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映画賞で有名なアカデミー賞には日本版もあることご存知ですか?

世界的に有名な映画賞といえばまず「アカデミー賞」が挙げられます。アカデミー賞に輝くと誰しもが嬉しく感動していますよね。そんなアカデミー賞は実は日本版もあることをご知ですか?こちらでは2017年にアカデミー賞を受賞した映画や人物を簡単にまとめました。

世界で有名なアカデミー賞って何?

誰もが耳にしたことがある「アカデミー賞」は、アメリカ映画の発展を目的として出来た賞なんです。

授賞式前年に公開された映画を元に評価され、それぞれ各賞が用意されています。
最優秀者にはオスカー像が送られることになっています。

2017年の授賞式は第89回のアカデミー賞授賞式で、回数を見るとかなり昔から映画賞が出来た事もわかりますね。

2017年度アカデミー賞 受賞作品は何?

2017年2月に行われた第89回アカデミー賞授賞式ではどの作品が授賞したのでしょうか?
メインの賞だけ簡単にご紹介します。

アカデミー作品賞最優秀作品賞授賞「ムーンライト」

アカデミー作品賞最優秀監督賞 デイミアン・チャベル(ラ・ラ・ランド)

アカデミー作品最優秀主演男優賞 ケイシー・アフレック(マンチェスター・バイ・ザ・シー)

アカデミー作品最優秀主演女優賞 エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)

アカデミー賞作品賞受賞 映画「ムーンライト」の予告

2016年公開の映画。
2017年度アカデミー賞の作品賞に堂々輝きました。

製作陣にブラッド・ピットが参加している事もあり、製作途中から話題性のある映画として有名でした。

監督はテレビドラマなどの現場で活躍してきた経験があり、映画を成長過程において3部構成にしている作りが魅力的。

マイアミに暮らす少年シャロンは、麻薬中毒の母親に相手にされず孤独の中、貧困に喘ぎ生きています。
そんな彼の面倒を見てくれ、心の支えでもある人々との交流を通して成長していく姿を描いている映画。

日本にもアカデミー賞があるんです!

実は毎年春頃行われている日本アカデミー賞は、米国で開催されている本物のアカデミー賞協会から了承を得て開催されている映画賞になります。

米国のアカデミー賞と同様、映画人が選ぶ映画賞であることが特徴。
第一回は1978年で、それ以降続き2018年で30年目を迎えようとしています。

当初のシステムは若干違う部分もありましたが、4回目からは協会の人間が投票形式で選ぶ形が定番化しました。

多くの日本映画ファンには待ち遠しい賞となっており、その年の司会者にも注目が集まっています。

最優秀作品賞・監督賞は映画「シン・ゴジラ」

日本でゴジラ映画としては初のフルCG製作が話題の作品。
現代の日本にゴジラが現れたという設定ですが、以前のものと比べ撮影技術が格段に上がったためかなりのクオリティの高さの映画と定評があります。

また映画出演者が豪華な事で知られ、映画としても高品質な作品となっています。
ゴジラファンにはもちろんのこと、新しい特撮ファンや、子供たちをも取り込む魅力ある映画がまさに「シン・ゴジラ」です。

最優秀アニメーション作品賞 「この世界の片隅に」

18歳の少女すずさんは、自宅から20キロ離れた場所の広島県・呉までお嫁に行くことになりました。
相手は顔も知らない男性でしたが、彼女はそこで嫁として明るく努めます。

呉で始まる新生活。
しかし戦争の状況は悪化し食べるものにも困るようになっていきますが、すずさんは明るい態度を変えません。

戦争中であっても、一般市民は続けていかなければいけない日常。
いつも明るく暮らすすずさんが魅力的です。

この作品は戦争を伝えている作品では無く、そんな状況でも日常を大事にしている家族や人々を描いた作品。
すずさんの声を担当しているのんは、見事マッチしてすずさんを作り上げています。

映画賞に欠かせない「最優秀主演男優賞」佐藤浩市

2017年の日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞したのが、俳優・佐藤浩市です。
映画「64-ロクヨン-前編」で、「ロクヨン」事件を解決に導くために警務部広報官である三上を熱演しました。

難しい立場で上層部とマスコミとの間で板挟みになりながら、懸命に事件を追う役柄はまさに佐藤浩市のイメージそのもの。
見ごたえある作品と注目を集めています。

最優秀主演女優賞 宮沢りえ

2017年日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞したのは、女優・宮沢りえです。
作品は「湯を沸かすほどの深い愛」。
突然余命2ヶ月を宣告されてしまう女性を演じ、感動を呼びました。
死を目前に控えながら、蒸発した夫のこと、いじめにあっている子供の問題に対して前向きに取り組む母親はまさに家族愛に溢れたスーパーマンです。

2018年度のアカデミー賞も期待

いかがでしたでしょうか?
2018年度のアカデミー賞授賞式の日取りもそろそろ決まってきていますね。
是非来年度の日米の授賞式にも期待しましょう。

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