り上げを伸ばし、彼らの楽曲のうち23曲が、※Hot Rock Songsチャートに同時ランクインするという前人未到の記録も打ち立てました。(※ラジオでの放送回数、ダウンロード数、ストリーミング回数を加味して選出されるビルボードランキングのことです。)
コールドプレイが出てきた時に21世紀最高最大のロックバンドと呼ばれましたが、称号を与えるには早すぎたのではないかと思います。

彼らが手がけた主題歌をこれから取り上げます。
是非まだ聞いたことがないという方も、この機会に是非触れてみてください。

リンキンパークの映画主題歌その1『Numb』

リンキンパークの映画主題歌としてまず最初に紹介するのは『Numb』という楽曲です。
リンキンパークが初めて映画の主題歌を手掛けたのは2006年公開の『マイアミ・バイス』です。
コリン・ファレルとジェイミー・フォックスがW主演を果たした刑事物です。
コリン・ファレルが最ものっていた時期の映画ですね。

Numb/Encore - Linkin Park ft. Jay Z (Unofficial Music Video)

実は正確に言うと、映画『マイアミ・バイス』の主題歌となっているのは、『Numb / Encore』という楽曲で、リンキンパーク名義ではなく、正しくはLinkin Park ft. Jay Zです。
カリスマラッパーJay Zと組んでの楽曲なのですが、これがまぁカッコいい!
『マイアミ・バイス』のテレビCMでも流れていたので、印象に残っている人もいるのではないでしょうか。
元々『Numb』という楽曲が2003年にリンキンパークの2枚目のアルバム『Meteora』で発表されて、同年シングルカット。
翌年の2004年にJay Zと共に『Numb / Encore』を発表しています。
『Numb』と『Numb / Encore』それぞれにカッコいい部分があって、どちらがお薦めとは言い難いところがあるのですが、チェスター・ベニントンの歌声がセクシーです。
今回は映画の主題歌特集ですので、『Numb / Encore』に特化して書くと、前半はJay Zのラップだけなのですが、後半のチェスター・ベニントンの歌い出しの声がセクシーです。
ちょっとウィスパー気味で入って、エンディングに向かってどんどんとシャウト系に変わっていき、おおいに盛り上がります。
『Numb / Encore』ではJay Zのラップは聞きやすく、また日本人でも真似しやすいので、カラオケでも充分歌えます。
リンキンパークの代表曲の一つです。

リンキンパークの映画主題歌その2『What I've Done』

リンキンパークが次に映画の主題歌としてたずさわったのが、2007年公開の『トランスフォーマー』です。
楽曲は彼らの13枚目のシングルとなる『What I've Done』。

Linkin Park - What I've Done (Official Music Video)

重厚なサウンドで、この映画の主題歌としてピッタリでした。
歌いだしの、♪In this farewell There's no blood~♪の辺りの囁くような歌声から、サビの♪What I've done♪のシャウトまでの盛り上がり、なんとも言えません。
Hot Modern Rock Tracksチャートでは15週連続1位を獲得し、それ以外にもオーストリアやドイツでも1位を記録するなど大ヒットとなりました。

リンキンパークの映画主題歌その3『New Divide』

New Divide (Official Video) - Linkin Park

リンキンパークの3度目となる映画主題歌への楽曲提供は2009年の『トランスフォーマー/リベンジ』でした。
楽曲は彼らの18枚目のシングルとなる『New Divide』です。
トランスフォーマーの映画は2作続けてリンキンパークが主題歌を担当することとなりました。
重々しい前奏は1作目『トランスフォーマー』の主題歌『What I've Done』を彷彿とさせます。
相変わらず美しいメロディーラインで、この曲ならば日本語の歌詞でも綺麗にのせられるのではないかと思いました。

リンキンパークの映画主題歌その4『Iridescent』

Iridescent (Official Video) - Linkin Park

リンキンパークの4度目となる映画主題歌への楽曲提供は、ふたたびみたび『トランスフォーマー』シリーズでした。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の主題歌『Iridescent』です。

Castle of Glass (Official Video) - Linkin Park

映画『トランスフォーマー』シリーズは、今後もずっとリンキンパークが担当する物なのだと誰もが思いました。
これまでとは打って変わってバラードです。
キリストの最後の晩餐を思わせる神秘的なPVですね。
似たようなバラードで『Castle of Glass』という曲があるのですが、こちらも楽曲とPVともに是非お勧めです。

リンキンパークはこれからも映画の主題歌になる可能性が充分にある!

リンキンパークはロックバンドでありながら、メッセージ性の非常に強い曲が多いです。
そのため、映画の主題歌には持って来いのアーティストだと思います。
ボーカルのチェスター・ベニントンの死という辛い事件がありましたが、今後も映画のみならずドラマやCMなどのタイアップで耳にすることはきっとあるはずです。
音楽は決して死ぬことはないからです。

リンキンパークの楽曲は1曲1曲がおよそ3分ほどと比較的短いです。
とっつきにくいなどロックに偏見を持っている方も、是非一度フルで聞いてみてください。PVをフルで鑑賞してみてください。
彼らと同時代に生きていて、このサウンドに触れずにいるのはもったいないことだと思います。
きっと心揺さぶられるはずです。

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