木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
映画「私を離さないで」は、2010年に公開されたイギリス映画です。長崎県出身の日系イギリス人小説家であるカズオ・イシグロが、2005年に発表したSF小説「私を離さないで」が原作となっています。
映画「私を離さないで」は、たくさんの賞を受賞した大ヒット作品でもあります。
原作の小説
こちらが、原作の小説「私を離さないで」です。カズオ・イシグロは、2017年にノーベル文学賞も受賞した、大人気作家です。「私を離さないで」でも、話題を呼びました。
こちらから、映画「私を離さないで」のネタバレをご紹介します。大ヒット作品である「私を離さないで」はどんな内容の映画なのか、ネタバレがとても気になりますね。
次からネタバレになるので、映画を見たことがない方やネタバレを見たくない方はご注意くださいね。
あらすじのネタバレからご紹介します。
舞台は1967年、不治の病の治療に成功し、人間の平均寿命は100歳を超えていました。
キャシー、ルース、トミーの3人は幼い頃から、隔離されている寄宿学校で育ちます。隔離された学校で、健康的に育っていく3人ですが、あるときルーシー先生から衝撃的な事実を聞きます。
自分たちは臓器提供のために健康的に育てられていて、もうすぐ手術をして臓器提供をしなければならないこと。その手術を何回か行うと、命を落とすということを聞きます。その後、ルーシー先生は学校をクビになってしまいます。
トミーとルースは恋人同士になります。18歳になった彼らは、コテージと呼ばれる場所で共同生活を始めます。共同生活をしている中で、真実の恋をしている者同士は、臓器提供までの時間に猶予を与えられるという噂を聞きます。
キャシーは、臓器提供の手術が行われる日まで、臓器提供者の介護の仕事をする道を選び、ルースとトミーを置いてコテージを後にします。
10年後、キャシーは臓器提供により弱ってしまったルースに会います。ルースの提案で、キャシーとトミーとルースは再び再開し、3人で旅行に出かけます。その時にルースは、実は惹かれあっていたと知っているキャシーとトミーに真実の恋をしているという、猶予を申請することを勧めます。
次に結末のネタバレをご紹介します。結末のネタバレを見たくない方は、ご注意くださいね。
結ばれたキャシーとトミーは、真実の恋の猶予を貰うべく、学園のトップであるマダムの元へ向かいます。しかし真実の恋の猶予はただの噂で、存在しないものでした。
ルースとトミーを臓器提供の手術によって失ったキャシーは、自分も臓器提供の手術を一ヵ月後に控えていました。臓器提供をする自分たちと、臓器提供先の人々では何が違うのだろうか、と自問自答するキャシーの姿で物語りは終了します。
ネタバレを見ても映画「私を離さないで」は、とても後味が悪いような終わり方ですよね。実際に映画や小説を見た人の感想を、ご紹介します。
表面上は男女間の恋愛、嫉妬、駆け引きといった身近な物語のようでありながら、その背景はクローン人間の臓器提供という強烈なテーマであり、それを感じさせない淡々とした語りはなお一層、その異様さを引き立てているようです。読後感は重く救いはありません。運命を受け入れている(そのように教育された)キャシーたちに、そんな世界を望む人間の業の深さに、とても心が痛みました。
単に、感動したとか、悲しくなったとか、問題に対してこう動かされたとかそういう感情だけでは終わらない本。胸の中にずっしりと来るものがある。言葉では言い表せないずっしりとした衝撃と重み。テーマだけじゃなくエモーショナルな部分が多くて、登場人物たちにどうしても親近感を感じてしまう。
映画「私を離さないで」のネタバレを見て、残酷でありながらもとても考えさせられる内容だと感じました。ネタバレでも生きるとは何か、何を目的に生きるのかを深く考えさせられます。
残酷な運命を受け入れながらも、それでも愛する人を思う気持ちを大切にしたいという想いが強く伝わってきました。
映画「私を離さないで」は、短い限られた時間の人生を精一杯生きていきたい、と思える作品です。
映画「私を離さないで」のネタバレについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ネタバレで内容は分かっていても、一度は本編を見てほしい作品です。映画「私を離さないで」はネタバレだけではわからない、感動や思いが伝わってくる最高の作品です。
まだ見たことがない方は、こちらのネタバレを参考にしてぜひ一度ご覧くださいね。感動し、日々の何気ない生活に感謝することができる作品ですよ。
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