木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2017/12/12 更新
少年サンデーのヒット漫画MAJORと、サンデーで連載中の2ndは、若干ネタバレになりますが、基本的にはどちらも同じように小学生〜大人へと同じ時間軸で進んでいきます。そんな2つの漫画の魅力を比較しながらまとめていきます。ネタバレを含みますので注意してください。
週刊少年サンデーは、小学館が発行する日本の週刊少年漫画雑誌で1959年に創刊されました。
略称は 「サンデー」で、「サンデー」という名前ではありますが、水曜日の発売であり、名称の由来は「この雑誌を読むとまるで日曜日のように楽しい気分に浸れるように」という想いが込められています。
「サンデー」の掲載傾向として、ラブコメディと恋愛漫画にノウハウと強みを持っており、あだち充のスポーツ漫画なども、必ず恋愛の要素が入っています。
現在の通常連載は、
・あおざくら 防衛大学校物語
・天野めぐみはスキだらけ!
・隕石少女 -メテオガール-
・境界のRINNE
・キング・オブ・アイドル
・古見さんは、コミュ症です。
・シノビノ
・絶対可憐チルドレン
・双亡亭壊すべし
・第九の波濤
・だがしかし
・探偵ゼノと7つの殺人密室(始)
・天使とアクト!!
・天翔のクアドラブル
・十勝ひとりぼっち農園(始)
・初恋ゾンビ
・be blues!〜青になれ〜
・柊様は自分を探している。
・保安官エヴァンスの嘘 〜DEAD OR LOVE〜
・舞妓さんちのまかないさん
・魔王城でおやすみ
・名探偵コナン
・MAJOR 2nd
・妖怪ギガ
となっています。
最近は長期連載のものも終わりをすることも多く、8年続いたマギも先日終了しました。
最長連載は、名探偵コナンで、こちらは1000話を超える史上最長連載となっておりますが、最近では休載も増えており、2017年10月にも1006話から二ヶ月ほど休載を最新ではしていました。
漫画の週刊誌の販売部数が落ちてしまっている理由に、雑誌離れということと並び問題視されていた、サイトのネタバレスレッドなどでの事前にネタバレが公開されてしまうということが多くありましたが、大規模なネタバレサイトなどの検挙があり、ネタバレが減ったことで、販売部数に若干の追い風が吹くのではと言われています。
少年サンデーの歴史的長寿漫画メジャーは、プロ野球選手の本田茂治の息子、本田吾郎を中心とした話で展開されます。
吾郎が幼い時に試合中の頭部へのデッドボールが原因で父親を亡くし、そこから両親同士の再婚などで、茂野吾郎と名字を変えてプロ野球選手へとなっていく物語です。
またネタバレになりますが、小学校時代に肩を壊し、そこからなんと左投げになって中学校からプレーするという今までの少年サンデーの野球漫画では考えつかなかった展開をしているのもこの漫画の特徴です。
ストーリーは、
・幼稚園編
・リトルリーグ編
・三船東中学校編
・海堂学園高校編
・聖秀学院高校編
・マイナーリーグ編
・W杯編
・メジャーリーグ編
・日本プロ野球編
で構成されています。
少年サンデーで大ヒット連載中のメジャーセカンドは、メジャーの続編で茂野吾郎の息子・茂野大吾が主人公の物語です。
物語は、若干ネタバレになりますが、大吾の少年野球チームが舞台のスタートですが、最初は偉大な父親吾郎との比較に苦しみ一度は野球をやめてしまいます。
しかし、周りの支えなどで最終的には野球を始めるという展開で現在も少年サンデーで連載中であり、このままプロ野球選手へとなっていく物語展開になっていくと思われます。
また、作者の満田拓也が続編を始めた経緯について、元々物語の続きを描きたい意向があったこと、そして二刀流・大谷翔平の存在が大きかったと言われています。
こちらもネタバレになりますが、前作でも主人公の吾郎は投げて打ってどれもが一流のスターを目指しており、高校まではそうしていましたが、当時は現実味がないとしてメジャーやプロでの起用は見送られていた経緯があると言われています。
しかし、二刀流に挑戦している大谷のような漫画の先を行く現実の“怪物”を見て触発されたとのことで今後ももしかしたら少年サンデーで二刀流の展開が見られるかもしれません。
主人公の茂野吾郎と茂野大吾は、親子であっても大きく設定が異なっています。
ここからはネタバレも含みますが、茂野吾郎は、とにかくポジティブで何事もできないという思考がなく、また逆境に身を置きたがる性格にあります。
右肩を壊して、左投げになるとは考えつかない発想です。
一方の大吾は、少年野球でも父親の吾郎と比較され、なかなかうまくできずに卑屈になる性格で、その性格もあって一度は野球から離れてしまいます。
ただ、中学編になると、現在のサンデーで連載中のところからだけで想像すると、あまり本音を出さずどっしりとしている感じがします。
ですのでまとめると、とにかく感情を前面に出して突き進む吾郎と、冷静沈着に一つ一つ処理しながら進む大吾といった両極端な性格と言えるかもしれません。
吾郎と大吾の潜在能力的な部分でいくと、茂治の才能を受け継いでされにパワーアップした印象の吾郎は、フィジカルの部分で無限の可能性を秘めており、こちらもネタバレになりますが、160kのジャイロボールを投げ込めるのは才能である部分が多いと一般的には考えられます。
もちろん、とにかく努力を繰り返すことと性格があってこそではありますが、元々の才能は天賦の才と言われています。
一方の大吾は、設定でもあるように凡人で、小学校編ではそこまで周りとの差はありませんでしたが、現在サンデーで連載中の中学校編では明らかに差が出てきているように思います。
今後どうなっていくかは分かりませんが、大吾の体格なども考えるとここから急激に開花するというのはイメージがつきにくく、一般的なサンデーの野球漫画のように主人公の桁外れた才能やフィジカルではない部分でこれからプロ野球選手になっていくのではと思われます。
吾郎と大吾の置かれた環境も続編でありながら、全く違う漫画となっています。
ネタバレになりますが、幼くして母親をなくしたり、父親をなくしたり、肩を壊したりと、困難ばかりに直面する吾郎に対して、大吾はサンデーの連載を見ていて正直ここまでそこまでの困難はないように感じます。
その比較が面白いのかもしれないですが、今までの野球漫画なども困難の度合いが大きいほど共感などを生む傾向にあり、ここからもネタバレになりますが、あだち充のタッチやクロスゲームなど、身近な人の死の直面などはサンデーの野球漫画でも見受けられる展開です。
そう考えると、不自由はあまりなく、凡人の大吾が今後どうやって物語を盛り上げていくのかは楽しみです。
こうやって見ていくと、続編であるからこそ、今までのサンデーの野球漫画のセオリーから外れた主人公設定や物語展開で進めていけると考えられており、ネタバレになりますが、現在連載中のサンデーの大吾の中学編では、正直野球の能力は打つ能力、投げる能力も普通という感じが強くなっています。
そのため、その大吾がこれからどうやってプロ野球選手を目指していくのか大変楽しみな作品です。
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