【この邦画が面白い！】古き良き昭和の笑える日本の映画まとめ。

面白い邦画の中でも日本を代表する漫才師・横山やすしさんが主演をつとめた
1982年に映画「ビッグマグナム黒岩先生」は邦画の中でも
強烈なインパクトと面白さでした。
元々は「別冊漫画アクション」で連載されていた新田たつおさんの漫画の映画化です。

日本は空前の漫才ブームでしたので
横山やすしさん、西川のりおさん、チャンバラトリオなど
お笑いの人の起用も多かったですね。

この映画は校内暴力をテーマに、問題校に文部省から銃の所持を許可されている
教師・黒岩鉄夫が現れ、マグナムで強引に学校を立て直すという
ハチャメチャなストーリーになっています。

監督は「ズベ公番長シリーズ」「女必殺拳シリーズ」「サーキットの狼」などを
多くの映画を手がけた山口和彦さんです。

マグナム片手に暴れる横山やすしさんも堪能できる
漫才マニアにとっても面白い邦画です。

面白い邦画といえば1978年公開の
映画「ダイナマイトどんどん」も忘れてはいけません。

岡本喜八監督で終戦直後の日本のヤクザの抗争を
野球で片を付けるというハチャメチャすぎるな内容で、
菅原文太さんが主演を演じました。

野球ができないというより全くルールがわからない
加助（菅原文太）は最初野球大会には参加しませんが
気になる飲み屋のママが惚れている男が
元投手のヤクザであることを知り、闘志を燃やします。

北大路欣也さん、田中邦衛さんなど
超豪華なメンバーが野球で戦うので
それだけでも面白い映画です。

日本の面白い邦画でも人気が高いです。

1981年公開の映画「近頃なぜかチャールストン」も
ひそかに面白い邦画の一つです。

岡本喜八監督、脚本は岡本喜八さんと俳優・利重剛さんが手がけ
主演も利重剛さんです。

利重剛さんといえばお母様が脚本家の小山内美江子さん、
奥様はプリンセスプリンセスの今野登茂子さんで
現在もドラマで味のある役でご活躍です。
この作品では助監督もつとめています。

不良少年と、日本人であることを捨て自称「ヤマタイ国」
の閣僚を名乗る6人の老人たちとの共同生活を奇妙奇天烈に描く
シュールなコメディ映画です。

岸田森さんや田中邦衛さん、殿山泰司さんなど
脇を固める俳優さんの存在も面白いです。

若い邦画ファンにもひそかに人気です。

面白い邦画で紹介される映画のほとんどが漫画の映画化だったりしますが
この1974年公開の「ルパン三世　念力珍作戦」もそのうちのひとつです。

ファンの多い「ルパン三世」の実写化というのは
これまでもいくつか邦画で実現してますが
キャスティングに賛否両論ありますが
このキャスティングには潔さを感じるというか
はじめからもう全くの別物だと思うとより楽しめます。

ルパン三世には松方弘樹さんの弟・目黒祐樹さん
次元大介には田中邦衛さん、銭形警部には伊東四朗さん
峰不二子には江崎英子さん。

一見似ても似つかぬキャスティングに感じますが
「ルパン三世」の持つコメディタッチな世界はよく掴んでおり
漫画みたいな映画としては面白い仕上がりです。

帽子から変なメカが出てくる次元大介は
漫画には絶対出てこない不思議なアレンジが施されており
田中邦衛ワールド炸裂といったところでしょうか。
それだけで面白い映画です。

面白い邦画の決定版といえば1959年から1970年まで製作され
人気を博した森繁久彌さん主演の「社長シリーズ」です。

昭和の高度成長期の企業を舞台に
いい加減で浮気者の社長・森繁久彌さんと
堅物だけど酒癖がとてつもなく悪い秘書の小林桂樹さん
慎重で優柔不断な総務部長の加東大介さん
宴会部長で宴会を生きがいにしている営業部長の三木のり平さん
という4人がメインで、時々胡散臭い日系人のフランキー堺さんが登場します。

社長の奥様役には久慈あさみさん
各シリーズに登場する浮気相手には
新珠三千代さん、草笛光子さん、淡路恵子さん、池内淳子さんなど
錚々たる大女優が登場しました。

沢山のシリーズが公開され
邦画の歴史に残るするシリーズです、

若い方には馴染みのない方が多いかもしれませんが
純粋に面白い映画なのでぜひ機会があればご覧ください。

いろいろと面白い邦画を厳選して紹介しましたが
時代は感じるもののコメディ映画は

時代に関係なくどの邦画も面白いです。
ぜひレンタルやネット動画配信、スカパーなどの再放送などで
見る機会があったらぜひご覧ください。