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2023/12/28
大今里
山下達郎さんは1973年にバンド「シュガー・ベイブ」でプロミュージシャンとしての活動をはじめます。(シュガー・ベイブのメンバーには大貫妙子さんや伊藤銀次さんなどがいます)
現在の山下達郎さんの活躍ぶりから見ると、華やかなスタートだったように感じますが、シュガー・ベイブ結成当初はほとんど開店休業状態だったようで、山下達郎さんは大滝詠一さんのレコーディング等にも参加したり少しずつ活動の幅を広げていきました。
「三愛のスプリング・バーゲン」のCMソングの次に山下達郎さんは
「三ツ矢フルーツソーダ」のCMソングを手がけました。
その後にオファーが来たのが、この「不二家ハートチョコレート」のCMソングでした。
実家が駄菓子屋さんだった山下達郎さんは「不二家ハートチョコレート」をよく食べていたことから、この仕事をとても喜んでいたそうです。
大滝詠一さんのレコーディングに参加するようになった山下達郎さんは
当時大滝詠一さんが取り組んでいたCMソングの仕事にも参加するようになります。
当初はコーラスやパーカッションなどの細々した作業を手伝っていましたが
広告代理店の担当の目に止まり「CMをやってみないか?」とオファーを受け
「三愛のスプリング・バーゲン」のCMで初めてCMソングを手がけました。
「三ツ矢サイダー」は元々、大滝詠一さんがCMソングでヒットしていた商品でした。
1976年版の秋吉久美子さん出演のタイプには山下達郎さんが起用されました。
秋吉久美子さんもフレッシュですね。
作詞は伊藤アキラさんが手がけています。
「三ツ矢サイダー」のCMソングのあと、山下達郎さんは数々のCMソングを手がけます。
「資生堂 バスボン」
「ナショナルまきまきカール 」
「資生堂 MG5」
「いちじく浣腸」
「資生堂フェリーク」など
さらに民放FM局がまだ
FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡の4局しかなかった時代
長い間メインスポンサーだったトリオの
時報前の10秒のジングルも手がけました。
数多くのアーティストが参加していた「コカ・コーラ」のCMソング。
1979年版は山下達郎さんが歌で参加しました。
作詞は三浦徳子さん、作曲は元ハプニングス・フォーのチト河内さんでした。
70年代は生活のためCMソング職人のように
がむしゃらに取り組んでいた山下達郎さんですが
80年代に入ると、CMの仕事を本来の自分の音楽活動にも反映させながら
余裕を持って取り組めるようになっていきます。
この頃からCMソングだけのために単体で作るというよりも
CMキャンペーンに合わせて自身の曲を制作するような形に変わっていき
CMを見た人が商品にも興味を持ち、アーティスト山下達郎さんにも興味を持つようになります。
ホンダのインテグラで起用された「風の回廊」は
山下達郎さんの14枚目のシングルです。
JR東海の「クリスマス・エクスプレス」CMシリーズは
1988年から1992年まで展開されました。
「新幹線は(人と人が出会う、町と町を結ぶ)コミュニケーションメディアである」というコンセプトのもとに企画さ、日曜午後9時東京発の最終「ひかり」をモチーフに
若者の遠距離恋愛をドラマティックに描く内容が話題となりました。
CMソングには山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」が起用され、
CM放送後には「恋人同士でクリスマスを過ごす」というのが定番になり
また「クリスマス・イヴ」もクリスマスソングの大定番となりました。
また60秒バージョンはACC CMフェスティバルのグランプリを獲得し
日本のCMとしても歴史に残る作品となりました。
根津甚八さん出演のキリン ゴールデンビターのCMには
10枚目のアルバム「ARTISAN」に収録されていた「アトムの子」が
CMソングとして使用されシングルカットもされています。
最近では朝のニュース番組「あさちゃん!」内のコーナー
「47都道府県 ご当地ハテナの旅」でも使用されています。
2005年からはじまった民間放送テレビ局のキャンペーン
「CMのCMキャンペーン」は
キャラクター「コマーさる君」が出て来るユニークなCMでした。
山下達郎さんが歌う「アイ・ラブ・コマーシャル」が起用されているバージョンを含め
様々なバージョンで話題になりました。
数々のCMソングを手がけてきた山下達郎さんの曲。
CDで聴きたいという方はアルバムはもちろん
山下達郎さんのファンクラブ通信販売限定の
「山下達郎CM全集 Vol.1」「山下達郎CM全集 Vol.2」で聴くことができます。
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