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中国産アクション歴史映画「ヒーロー」のあらすじとキャストは?

映画公開当時、映画の物語は勿論ですがキャストや美しい映像も話題となった「ヒーロー」。秦王を狙う刺客を倒してきたと話す無名の本当の狙いとは?こちらでは簡単に内容がわかるあらすじと「ヒーロー」を盛り上げているキャストについてもご紹介します。

中国映画「ヒーロー」のあらすじ

映画「ヒーロー」は、2002年に製作された中国・香港合作映画になります。
翌年から映画が公開され、2004年にアメリカで公開した時は初登場週の興行成績が1位だったとか。

物語の舞台は中国、戦国時代。
この時代に君臨していた秦王は、あらゆる身の危険から守るため信頼できる側近しか自分に近づくことを許しませんでした。

特に刺客に狙われていたため、王がいる宮殿は敢えて人で埋めない様にガランとさせどこから人が来ても見えるようにしています。
そして100歩以内には近づいてはいけないということになっていました。

そんなある日のこと。
王の宮殿に無名という名の男がやってきます。
彼は王の命を狙っていた刺客を倒してきたので、話を聞いて欲しいと頼みました。
そこから始まる無名の話しとは一体。。。

映画「ヒーロー」の監督 チャン・イーモウ

映画「ヒーロー」の監督は、芸術的で人の琴線に触れる映画を作ることで世界中から評価されているチャン・イーモウです。

「紅いコーリャン」で監督デビューした後、「あの子を探して」や「初恋の来た道で」知名度が上がりました。

特に「初恋の来た道」では、まだ無名に近かったチャン・ツィーをヒロインに起用し彼女の良さを前面に引き出した事で映画全体を味のあるものにしました。
作品全体は静かに流れるものの、飽きさせずに人の心を捕らえて離さない技術はさすが。

また一方で「ヒーロー」や「LOVERS」「王妃の紋章」など、目で見る色彩や華やかな背景にこだわるアートな一面もあるのが魅力的な監督です。

映画「ヒーロー」のキャスト紹介

それではチャン・イーモウがこだわり製作した「ヒーロー」に出演している気になるキャストについてご紹介します。

映画「ヒーロー」の主役・無名 ジェットリー

アクション俳優として知られるジェット・リーは、中国の北京で生まれました。
8歳の時に専門の学校に入学し武術を学びました。
その努力の甲斐もあり、中国全国武術大会で優勝するなど輝かしい成績を残しています。

1982年に「少林寺」で映画デビュー。
彼は元々武術を身に着けた人物であるためアクションには苦労せず、演技を後から勉強するタイプの俳優さんでした。

その後も本格的なアクションが見られるスターとして人気を博し、「ワンス・アポン・ア・タイム」で人気を不動のものにします。

その後2002年に「ヒーロー」の主演に抜擢され、世界で認知度が上がります。

2008年には世界で活躍していた香港スター・ジャッキー・チェンと「ドラゴン・キングダム」で共演。
この事はアジア圏のアクション映画ファンを喜ばせるニュースでした。

映画「ヒーロー」長空役/ドニー・イェン

映画「ヒーロー」で長空を演じたのは、香港の映画俳優です。
彼は香港映画界の中でも二枚目として有名で、「ヒーロー」でも槍の使い手として無名と戦ったというエピソードで登場します。

映画「ヒーロー」残剣役/トレー・レオン

映画「ヒーロー」で残剣を演じたのは、香港俳優のトニー・レオンです。
彼は秦王に刺客として近づき、あと一歩の所で失敗するという失態を犯してしまいました。
残剣は折れた剣を操る名手。

香港では渋めの俳優として人気を博しているトニー・レオンが「ヒーロー」に出演した事で余計に話題になったのかも!?

映画「ヒーロー」飛雪役/マギー・チェン

飛雪は残剣の恋人であり、父親の形見である飛雪剣を手にして二人で秦王を殺害しようとした過去があります。

美しく儚げな飛雪を演じたのは、ジャッキー映画に出演した事で人気を博したマギー・チャンです。
年齢を重ねた女性の美しさと、重厚な演技を見せてくれます。

映画「ヒーロー」で如月役」/チャン・ツィー

映画「ヒーロー」で残剣に仕えている侍女を演じたのが、アジア圏で人気の女優チャン・ツィーです。
この映画では残剣を密かに慕っているという設定。
その美しさで全世界から愛される女優にまで成長したチャン・ツィー。

「ヒーロー」でも観客を魅了する、しなやかな動きとアクションを見せてくれました。

映画「ヒーロー」は見るべき映画

いかがでしてでしょうか?
映画「ヒーロー」は、アクションも映像もキャストにも魅力があります。
是非レンタル店などへ行って鑑賞してみて下さい。

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