2017人気の舞台は？2.5次元て？出演俳優や作品について調べてみた！

日本で演劇舞台は年間63000回公演されるともいわれています。
小さな劇場から何千人も入るような大規模な劇場まで全国で1日に約170公演あることになりますね。
たくさん公演がある中で、チケット入手困難になるような舞台にはやはりテレビや映画でも人気の俳優さんが出演されています。
いまだに舞台出身の俳優のほうが演技力がある、とも言われたりしますので、若手の俳優さんの中には舞台で経験を積みたいと考える方もいらっしゃるようです。
では今年はどんな舞台が人気があったのでしょうか。出演されていた俳優さんなどについてご紹介していきます。

チケット入手が困難な舞台といえば、やはり劇団四季があげられるのではないでしょうか。日本で一番知名度のある劇団と言っても過言ではないと思います。
ライオンキング、アラジン、美女と野獣などディズニー作品が特に人気があるようで、調べると劇団四季の人気公演のチケット入手の方法、なんて出てくるぐらいです。（劇団四季のファンクラブ「四季の会」に入会すると先行販売などの特典が受けられて便利なんだそう）
作品の質に徹底的にこだわった舞台作りのため、何度みても満足できる、また何度も見たくなる舞台だそうです。
劇団四季では俳優ではなく、作品をみせることをモットーとしているため、おなじ演目でもキャストを変えて公演を行うこともあります。当然違う俳優が演じるとまた違う雰囲気になりますよね。そうなるとまた見に行きたい、という気持ちにもなります。
現に今年ライオンキングは公演19年を迎えましたが、いまでもチケット入手が困難と言われています。
たゆまぬ努力や確固たる信念が劇団四季を日本有数の人気劇団へと押し上げていったのですね。

2.5次元という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
演劇においては漫画、アニメ、ゲームなどを実写化、また演じる俳優さんなどにも使わるようです。
「日本2.5次元ミュージカル協会」もあるそうで、2次元作品を原作とする舞台を紹介しています。

2.5次元ミュージカル専用劇場もあるんですね！
アニメを原作とした舞台は古くは「サザエさん」「ベルサイユのばら」など数多くありますが、2003年に初演されたミュージカル「テニスの王子様」（通称テニミュ）が「出演者が男性だけ」「人気少年漫画を原作とする」という現在の2.5次元ミュージカルの要素がそろっていて、元祖だとされています。
今は人気舞台のテニミュですが、初演時は会場の3分の一程度しか埋まらなかったそうで、最初から順風満帆とはいかなかったようです。それでもファンの口コミなどで徐々に客数が増加し、千秋楽には立ち見がでるなど話題になりました。
その後、NARUTO、ハイキュー！、弱虫ペダルなど人気の漫画が次々に舞台化され、また「戦国BASARA」「刀剣乱舞」などの人気ゲームの舞台化も増えています。

では2.5次元ミュージカルに出演している俳優さんについて調べてみましょう。

2.5次元ミュージカルは作品自体が既に人気のものが多く、その作品についているお客さんが舞台を見に来てくれるということもあって、新人俳優が起用されることも多々あります。
若手俳優の登竜門ともいえる舞台が2.5次元ミュージカルです。
そこから人気になった俳優さんもたくさんいらっしゃいます。

2.5次元をけん引する存在と言われている方です。
テニミュ、弱虫ぺダル、刀剣乱舞、薄桜鬼、最遊記など人気の舞台に数多く出演しています。
好きな2.5次元俳優の第1位の方でもあります。
現在、劇団☆新感線の舞台「髑髏城の7人」に天魔王役で出演中です。

くろばまりおと読むとても珍しいお名前ですが、本名だそうです。
第23回ジュノンスーパーボーイコンテストで準グランプリを獲得していらっしゃいます。
テニミュ、刀剣乱舞、黒子のバスケなどに出演されていて、今年、舞台と連動したドラマ「男水！」での水泳部主将役が話題になりました。

連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演、栄輔役で人気も知名度がぐっと上がった松下優也さん。
ボーカル＆ダンスグループ「X4」のメンバーで、音楽活動はもちろん、俳優としても精力的に仕事をされているようです。

日本一チケットが取れない舞台といわれているのはどんな作品かご存知ですか？
KinKi Kidsの堂本光一さん主演「Endless SHOCK」がその作品です。17年間即日全公演完売という他に類を見ない人気のミュージカルで、今年3月31日の公演で1500回を迎え、ミュージカルの単独主演記録を更新し続けています。
堂本光一さんの人気もさることながら、ミュージカル好きも唸らせるダンスやショーとしての要素がぎっしり詰まっていることも人気の一つなようです。

今人気の俳優さんも舞台出身者が多いのはみなさん知ってらっしゃいますか。
堺雅人さん、堤真一さん、佐々木蔵之介さん、阿部サダヲさん、ムロツヨシさん・・・あげればきりがないほどです。
こうしてみるとみなさんやはり演技力が高く評価されている方々ばかりですね。舞台ではあらゆる面で鍛えられることが多いということでしょうか。
そんな舞台公演が年間63000回。今日もどこかで公演があるのです。
みなさん、未来の大スターを見つけに舞台を見に行ってみては？