木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2017/12/23 更新
(ネタバレ)映画『64』は前編と後編で構成されて邦画映画で、横山秀夫の小説が原作です。しかし、『64』は実際に起こった誘拐殺人事件と共通する部分が多く、その点を解説していきながら、映画の魅力やストーリーを紹介していきます!ネタバレ注意です!
(ネタバレ)映画『64』とは
映画『64』は、横山秀夫の長編小説が原作の邦画。
映画『64』は、前編と後編から構成されている二部作。
2016年5月に前編、2016年6月に後編が劇場公開されました。
映画は、全国映画動員数初登場第3位に輝き、
映画と連動する形で、『D県警シリーズ』が
2作ドラマ化され、放映&DVD化されました。
映画のキャストも一部友情出演していますが、
原作とはことなる結末となっています。
(ネタバレ)映画『64』:あらすじ
昭和64年に、7歳の女の子が誘拐される時間が発生。
犯人は身代金に2000万円を要求し、捜査班の決定的な
ミスにより犯人を取り逃がし、女の子が殺害されてしまう
という最悪の結果となってしまいます。
主人公の三上は、事件当時捜査班の刑事として事件を
追っていましたが、事件発生から13年後の2002年は
県警秘書課の広報官として改めて事件に関わることになります。
時効間近となった2002年に広報官となった三上は、
かつての捜査官としての立場ではなく、広報官として、
記者たちと県警上層部との板挟みになりながら、事件の
真相を突き止めていくことになります。
(ネタバレ)映画『64』の元ネタ
映画『64』の原作は、''戦後身代金目的で唯一解決しなかった誘拐事件''
「功明ちゃん誘拐殺人事件」が題材になっていると言われています。
「功明ちゃん誘拐殺人事件」は、昭和64年9月に
群馬県高崎市筑縄町で発生した誘拐事件。
捜査員たちの懸命の努力虚しく、事件発生から
2日後に功明ちゃんは遺体で発見されるという
最悪の結果となってしまいました。
この事件は、2002年に時効が成立し、
戦後唯一解決しなかった誘拐事件となりました。
そこで、元ネタになった「功明ちゃん誘拐殺人事件」と
映画『64』との共通点を4点紹介してきたいと思います!
(ネタバレ)映画『64』:原作者の体験
原作者の横山秀夫は、かつて群馬県の新聞記者で
「功明ちゃん誘拐殺人事件」当時は、現役の記者
として勤務していて、この事件のことを当然知って
いたと思います。
(ネタバレ)映画『64』:誘拐された子供
「功明ちゃん誘拐殺人」の被害者は5歳。
そして、映画『64』で描かれている被害者
少女の年齢は7歳と被害者が幼い子供である点
も共通しています。
(ネタバレ)映画『64』:身代金の額
映画『64』で犯人が身代金として要求する
身代金は2000万円でした。
そして、「功明ちゃん誘拐殺人事件」で犯人が
要求する身代金も同じく2000万円です。
(ネタバレ)映画『64』:決定的なチャンスを逃す
映画『64』では、犯人からかかってきた電話の
逆探知を捜査員のミスで失敗してしまうことで
犯人を捕まえるチャンスを逃してしまいます。
「功明ちゃん誘拐殺人事件」でも犯人からの
電話の逆探知に失敗してしまうという手痛い
失敗があったようです。
映画では、このことを警察が隠蔽したことで
記者団と警察内部で衝突が発生してしまい、
ドロドロとした大人の戦いが始まってしまいます。
(ネタバレ)映画『64』の主人公
映画『64』では、事件当時は刑事として事件を追い
その後は、県警の広報官として事件に関わることに
なってしまった三上が主人公として描かれています。
原作者の横山自身も記者として誘拐事件に関わり、
辛く、悔しい経験をした当事者だからこそ自身の
作品に反映され、三上というキャラクターが作られ
ていったのだと思います。
映画では、三上役を佐藤浩市さんが演じていました。
佐藤浩市さんは、映画『64』で日本アカデミー賞の
最優秀主演男優賞を受賞しました。
(ネタバレ)映画『64』:まとめ
これまで『64』と実際に起こった誘拐殺人事件から
ストーリーを解説していきました。
原作者が、事件当時、事件のただ中にいたことから
『64』は、実話を元にした作品であることは確実
かと思います。
原作は、長編で映画も前編と後編で分けられて
いるので、原作を忠実に描き、映画としての
仕上がりもとてもいい作品となっています。
また出演している役者さんたちも一流なので、
映画としての作品の高さを引き上げているので
見応えのある作品だと思います。
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