カリスマシンガーソングライター・長渕剛、その初期と素顔。

長渕剛さんは1956年鹿児島県出身、日本を代表するシンガーソングライターです。
その男気あふれるカリスマ性から「アニキ」と慕う男性ファンが多いですね。

そのデビュー当時は現在の長渕さんから想像のつなかいスタイルに映る方も多いかもしれませんが、その素顔は一貫して「歌うこと」「伝えること」が純粋に好きなアツイ人であります。

加川良さん、吉田拓郎さんなど数々のフォークシンガーを敬愛し
1973年に自らも学祭で初舞台を踏みます。

1975年に福岡の大学に進学、伝説のライブハウス「照和」で
本格的なライブ活動をスタートさせます。

アマチュア時代のデモテープ。貴重ですね。
歌うこと、伝えること、が純粋に好きな当時の素顔が伝わってきます！

1976年、ヤマハ主催の第12回ポピュラーソング・コンテスト（ポプコン）で
「雨の嵐山」で入賞。これをきっかっけに1977年にビクターから「長渕剛（ごう）」でレコードデビューを果たします。

「雨の嵐山」は名曲でしたがヒットに結びつかず
1978年に第15回ポピュラーソング・コンテストに再出場。
「巡恋歌」で入賞、東芝EMIより再デビューを果たします。
名前も「つよし」に戻しました。

また同年、南こうせつさんや庄野真代さんたちとコンサート活動もはじめます。

長渕剛さん心の素顔も素敵ですが
ルックスも素敵です。

当時、長渕剛さんは「南こうせつのオールナイトニッポン」で
「裸一貫ギターで勝負」のコーナーを担当していました。

繊細な歌でハートを鷲掴みされてしまいます。

あの名曲を即興弾き語りでカバーする長渕さん。
熱い素顔の他にもライブやラジオではやんちゃな素顔も見せてくれます。

フォークをこよなく愛す長渕剛さんの
素顔と情熱が伝わってくるのが
当時、ラジオやライブで披露していた「ギター講座」。

同じくシンガーを目指す若者たちへ捧ぐメッセージもあり
何よりギター1本で想いを伝えることが大好きな長渕剛さんの素顔を垣間見ることができます。

今慕われてる「アニキ」的存在のイメージとは違った
素顔の長渕剛さん。
ギター小僧たちの「気さくなお兄ちゃん」的存在ですね。

その語り口も饒舌で、まるでギター漫談のようで聞き応えあります。
こういう先生からギターを教わるときっと楽しくて上達も早いことでしょう。

面白おかしくやっていますがテクニックもすごいです。

素顔は心やさしいお兄さんなのです。

1980年に2枚目のアルバム「激流」に収録されていた「純子」が
ファンの熱いリクエストによりシングルカットされ発売され
オリコンチャート1位になり、シンガー・長渕剛の人気は不動のものとなります。

切実に結婚を願った相手に失恋をする男心を切なく歌い上げました。
どの歌にも長渕さんの素顔を垣間見ることができます。

長渕剛さんがひそかにファンだったアイドル・石野真子さん。
その願いも叶い、長渕剛さんのラジオ番組にゲストで訪れた石野真子さんとの
デュエットは微笑ましかったですね。
長渕さんは何事にも思い込んだら一途なのですね。
これをきっかけにふたりはゴールインします。

フォーク界の先輩・吉田拓郎さんとその当時奥様だった
浅田美代子さん夫妻の仲人で結婚式を挙げました。

その後、残念ながら石野真子さんとは離婚し、
ドラマ「親子ゲーム」で知り合った志穂美悦子さんと再婚。
現在に至ります。

数々のヒット曲を生み出し、いろんな変化や挑戦を積み重ね
スターになっていった長渕剛さんですが、
原点はギター1本で想いを伝えるフォークソングです。

特に吉田拓郎さんへの敬愛ぶりには
長渕さんの素顔が伝わってきます。

人を好きになること、何かに夢中になることは
素敵なことだと長渕さんの素顔から教わることが出来ます。

現在の長渕剛さんは身体を鍛えて、風貌もバージョンアップしましたが
その素顔は、昔と何一つ変わっていないことが
母校の若き後輩たちとの交流「叫びの授業」で垣間見ることができます。

常に真っ直ぐ、思い込んだら命がけとも言える
本音で生きる、本音でぶつかる素顔むき出しの長渕剛さん。
時には誤解を生むこともありますが、
とても純真で、錆びない人なんですね。

いつまでも熱いメッセージを
歌とともに伝え続けてほしいですね。