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ドラマ「24」あらすじ、キャスト、映画化の噂について調べてみた

いまさらですが、人気海外ドラマ「24」のことを調べてみました。2001年の放送以来、長きにわたり人気を誇った「24」ですが、キャストや2度の映画化の噂、また、映画化されなかったのはなぜか。いまさら聞けない「24」について調べてみました。

「24」はどんなドラマ?なぜ人気?

見たことはなくても聞いたことがある海外ドラマ「24」。なにがそんなに人々をひきつけたのでしょう。
まず、複数の出来事がリアルタイムで進行する、という独特の手法が特徴で、全シーズン1話が1時間、24話「24時間」で完結します。登場人物も多く、テンポがよく、かつ複雑に絡み合うストーリーや、ドキュメンタリー映画のようなカメラワークなどと相まって、いままでみたことがないドラマ、と話題になりました。
また、「24」のレンタルビデオのCMでよく使われていた画面を分割して同時進行するそれぞれの出来事を描写する「スプリット画面」もこのドラマのおもしろさでしょう。
ドラマはみていなくても、あの画面はかなり印象に残りますよね。

日本ではレンタルビデオで人気が爆発し、レンタルがシリーズ累計3億回という驚異的な数字をたたき出しました。レンタルビデオ店に行列ができる、という珍しい現象までおこした「24」。
その動画をご紹介しながら、次には主演の人物像に迫ってみましょう。

「24 -TWENTY FOUR- 」シーズン1 ダイジェスト

「24」の主演は?映画「スタンドバイミー」にも出演していた!

どきどきキャンプの岸学さんがする「こんなことになって本当にすまないとおもう」という物まねの印象が強い「24」の主人公「ジャック・バウアー」ですが、主演俳優の名前はなかなか出てこない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主演俳優は「キーファー・サザーランド」
名前に聞き覚えはありますか?
数々の映画やドラマに出演し、世界で活躍するカナダの俳優です。
じつは1998年に公開され大ヒットを遂げた映画「スタンド・バイ・ミー」で不良グループのリーダー「エース・メリル」を演じたのがキーファ―・サザーランドでした。

これが「スタンド・バイ・ミー」のキーファー・サザーランドです。
目元に面影はありますが、今よりだいぶスマートに見えますね。

この映画は大ヒットし、一躍有名になったキーファー・サザーランドでしたが、その後はしばらく役に恵まれず、この「24」でようやく復活を遂げたのです。
2006年にはエミー賞のドラマ部門主演男優賞を受賞。
「24」に出演しながら、映画にも1年に必ず1本は出演するなど、意欲的に俳優を続ける傍ら、最近では制作や監督業にも携わっています。

プライベートでは2回の結婚と離婚をし、そのほかにもジュリア・ロバーツと婚約するも挙式3日前に破局。
また、牛の投資詐欺にあったり、自身も飲酒運転や傷害罪で捕まるなど、なかなか壮絶な経歴をもっているキーファー・サザーランド。正義感と忠誠心のつよいジャック・バウアーのイメージとはちょっと違うかも?!

「24」はドラマだけの作品?映画化は?

これだけ人気を博した作品であれば、映画化されてもよさそうなものですが、「24」の映画は残念ながらありません。
実はシーズン6の後に映画化の話も示唆されながら、その後延期されました。
また、2010年にはシーズン8でいったん終了、映画で続編が作られる予定でしたが、再び延期になり、映画の製作は未定に。2013年、映画を断念する代わりに新しいシリーズを制作することが発表になり、ファンを一安心させました。
もしかしたら、映画化よりテレビシリーズの新作を望んでいたのはファンだったのかもしれませんね。

オールニューキャストの「24」新シリーズは「レガシー」

「24:レガシー」予告編

2014年のリブ・アナザー・デイで「24」シリーズは終了しました。
が、2016年、キャストを刷新した新シリーズ「レガシー」の制作が発表され、2017年2月から12エピソードで放送が開始されました。主人公も「ジャック・バウアー」ではなく、「エリック・カーター」に変わり、キーファー・サザーランドは制作総指揮を務めました。
しかし、残念ながら、レガシーは1シーズンのみの放送で、実質打ち切りとなってしまいました。
やはり、ジャック・バウアーがいてこその「24」だったということでしょう。

映画化はされなかったが、絶大な人気だった「24」

結局いろいろな事情から映画化はされなかった「24」。
その理由について制作総指揮のブライアン・クレイザーは「この作品はテレビのほうが向いており、また、映画化にあたり舞台になる場所もアメリカではなくヨーロッパにしたかったが、そこには経済的な問題もあった。」と語っています。

映画化はなくても、ファンを十分楽しませた「24」
まだ見たことのない方は一度レンタルビデオを手にしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、眠れない夜が続いてしまうかも?!

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