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    レースゲームには欠かせない!PS4でも使えるおすすめハンコン

    レーシングゲームの周辺機器として欠かせないアイテムとなっている「ハンコン」。PS4を含めたあらゆるゲーム機に対応し、その性能は日進月歩で進化し続けています。今回はそんな「ハンコン」の中から特にPS4に対応したものを、その魅力を交えてご紹介します。

    レースゲームの相棒!「ハンコン」とは?

    「ハンコン」とは正式には「ハンドルコントローラー」、または「ステアリングコントローラー」と呼ばれるもののことです。
    名称からもお察しいただけるかと思いますが、通常のコントローラーとは違いまるで車のハンドルのような形をしています。
    PS4などのレースゲームでは、この「ハンコン」がなければ本体付属のコントローラーを使ってプレイするしかありません。しかし、「ハンコン」を使うことによって実際の車に乗っているかのような操作で快適に遊ぶことができるようになるのです。

    つまり、レースゲームなどの車を操作して遊ぶゲームに特化した、それ専用のコントローラーというわけです。

    また「ハンコン」とは言うものの、アクセル・ブレーキ・クラッチ操作を可能にするペダルとギアチェンジに使用するシフトレバーなど、実車さながらの装備でプレイすることも出来、お金をかければより本物の乗車感に近づけることが可能となっています。

    「ハンコン」の進化が凄い!FFB機能っていったいなに?

    FFB(フォースフィードバック)機能とは、実際の車のようにゲーム上で走行している路面や車体の状況によって感じるハンドルの振動や抵抗を再現したものです。
    実車で運転している時には当たり前になりすぎて、こういった「触覚」に関する部分を気にすることはありませんが、ゲームでは違います。このFFBの有り無しで臨場感や車を走らせているという感覚が全く変わってきます。

    もちろんすべての「ハンコン」にこの機能が搭載されているわけではありませんが、せっかく「ハンコン」を使用してプレイするのならば、この機能は絶対に欲しいところです。

    グランツーリスモでも使える!PS4対応おすすめ「ハンコン」

    HORI Racing Wheel Apex

    価格:13,980円(税抜)
    発売日:2016年10月
    対応機種:PS3 / PS4
    回転角:270度
    FFB機能:無 ※振動機能あり

    ゲームの周辺機器メーカーでおなじみのHORI(ホリ)から発売されている「ハンコン」です。
    特徴としてはまず10万円を超えるものもある「ハンコン」の中でも、安いということです。
    「ハンコン」に触れたことがない初心者で、いきなり高価な「ハンコン」に手を出して失敗してしまったら怖い、という方におすすめです。
    操作性も「ハンコン」というより、通常のコントローラーを操作している感覚に近く、ハンドルの回転角も270℃と他の「ハンコン」に比べて少な目です。

    ロジクール G29 DRIVING FORCE

    価格:53,000円(税抜)
    発売日:2015年6月
    対応機種:PC / PS3 /PS4
    回転角:900度
    FFB機能:有

    「ハンコン」の歴史の中でも、とりわけロジクールは「ハンコン」の老舗でもあります。そもそもロジクール自体がゲーミングデバイスを数多く販売しており、プロゲーマーなどにも愛用されています。価格は53,000円と決して安くはありませんが、それだけにしっかりとした作りで、リアルな乗車感を味わえます。
    また、別売りでDRIVING FORCEシフトレバー アタッチメント(7,000円)も販売されており、レースゲーム好きなら絶対に外せない選択肢のひとつです。

    THRUSTMASTER T300RS GT

    価格:49,800円(税抜)
    発売日:2017年1月
    対応機種:PC / PS3 /PS4
    回転角:1080度
    FFB機能:有

    PS4で発売された「グランツーリスモSPORT」公式ステアリングコントローラー。
    写真をよくみるとわかるのですが、ハンドルの真ん中にGTのロゴが入っています。
    またグランツーリスモの公式ホームページにもこちらの商品が掲載されています。
    価格も上でご紹介したロジクール製のものとほとんど変わりませんが、PS3/PS4グランツーリスモプレイヤーであればこちらのご購入をおすすめします。
    回転角も最大で1080度まで対応しており、操作性は快適に仕上がっています。

    中古なら安い?PS3世代の「ハンコン」をPS4対応に変換する裏技

    おすすめの「ハンコン」をご紹介させていただきましたが、HORI製の「ハンコン」を除いてやはりある程度しっかりした「ハンコン」を買おうと思えば値は張るもの。
    特にPS4対応となれば数もかなり限られてきます。
    そこで注目したいのが、中古の「ハンコン」です。特にPS3世代で使用されていたものです。現在は型落ちとなってしまい、ハイエンドな「ハンコン」であってもかなり安くなっています。
    例えば、上で紹介したG29の前世代機G27などは、中古で20,000円~30,000円ほどで販売されています。

    どうしてここまで安くなっているのかというと、理由は簡単です。PS4では使用できないからです。

    しかし、このPS3世代の「ハンコン」をなんとかPS4で使用する方法はないものか。
    調べたところ一応あるにはあるのですが、かなりの力技でした。
    今回はネット上でも、成功したとの声が多かった「G27」を例にご紹介します。

    ハンコン互換変換アダプターというものがあります。
    通称コンバーターと呼ばれているものです。こちらのコンバーターをゲーム機と「ハンコン」の間に挟むことで使用できるようになるというものです。

    ネット上では「G27」で試したという情報が多く見られ、実際に動いている場面なども見ることができました。

    一応使用はできるようですが、やはりメーカー非公式の方法のため、あまりおすすめはされていないようです。PS4正式対応の「ハンコン」に比べると操作精度など及ばない部分もあるとの意見も見られました。

    もし、その点が不安な方は潔くPS4に正式対応した「ハンコン」を購入されるのをおすすめします。
    ある程度ハイエンドな「ハンコン」が欲しいけれど高い金額は出せない、または、すでに持っている型落ちの「ハンコン」をどうにかして動かしたい、という方は検討されてみてもいいのかもしれません。

    PS4でも使えるおすすめハンコンのまとめ

    レースゲームには欠かせない「ハンコン」。こうやって調べていくと実にいろいろな工夫が施されているのがわかります。
    こういったものを見ているとレースゲームにそれまで全く興味のなかった方でも、PS4を持っているのなら使ってみようと思うかもしれません。
    特に近年、レースゲームの進化はものすごくPS4のような家庭用ゲーム機でも、まるで本物の車に乗っているかのような映像や演出が多々見られます。
    特にグランツーリスモシリーズ最新作のPS4専用ソフト「グランツーリスモSPORT」はその最たる例ではないでしょうか。
    レースゲーム含めて年々進化し続ける「ハンコン」から、まだまだ目が離せませんね。

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