木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
1950年代、3D映画の第一次ブーム到来。
しかし格安なワイドスクリーンでの映画鑑賞が出てきたため3Dは消えていきます。
1954年映画「ゴリラの復讐」
1950年代世界で80本以上、日本で3本の3D映画が作成されています。
1980年代、3D映画の第二次ブームが到来。
ディズニーランドで一世を風靡したマイケルジャクソンの「キャプテンEO」など長蛇の列を並びながらも皆感動して帰っていきました。
そして映画館で3Dは身近な存在になっていきました。
1987年~ディズニーランドで公開された「キャプテンEO」マイケル・ジャクソン人気絶頂期の作品。
2000年代第三次ブームを迎えます、デジタルの進化に伴い登場したジェイムズ・キャメロン監督の映画「アバター」、奥行きを感じさせる迫力満点の映像は、3D特有の疲れやすさを感じさせない作品に。
3D映画の歴史は意外と古く、昔からなじみの深い技術だったのです。
なじみ深い割にあまり知られていない3Dの仕組みについてご説明します。
3D映画ってどうしてメガネをかけただけで飛び出て見えるの?と疑問に思った人は多いのではないでしょうか。
元来人間は右目と左目で違うものを見ています、人差し指を少し離れたところに置いて、片方ずつ目をつむって見てみてください、微妙にズレているのが分かりますか?
このズレを利用したのが立体映像すなわち3Dになります。
専用のメガネをかけることによって、片方ずつで違う映像を見ることで脳が立体的な映像を作り上げます。これを発明そして発展させてきた人は天才ですね。
さて、3D映画は歴史が長く消えてはまたブームが到来しています、しかしどうしてまた3D映画は下降線をたどっているのでしょう?
映画館での3D映画は、3D対応のメガネが必需品です。しかしこれを付けることによって、字幕が見えづらい、メガネの暗さで暗いシーンを見るのに疲れを感じる、メガネにも料金の負担がある、更にもし忘れたときの再負担がある。などなど映画鑑賞で様々な負担が生じています。
迫力ある映画は3Dでさらに臨場感を味わいたいという映画ファンなら誰しも持っている気持ちも分かりますが、3D料金は通常料金より400円(メガネ大込)ほど割増です。
見えにくいのであれば2Dでもいいかなという気持ちになります。
先ほどのメガネで少し触れましたが値段が高い割に疲れてしまう、疲れてメガネをはずすと二重にしか見えないと、子供なら尚更そのようなリスクを伴います。子供たちが疲れるものはお父さんやお母さんたちも避けますよね。
昔ながらの2Dに戻る人続出
3Dに興奮はしたけれども2Dでリラックスして映画鑑賞したいという人が今増えています、お値段面でも2Dのほうが格安なのも理由の一つです。
最新の魅力にはまる人続出
4Dや4DXを扱う映画館が増えてきました、3D映画をさらに進化系にしたもの、視覚だけではなく聴覚、触覚、嗅覚など、味覚はまだないとしても人間の第五感を映像とともに刺激する技術が4Dおよび4DXたるものです。高い料金でも見たい!とアトラクション感覚のお客さんが続出中です。
3回もの3Dブームを迎えて様々な映画が3D化してきました、中には特に3Dにしなくても内容で十分満足なのだから、いらないのではないか?という作品もぞろぞろ公開されました。
そんな中家庭のテレビでも3D対応のものが販売されるように、これからの3D映画はどうなっていくのでしょう。
ジュラシックワールド
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
スターウォーズ ローグワン
3Dはほんとうにいらない?
時代の流れは時には酷なものです、あんなに感動した3D映画が必要されないかも?と思う時代がくるなんて!
しかしながら、3Dがあるからこそ4Dや4DXその先にはMX4Dなどが生まれているのです。
映像時代の懸け橋となった3Dはいつか形を変え身近な私たちのもとへ戻ってきてくれるはずです。その証拠に今は家庭のテレビで見る3D映像が話題を呼んでいます。
おすすめの映画を参考にして頂いて、改めて3Dの魅力を確認してみては。
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