【洋楽初心者必見！】日産の歴代CMソングで聴く洋楽ガイド。

「青い影」は1988年に放送された日産シルビアのCMソングとして使用されました。

原題は「A Whiter Shade of Pale」でイギリスのロックバンド「プロコル・ハルム」が1967年にファースト・シングルとしてリリースした名曲です。

ビートルズのジョン・レノンも「人生でベスト3に入る曲」と語っており
1967年に発売された当初は「今の音楽業界で、この曲以外は聴く価値がない」とまで言っていたそうです。

プロコル・ハルムはロックバンドではありますが
「青い影」に代表されるようにクラシカルな楽曲が多く
セカンドシングル「Homburg」も名曲です。

「青い影」を大絶賛したジョン・レノンが在籍していたビートルズの
「オー！ダーリン」は日産サニーのCMソングとして使用されました。
その後には日産レパードのCMにも使用されてます。

ビートルズ12枚目のアルバム「アビィ・ロード」に収録され
ベスト盤等にも収録されています。

ドノヴァンはイギリスのファークシンガーで、日産ラフェスタのCMソングとして使用された「サンシャイン・スーパーマン」は1966年リリースの3枚目のアルバム「サンシャイン・スーパーマン」に収録されています。

アメリカのフォークシンガー・ボブ・ディランと比較されることが多かったドノヴァンですが「サンシャイン・スーパーマン」ではサイケデリックな要素が強く、おとぎ話をテーマにした幻想的な楽曲も多いです。

元々はアメリカの歌手パーシー・スレッジが1966年にリリースしたデビュー曲です。
日産ローレルCMソングには1991年にマイケル・ボルトンがカバーしたバージョンが使用されています。
日産のCMのみならず多くのCMソングに起用されている名曲です。

日産スカイラインのCMソングとして使用されたヴァン・ヘイレン「ユー・リアリー・ガット・ミー」は元々イギリスのロックバンド「キンクス」の1964年リリースのシングルのカバーです。
ヴァン・ヘイレンらしくヘビーメタルなアレンジになっています。

日産サニーのCMソングに使用された「ホテルカルフォルニア」は
1976年にリリースしたイーグルスの名曲。
架空のホテル「ホテルカリフォルニア」をテーマにドラマティックに構成されています。

日産のCMソングにはビートルズが多いですね。
この「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」は
1966年のアルバム「リボルバー」に収録されたラブ・バラードです。
サニーのCMソングとして使用されました。

ポール・マッカトニーがボーカルを取り
自身も「最高傑作の一つ」と語っています。

日産エクストレイルCMソングに使用されたイギリスのパンクバンド「クラッシュ」の「アイ・フォウト・ザ・ロウ」は元々は「ザ・クリケッツ」が1956年にリリースした曲のカバーです。スピード感あるアレンジがエクストレイルにマッチしています。

日産スカイラインのCMソングに使用されたB・J・トーマスの「雨にぬれても」（原題：Raindrops Keep Fallin' on My Head）は1969年リリースで作曲はバート・バカラックです。
スタンダードナンバーとして多くの人に親しまれています。

数々の日産のCMソングから厳選して紹介していきましたが、もちろん日産のCMには国内アーティストの楽曲も多く使用されています。
国内の曲はなんとなく知っていても、洋楽は難しくて「どこから聴いたらいいの？」っていう初心者の方にはCMソングから始めるととてもわかりやすく、親しみやすいのではないでしょうか。日産の車もセンスが良くてカッコイイですがCMソングも素敵なものが多いです。ぜひコレをきっかっけに洋楽にも耳を傾けてみませんか？