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    ドラマ「カルテット」の演奏を本当にしていたのはこの方々だった!

    2017年1月ごろにTBSにて放送されたドラマ「カルテット」。複雑で次々に大胆な展開が繰り広げられ、とても秀逸なドラマでしたよね!さて、そんなドラマ「カルテット」で印象的なシーンといえば演奏シーン。その演奏シーンを実際に担当した方の動画などをご紹介します。

    ドラマ「カルテット」とは?

    【ドラマ「カルテット」あらすじ】

    ある日、4人は“偶然”出会った。
    女ふたり、男ふたり、全員30代。
    4人は、夢が叶わなかった人たちである。
    人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。

    彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。
    しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。

    出典:http://www.tbs.co.jp

    主演キャスト4名の方々

    左から高橋一生さん、満島ひかりさん、松たか子さん、松田龍平さん

    カルテットは、TBS系列の火曜ドラマで、2017年1月17日から放送されたテレビドラマです。
    松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんの4人が主演キャストとして出演されています。
    監督・演出は土井裕泰さん、脚本は坂元裕二さんが担当されていました。

    松たか子さんはドラマに出演するのは5年ぶりだそうです。
    ちなみに、劇中でのカルテットの名前は「ドーナツホール」です。

    この時期に放送されていたドラマの中でも独特な世界観やシュールな雰囲気があり、放映されていた当時、筆者は毎週釘付けになってこのドラマを見ていました

    ドラマ「カルテット」の主題歌

    ドラマ「カルテット」は主題歌もとても印象的ですよね。
    この楽曲を提供したのは東京事変のボーカリストとしても活動していた椎名林檎さん。

    大人な雰囲気が漂う曲でとても筆者好みな曲です。
    この曲もカルテットを意識した弦楽器主体の楽曲に仕上がっています。

    カルテット主題歌 おとなの掟 / Doughnuts Hole (作詞曲 - 椎名林檎 )

    ドラマ「カルテット」で演奏しているのは誰?

    構え方や持ち方など、とても様になっていますね!

    さて、そんなカルテットですが、ドラマの中で演奏シーンが頻繁に登場します。
    観ていた方はわかると思うのですが、演奏シーンがとても様になっていましたよね!

    このドラマの出演にむけて上地さくらさん、上地茉実さん、伊東祐樹さんの3名の方が演奏指導にあたったのですが、放映された演奏シーンで使用された音楽は主演キャストの皆さんが演奏されているものではありません。

    一体誰が演奏をしていたのでしょうか?

    ドラマ「カルテット」の演奏を担当したのはこの方々だった!

    ドラマ「カルテット」の本当の"カルテット"

    1stヴァイオリン   粟津惇さん
    2ndヴァイオリン   青山英里香さん
    ヴィオラ      武田麻耶さん
    チェロ       奥村景さん

    QUARTET PAPAS (クァルテットパパス)

    2012年、桐朋学園大学の同期生で結成。 クラシック音楽と共に、映画、ゲーム音楽、プログレ、アイリッシュ。メンバーの好物をあらゆる方面から探し出し、オリジナルアレンジを基本にレパートリーを広げている。 定期コンサートの傍ら、アウトリーチコンサートツアー、アーティストのレコーディング、現代曲初演など精力的に活動。

    出典:http://quartetpapas.com

    ドラマ「カルテット」の美しい演奏シーンの数々はQUARTET PAPASさんによって支えられていたんですね!

    定期的に演奏コンサートも開かれているようですので、ご興味がある方は実際に演奏を聴いてみるのもいいですね。
    クラシックだけではなく、ゲーム音楽やアイリッシュなども演奏されているので、室内楽を知らない方でも楽しめそうです!

    ところでパパスという名前をつけたのはなぜなのでしょうか?

    パパスという言葉自体は、スペイン語でポテト、それからアメリカのフォークソンググループでママス&パパスという方もいるようです。

    どちらか関係があるかも知れませんね。

    ドラマ「カルテット」で演奏された曲を聴いてみよう

    では、実際にドラマ「カルテット」で演奏された楽曲を聞いてみましょう!

    1つ目にご紹介するのはドラゴンクエストから「序曲」です。
    この曲はドラマの中でドーナツホールが初めて演奏した曲です。

    これからドラマの始まりをイメージさせるようなとても美しい演奏ですね。

    クァルテットパパス ドラマフェイバリット企画op.1 ドラゴンクエスト序曲

    2つめにご紹介するのは、ドラマの序盤でも非常に印象的だった
    「Music For A Found Harmonium」という曲です。

    この曲は明るく、聴いているこちらもなんだか楽しくなってきます。
    実際に目の前で聴いていたら、演奏にあわせて手拍子をしてしまいそうです笑

    クァルテットパパスドラマフェイバリット企画op.2 Music For A Found Harmonium

    3つめに紹介するのは、シューベルト作曲の「アヴェ・マリア」です。
    クラシックを全然しらない方でも、この曲はどこかで聴いたことがあると思います。

    残念ながら、カルテットパパスさんの演奏動画が見つからなかったので、別のカルテットグループの方の動画になります。

    こちらの演奏も非常に優雅で美しいですよ。

    Ave Maria (Schubert) Wedding String Quartet

    おわりに

    ドラマはいろいろな楽しみ方がありますが、今回はカルテットの「演奏シーン」に着目してご紹介しました。
    筆者はこのドラマでMusic For A Found Harmoniumという曲を知って以来気に入っているのですが、そういった出会いがあるのもドラマのいいところですよね。

    このドラマを観て、ヴァイオリンを弾きたくなった方もいるのではないでしょうか笑

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