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2023/12/28
大今里
ガンダムの漫画は非常に数が多く、宇宙世紀に絞っても数はかなりあります。
今回は宇宙世紀に絞ってひどいと言われるコミカライズ3作とおすすめの2作を紹介します。
機動戦士ガンダムの主人公アムロというと戦争の中で悩んでいることが多いナイーブな主人公というイメージかと思います。
しかし、冒険王で連載されていたガンダムの漫画のアムロはそんなイメージとは全く違います。
ザクを破壊したら「ざまあみろ!!」と叫び、大気圏に飛び込めと命令されれば無茶な命令を恐れるのではなく「にげろというんですか!?」と言い放ちます。
避難民の命がかかっていると言われてら、「くそっしょうがねえな」の一言で何の迷いもなく大気圏に突入します。
アニメではブライトに殴られたら、「殴ったね!親父にも打たれたことのないのに!」なんて言っていたアムロですが、漫画でブライトに営倉に入れられた時のセリフが「ちくしょ!出せよブライトなんのつもりだ〜っ!!」ですからね。
殴られたら殴り返しそうです。
ギレンの有名な演説シーンでは怒りのあまりテレビを殴って破壊し、「負けんぞ〜絶対に貴様らなどに負けるものか〜!!」と叫びます。
他にもマジンガーZと勘違いしているかのような戦い方をするガンダムの異常な強さや水中用モビルスーツが宇宙で活躍するなど、設定を完全に無視した描写が目立つためトンデモガンダムと言われます。
この通称「岡崎ガンダム」は作者の岡崎さんがテレビを持っておらず、渡された資料を読んだだけで描いた漫画と言われています。
岡崎ガンダムのアムロは当時のロボットアニメの主人公と比べると普通の性格と言えるので、実はそれほどおかしな漫画ではないという見方もできます。
人気キャラのランバ・ラルの扱いに不満がある読者もいますが、ガンダムに詳しいほど楽しめる漫画と以外にもかなりの高評価をされているのがこの作品です。
一番古いサンデーコミックスはアマゾンで現在かなり高額になっていますが、何回も復刊されているため比較的簡単に読むことができる漫画です。
ただし、アムロがテレビを破壊するシーンが修正されて消えていたり、一部エピソードが収録されていなかったりと復刊された物によって内容が異なります。
読みたい場合は内容をよく確認して購入しましょう。
ガンダムF91は映画の後テレビシリーズが予定されていましたが、実現できなかった作品です。
ただし、ストーリー的に成功したと監督が言っている作品でもあります。
主人公のシーブックは見本という言葉から名前が考えられており、性格はガンダムの主人公の中でも優等生的と言われています。
しかし、漫画版ではシーブックの性格がかなり大胆に変更されていて、ひどいと言われるガンダム漫画の1つです。
全体的に軽くて妙に呑気な正確に描かれている漫画版シーブック、アニメでは親しくなかったヒロインのセシリーと最初から仲が良く、ちゃん付けで呼ぶシーンもあります。
また興奮すると喋り方が明らかにおかしくなります。
「もう無茶苦茶ザンスー!」「そったらーッおちゃめによけやがってーッ!」
「こいつは最強のガンダムどわーーーッ!!」「超スーパーすげぇどすばい・・・・」
正直どこの方言なのわかりません。
全体的なストーリーは映画とそれほど変わらないわけですが、主人公の性格の変更だけでかなりのインパクトを見出しています
原型を留めていないと言う意味では1番とも言われるのが漫画版のVガンダムです。
主人公のウッソがいきなり読者に自己紹介をしたり、「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ!メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい!!」という悪役のようなセリフを聞いただけでこの漫画の凄まじさがある程度伝わると思います。
主人公は他にもガンダムらしからぬ必殺技を披露します。
とにかく、主人公に限らず破天荒な行動を取る別人のような登場人物が多いです。
MS格闘男と名乗ってしまうギンザエフ大尉 など漫画オリジナルのキャラクターも登場します。
原作が難しいので漫画版はあえてアレンジしたと言うことらしいですがすごい改変をしたものです。
ガンダムの漫画の中でも特にひどいと言われる3つの作品を紹介しましたが、ここでいうひどいという言葉は必ずしも言葉通りではありません。
これらの作品はアマゾンのレビューでは基本的に高評価で、プレミア価格になっている漫画も少なくありません。
もちろん、こんなのガンダムじゃないという批判的な意見はあるでしょうが、熱血漢の主人公の登場するガンダムというのはパロディとして見ると非常に面白いともいえます。
原作に強い思い入れがあると拒否反応を示す恐れはありますが、決して「ひどい」だけでは済まされない魅力を持つ作品になっています。
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」は
「機動戦士ガンダムF91」の10年後を描いた漫画です。
原作者でガンダムの監督の富野由悠季さんが本格的に漫画の制作に関わっている作品のため、ガンダムの公式年表にもこの漫画の内容が取り入れられるようになってきました。
主人公はトビア・アロナクスですが、F91の主人公のシーブックもキンケドゥと名前を変えて登場します。
F91の直接の続きではありませんが、続編とも言える内容になっています。
F91のその後が気になる人はぜひ読んでみて下さい。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は機動戦士ガンダムのストーリーをベースにアニメでは描かれなかった部分やより自然な設定に見直しが行われた作品になっています。
漫画を描いているのはガンダムでキャラクターデザインを行った安彦良和さんです。
シャアのエピソードがかなり掘り下げられていて、キャスバルがシャアを名乗るようになった経緯も丁寧に描かれています。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」というタイトルで映画化もされています。
KADOKAWAの無料漫画が読めるサイト「コミックスウォーカー」ではかなりの数のガンダムの漫画が読めるようになっています。
また、別サイトですが「機動戦士ガンダム サンダーボルト」のように評価の高い作品も無理で試し読みできるようになっています。
基本的に一部の話しか無料で読むことができませんが、ガンダムの漫画が無料で読める機会は増えています。
ひどいと言われるガンダムの漫画3作品とおすすめの漫画を2作品紹介しました。
ガンダムは漫画も相当な数がありますから、色々な作品がありますが面白い漫画も多いです。
試し読み程度ならネットで無料で読める作品も多いので、面白そうな作品を探してみても面白いでしょう。
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