これは憎たらしい!!昭和の時代劇悪役俳優を一覧にしてみた!

    時代劇に欠かせない悪役俳優を一覧にしました。悪役俳優と一言で言っても、様々なタイプの悪役俳優が存在します。憎めないタイプ、怖くて夢に出そうなタイプ、クールで二枚目なワル、一覧で気になった時代劇悪役俳優が居たらぜひDVDや再放送でチェックしましょう!

    時代劇に欠かせない悪役は?

    根強い人気を誇る時代劇。時代劇に欠かせないのは、主役の敵役となる憎たらしい悪役の存在です。ここでは昭和の時代劇悪役俳優をご紹介します。

    【時代劇悪役俳優一覧】上野山功一

    上野山功一さんは1933年生まれ。日本大学藝術学部映画学科を中退後に日活と専属契約を結び、1958年に映画「昼下がりの暴力」でデビュー。トレードマークのモミアゲで日活アクション映画や時代劇で活躍!

    1976年の特撮ドラマ「超神ビビューン」では、トレードマークのモミアゲを白髪のかつらで覆い隠し、いつもの上野山功一さんとは全く別人のようなダイマ博士を演じ話題を呼びました。

    現在も特撮系のイベントに登壇、モミアゲとともに元気な姿を見せてくれています。

    【時代劇悪役俳優一覧】多々良純

    多々良純さんは1917年生まれです。新築地劇団研究生、苦楽座、劇団民藝など舞台俳優として活動後、数多くの映画・テレビドラマに出演されました。頑固だけど根は優しい役柄が多いのですが、時代劇では悪役を演じる一面もありました。

    「特捜最前線」では、第146話「殉職I・津上刑事よ永遠に!」と第147話「殉職II・帰らざる笑顔!」にボツリヌス菌爆弾の犯人・細田正則を演じましたが、根っからの悪人ではなく、本来は心優しい人間でありながら自身の息子を無差別殺人で亡くした復讐で立ち上がるという、多々良さんらしさを出した犯人役でした。

    また「ストレスに勝つ 多々良純の催眠体操」などの著書があります。

    【時代劇悪役俳優一覧】戸浦六宏

    戸浦六宏さんは1930年生まれです。大島渚さんと同窓生だったこともあり、大島渚監督作品に出演することも多かった戸浦六宏さん。1961年のTBSドラマ『新選組始末記』の土方歳三役で一躍有名になりました。その後は映画・ドラマ・時代劇で知的な悪役が多かったですね。

    【時代劇悪役俳優一覧】小松方正

    小松方正さんは1926年生まれです。大蔵省官僚から役者になったという華麗なる転身をされた小松方正さんは、俳優だけでなくバラエティ番組「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」にレギュラー出演したり、ジャッキー・チェンの映画シリーズの師匠役で吹き替えを担当するなど、活動も多彩でした。

    映画では主に大島渚監督作品が多かったですね。小松さんもまた知的な悪役が多かったです。

    【時代劇悪役俳優一覧】神田隆

    神田隆さんは1918年生まれです。映画『暖き風』で映画デビュー後、東映に移籍。主にベテラン刑事や政治家の役が多く、中でも佐藤栄作さんに似ていたことから、映画「金環蝕」や「不毛地帯」では佐藤栄作さんがモデルになっている役柄を演じています。

    【時代劇悪役俳優一覧】佐藤慶

    佐藤慶さんは1928年生まれです。1952年に俳優座養成所に第4期生として入団、同期には宇津井健さん、佐藤允さん、仲代達矢さん、中谷一郎さんが居ます。佐藤慶さんも大島渚監督作品が多いですが、印象的だったのは1967年のドラマ版「白い巨塔」での財前五郎役。

    田宮二郎さん版とはまた違った寡黙で屈折した雰囲気を出していました。晩年は映画「カイジ 人生逆転ゲーム」、朝ドラでおじいちゃん役も演じてました。

    【時代劇悪役俳優一覧】江幡高志

    江幡高志さんは1928年生まれで愛称は「エバタン」。かわいらしい愛称ですね!俳優座3期生で同期には愛川欽也さん、楠侑子さん、穂積隆信さん、塚本信夫さん、渥美國泰さんが居ます。

    愛嬌たっぷりの顔立ちで、小狡い悪役やおちゃめな管理人役など、ジャンルを問わず数多くの映画やドラマに出演されています。

    【時代劇悪役俳優一覧】遠藤太津朗

    遠藤太津朗さんは1928年生まれです。印象的だったのは「銭形平次」の岡っ引き・三輪の万七役ですね。悪役から親しみのあるコミカルな役まで幅広く演じた遠藤さんですが、ちょっと若い人には1984年のドラマ「家族ゲームII」で長渕剛さんが家庭教師としてやってきた家のお父さん役が良かったですね。

    劇中「タヌキオヤジ」と呼ばれてました。

    【時代劇悪役俳優一覧】浜田寅彦

    浜田寅彦さんは1919年生まれです。兵役後の1946年に俳優座に入り、翌年映画「女優須磨子の恋」でデビュー。時代劇では悪い商人役が多かったですね!晩年は劇団俳優座代表、俳優座劇場取締役を務めたそうです。

    【時代劇悪役俳優一覧】山本麟一

    山本麟一さんは1927年生まれです。明治大学時代にラグビー部に所属し、卒業後の1953年に第1期東映ニューフェイスとして東映へ入社。男らしいスタイルと端正な顔立ちで翌年『学生五人男』に主演デビューされました。

    その後は主に刑事ものやアクション系の映画やドラマで悪役を演じることが多く、時には外国人(ハーフ?)役も演じるなど幅広い役を演じていました。

    【時代劇悪役俳優一覧】菅貫太郎

    菅貫太郎さんは1934年生まれです。「スガカン」の愛称で親しまれた菅さんは、1957年に俳優座養成所に第9期生として入所。

    悪役、特に時代劇の悪役として印象に強い方が多いかと思いますが、1974年のATG映画「田園に死す」では主演を演じました。

    ストーリーテラーの要素も多い「私」という役で自らの過去を振り返り自身も過去の世界に入り込み、少年時代の自分と対面するなど、寺山修司ワールドが色濃い作品において「悪役の菅貫太郎」の雰囲気は一切見せず、誠実な、そこか素の菅貫太郎さんなのか?と思わせるような演技でした。

    そんな菅貫太郎さんは普段は高下駄履いてべらんめえ口調の気さくな方だったそうです。

    【時代劇悪役俳優一覧】大滝秀治

    大滝秀治さんは1925年生まれです。劇団民藝出身で、市川崑監督作品をはじめ、味わいのある演技で幅広く映画やドラマに出演されました。

    晩年の大滝さんしか知らない方には「やさしいおじいちゃん」の印象が強いかもしれませんが、必殺シリーズをはじめ時代劇などで悪役も数多く演じています。また大滝さんといえば「特捜最前線」のおやっさん役が夢位ですね。

    【時代劇悪役俳優一覧】伊藤雄之助

    伊藤雄之助さんは1919年生まれです。兄は二代目澤村宗之助さん、弟は伊藤寿章さん、妻は新東宝の女優だった桐丘峯子さん、息子は俳優の伊藤高さん、娘は歌手の伊藤照子さんという芸能一家です。さらに、付き人に大地康雄さんがいます。独特のねちっこい悪役ぶりで存在感のある俳優さんでしたね。

    【時代劇悪役俳優一覧】内田朝雄

    内田朝雄さんは1920年生まれです。息子さんは俳優の内田岳志さんで、「101回目のプロポーズ」などにも出演されています。内田さんといえば大物フィクサー役や土地成金の役などが多かったですね。時代劇でも黒幕役などで数多く出演されました。

    【時代劇悪役俳優一覧】今井健二

    今井健二さんは1932年生まれです。1955年に第2期東映ニューフェイスとして東映に入社。同期には高倉健さん、丘さとみさんがいらっしゃいます。ニヒルな二枚目の今井さんで当初は好青年役も多かったそうですが、次第に悪役が多くなり、ギャング映画や時代劇等幅広く出演されました。

    【時代劇悪役俳優一覧】成田三樹夫

    成田三樹夫さんは、1935年生まれです。山形県出身で、東京大学、山形大学中退を経て、俳優座養成所に入りました。

    大映からデビュー

    成田三樹夫さんは、1963年に大映の大部屋俳優としてデビューしましたが、次第に悪役としての地位を確立していきました。市川雷蔵や勝新太郎主演映画の敵役として活躍し、さらに役の幅を広げました。

    ヤクザ映画の常連に

    1970年代に入ると、日本の映画界では実録ヤクザ映画が人気となっていきます。成田三樹夫さんは、『仁義なき戦い』シリーズなど実録ヤクザ映画の常連となり、活躍しました。その後も時代劇や現代劇、テレビドラマに出演し、存在感を示しました。

    【時代劇悪役俳優一覧】小沢栄太郎

    小沢栄太郎さんは1909年生まれ、東京出身の俳優です。1942年に松竹に入社し、1944年に東野英治郎・東山千栄子らとともに、日本を代表する新劇団となる俳優座を旗揚げしました。同年応召されましたが、1945年11月復員しました。

    山崎豊子原作映画で活躍

    小沢栄太郎さんは、山崎豊子原作の一連の社会派映画の憎たらしい敵役で話題となりました。『白い巨塔』では医学部長・鵜飼雅行役、『華麗なる一族』では永田大蔵大臣役、『不毛地帯』では貝塚官房長役を演じました。

    吉良上野介がハマリ役

    1970年代から80年代にかけてテレビドラマ『元禄太平記』、『赤穂浪士』、『忠臣蔵異聞 生きていた吉良上野介』において、敵役である吉良上野介を演じ、その憎たらしい演技で話題となりました。

    【時代劇悪役俳優一覧】西村晃

    西村晃さんは1923年生まれ、北海道札幌市出身の俳優です。1940年に日本大学専門部芸術科に入学し、1943年に学徒出陣で海軍飛行予備学生となりました。特攻隊員となりましたが、出撃機不良で基地に引き返したという壮絶な経験を有しています。

    怪奇映画に出演

    西村晃さんは1960年の黒澤明監督の映画『悪い奴ほどよく眠る』で、不正入札に関与する日本未利用土地開発公団の白井契約課長役を演じています。

    また1968年の映画『吸血髑髏船』でグロテスクなメイクをして怪物を演じるなど、怪奇映画にも多く出演しました。1970年代にはヤクザ映画や時代劇、社会派作品などに出演しています。

    悪役から黄門様へ

    西村晃さんは、1970年代より人気の時代劇『水戸黄門』(TBS系)に出演しており、偽黄門役などの役を演じていましたが、1983年の第14部からは水戸黄門を演じるようになりました。悪役に限らず、幅広い役柄を演じ切ることができるのが、西村晃さんの魅力です。

    一覧で見てもまだまだ紹介し足りない!

    時代劇の悪役俳優たちを一覧で紹介してみましたが、まだまだ語り尽くせないほど、奥深き世界です。また機会があったら第二弾として、また一覧にまとめます!

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